昨日はシリコンゴムの成型品スマホホルダーへのシルクスクリーン印刷で成功し、人気のある商品になっているものにパッド印刷でチャレンジしている会社の担当者が来た。「なんでもくん」を導入しシルク印刷では無理な精細な印刷にチャレンジしていましたが、どうしても綺麗な印刷にならないと言ってやって来たのでした。
 来られる時に作った版も、インキも持って来て欲しいと言っていましたが、版の作り方が上手く行ってないのが見て直ぐ分かりました。ポジフィルムを持って来てないので、会社に電話してデータをメールで送ってもらい、プリンターで左右反転したポジフィルムを出力して見せました。彼らはシルクスクリーン印刷で使っているポジでパッド印刷の版を作っていたいて基本的な間違いをしていたのです。
 シルクは表ポジ、パッド印刷は裏ポジと専門的な言葉では言いますが、製版する時に樹脂版に印刷面を直に乗せてバキュームクランプで密着させるのですが、彼らはフィルムの印刷面が上になっているのを乗せていたので、フィルムの厚さ分紫外線が入ってしまうので画線が綺麗になりません。
 それを説明しながら製版をレクチャーしました。彼の持ってきた版は製版位置も良くなく、画線の甘い版なので綺麗な印刷が出来るはずが無いのを理解してもらいました。インキの溶剤との撹拌も普通インキとは違いかなり撹拌に時間が掛かる事も知って貰いました。
 作ったインキで印刷したものを見て細かい文字も綺麗に印刷出来るのを知ってオーブンで焼き付けたのを持って帰りました。シルクスクリーン印刷で上手く出来ていたのでポジフィルムをよく理解していなかった。パッド印刷の基本を知らなかっただけの事でした。昨日はこの他パッド印刷したものが何種類かありました。
 昨日は一日だけで何種類もの印刷をしましたが、昨日だけでも5種類色々なものが持ち込まれましたが、帰り際に古くから知っているアクセサリー製作会社の社長が、中国製の女性の金属製のヘヤークリップと布の紐を持って見えて、クリップの細い部分に小さな文字印刷を、布の丸紐の裏表に連続して印刷をしてみて貰いたいと言うので、両方とも在り版でテスト印刷してして見せました。金属への細かい文字が簡単に落ちてしまうかを懸念してましたが、二液反応タイプのインキなので時間を掛けて次の日に剥離テストして見て欲しいと言って帰って頂いたが、昨日は帰る時間が大分遅くなってしまった。