一昨日、木のボールに印刷をする試作印刷に見えた方について昨日のブログに書かせて頂いたが、昨日その方からお礼のメールが入ったが、一昨日私が脳神経外科医の林成之著の「脳に悪い7つの習慣」と言う本を読むことを勧めたら、早速アマゾンで購入したと書いてあった。
 私は3月1日に足立区の産業センターで「あだち新製品開発講座」のプレセミナーに参加する事を勧めた。その時私がこの講座の副講師を続けて10年になる話をし、私は初回の頃から林先生の「脳に悪い7つの習慣」を教材にしていた時期が有った事を話した。
 新しい発想をするには脳に悪い習慣をがあると難しい、この本は人気が有るので今では改訂版になってマンガと図解で編集され読み易く,解りやすくなっているので講座でも紹介している。今の本のタイトルに「素質は有るのに、なぜ仕事や人生がうまくいかないのか?」脳に悪い習慣をやめるだけで脳のパフォーマンスが驚くほどよくなる、と書いてある。
 私もこの本を読んだ時共鳴するものがあった。私も何事にもマイナスイメージを持たずプラス思考で受け止める習慣があったので、この本をよく理解できた。だから人にも勧めることになった。
 以前は会社の壁に脳に悪い習慣 1、「興味がない」と物事を避ける。2、「嫌だ」「疲れた」とグチを言わない。3、言われたことをコツコツとやる。4、常に効率を考えている。5、やりたくないのに我慢をして勉強する。6、スポーツや絵などの興味がない。7、めったに人をほめない。と紙に書いて張っておいた。
 来る人はそれを目にとめて「これなんですか?」と聞かれることもあった。そんな時私は脳に悪い習慣をやめる事を忘れないないように書いてあるだけです、と答えていた。時には「効率を考えるのは悪いんですか?」とか「コツコツとやるのは良いんではないですか?」と聞かれることもあった。そんな時私が答えるのは効率だけを考える事やコツコツやるだけでは脳のパフォーマンスが上がらなくなること事の方が多い。多少遠回りして考える所に新しい気づきがあったりする。この本を読めばよく理解できますよと応える事にしていた。何事にも主体性が必要だと思うからです。
 私の仕事には他所でやる所が無いと言ってくるものが多い、私にとっては他所で断られたと言うのは宝物みたいなもので、チャレンジする勇気が湧いてくる。いろいろ工夫をし、出来上がった時お客さんが喜んでくれる、その喜びが私へのご褒美だと思っている。
 今日も「あだち新製品開発講座」の卒業生が自分の創った製品を組み立てる冶具を作りに来る、どんな発想が出来ようになっているか楽しみにしている。組み上げる前に印刷をするか、その後に印刷するか来てからのお楽しみ。