パッド印刷を長年やっていますが、これまで体験したことが無いような印刷依頼もある。我が社はパッド印刷だけでなくシルクスクリーン印刷も活用する事もある。
 パッド印刷でなければ出来ないようなものでも面積が大きければパッド印刷の印刷面積には限界があるのでシルク印刷を工夫する。パッド印刷であれば表面に厳しい凹凸面でも印刷出来ることがおおいが、今回は電話でや、メールで送って来た情報では単なるトートバッグのようだったが、着いた製品は異常に目の粗い帆布で画像だけでは分らなかった。印刷部位も裏地が有り一見して印刷は無理だと思うようなものだったが、シルクスクリーンで3度くらい重ね刷りをすれば何とかなるかもしれないとシルクスクリーン印刷でチャレンジしてみた。
 印刷して見たらどうやら上手く行ったと思っていたら、乾燥する間に綺麗にインキが載っていたのに吸い込むところと吸い込まない部分があり印刷にむらが出てきてしまって印刷の体をなしてない。これには驚いてしまったが、いかんともしょうがない。そのまま納品できるようなものではなかった。
 再度その上に印刷を重ねようとしても印刷冶具にセットしても布地だから一が確定してない。仕方がないので一つづつ版の位置を印刷してものに版の位置に合わせる方法しかなかった。一個印刷するたびに版の上のインキを綺麗に拭き取り、印刷にセットすると言う面倒な仕事になってしまった。
 時間も掛かり面倒だったが、3度刷りの上に更に3度重ねるので出来上がった印刷は素晴らしいものになってしまった。通常の印刷では表現できないような物になっている。依頼者は喜ぶだろうと思う。
 昨日は1メートルのLANケーブルに8か所印刷したものを発送した。これも初めての体験だったが着いたものを見た時に感動するだろうと思う、大変に苦労したが人が喜んでくれるのが嬉しい。
 昨日は新潟に出張した時の研修に使った道具箱を「そらまちソラシード」が送り返してくれた。送った時より荷物が大きいので何かと思ったら新潟の銘酒が3種類も入っていた。嬉しかったのは手紙が入っていて、美しい文字で面々と私の研修に対する礼の言葉には感動してしまった。自分らの将来に役立つものとして「なんでもくん」を高評価してくれていて、私のアドバイスも感動してくれていたが感動したのはこちらの方だった。素晴らしい人達のとの繋がりで先行きが楽しみな事になる。こんな時、長年パッド印刷をやっていて良かったと思う。