昨日は石川県からお見えになった方が居た。住所は加賀の漆器団地の方で今人気になっているものに個人の名前をプリントするために「なんでもくん」が使えるかを確認に来たのだった。今その会社が当たっているものが何かはマネする人が出てはいけないので言及は避けるが、それがそんなに売れていると言うのは想像もできなかった。国内だけでなくフランスでも人気上昇していると聞いて驚いてしまった。「なんでもくん」の印刷システムが簡単に版が作れて直ぐに印刷が出来てしまうのを確認して直ぐにでも導入したいと言っていたが、来週はフランスに行くので帰って来てから連絡すると言って帰られた。
 日本人だったら誰でもが知っている生活習慣だが、それがフランス人にも人気があると言うのは面白い。日本人の食習慣がフランスに広がって行く、日本文化がヨーロッパの人に愛されると言うのは日本人としては嬉しい限りだが、それに気が付く人が凄いと思う。えっ?そんなものが売れるの?と思いたくなるが、それが現実に売れてると言うのだから面白い。
 石川県からわざわざお見えになったモチベーションにも頭が下がる思いだが、我が社の「なんでもくん」に目を付けた慧眼には感謝したい。名入れサービスは消費者からの要求らしいがすぐに行動に移すのが素晴らしい。
 週明けの3日間は「なんでもくん」研修に来られる人が続く、9月中頃までは仕事も手一杯になっているので今日中に仕上げておかなければならないものがある。
 昨日は帰りがけに現在入っている仕事で試作した時とは違う状態で入ってきて冶具を作り替えなければならなくなっている。化粧品を入れるチューブ状のものだが、蓋がついている時は印刷も簡単だったが、蓋がついてないと印刷時にパッドでつぶれてしまい印刷が変形してしまう。1個づつ蓋をしながら印刷するのでは数が2,000もあるので手間が掛かり過ぎる、そこで蓋をしないでもつぶれない冶具を工夫して作り替えたが上手くいった。その冶具にチューブを差し込むとエアーが漏れないでつぶれない、ちょっとしたアイデアで仕事が楽になる、娘も喜んでいた。