昨日横浜から来られた方は3年ほど前に恐らくギフトショーでだろうと思われるが、私が石に「ツキを呼ぶ 福石」と印刷するパッド印刷のパフォーマンスをしていた時の石を今でも持っていて、パッド印刷が何にでも印刷出来ると言うのを覚えていたらしい。
 自分で開発したものが木製の漆塗りの盃に台を付属させ、一見するとワイングラスを連想させるようなものだった。その盃部分に歌舞伎役者の顔のくま取りが描かれていていたが。それは手書きのものだと言う。それをパッド印刷で出来るのではないかと言う相談に見えたのだった。
 横浜を出る時に我が社に来るには如何行ったら良いかと言うので、横浜からJRで日暮里まで来て、日暮里舎人ライナーで江北駅まで来られたら、電話で道案内すると言っておいたが、着いたのが西日暮里で地下鉄は無いのかと言うので、何か見当違いな事を言うなと思ったが、とにかく西日暮里からでも舎人ライナーに乗れるから江北駅まで来てから電話して欲しいと言った。
 江北駅に着いたと言うので電話で道案内をしたが、もう着いても良いと思うのに中々見えない。道に迷っているのだと思い、駅近くまで歩いて行けば出会うかと思ったが出会えない、再度携帯で話したら郵便局に居ると言う、道が分からなくなったから郵便局で道を聞いたと言うが分からないので郵便局の所までまた戻って来たらしい。私が郵便局近くに行ったらやっと出会えた。そして会社まで一緒に歩いたが、今夏で一番汗をかいた。若い人だったら携帯ナビで皆来るのだが、この方は携帯ナビなど使えない高齢者でもあった。
 冷たいタオルなどで汗が収まったところで、早速版を作って印刷して見ようと思ったが大きな清刷りしかないので、それを基に版を作った。一応満足して頂ける印刷は出来た。4年前から追い続けていた夢がやっと実現出来たとの事だった。定年退職してから自分で開発したものを世に出す夢を描いていたのだろう、書ける人を探して埼玉県岩槻や、ねぶたの青森まで出かけて書ける人を探したことも有ったらしい。満足に書く人は居なかったが、パッド印刷なら出来ると気が付いた。
 娘が帰って来たので娘が駅まで送って差し上げたが車内でも見せて満足げだったらしい。