昨日は未来クラブの足立ブランドでもある(有)プリントアートの島崎さんがお客さん二人を連れて見えてくれた。「なんでもくん」を購入して頂いた方達なのでデザインされた絵柄のデータをプリンターで出力する詳細設定からポジ製作の手順を知ってもらった。
 そのポジを版の上に乗せバキュームクランプで版とポジを密着させ、ライトボックスで露光し、その後ポジを外してから再度網フィルム乗せて露光する。それを水で現像すると網目の入った版が出来るところまで見てもらった。何故網をかけるのかも説明したが十分理解して頂いた。
 このお二方はダンスシューズを販売する仕事を予定している方達で、そのシューズに島崎さんがデザインした絵柄を靴の色んな部分に印刷する目的で「なんでもくん」を購入したのだった。
 島崎さんが受け治具を造って来ていてそれに靴をセットしてパッドで印刷して見せた。黒いシューズに黒インキで印刷して見たら、印刷が有るのと無いのとでは大きな違いが発生した。お洒落な靴に変貌したではないか、グッドデザイン イズ グッドビジネスの言葉通りのものに変身した。デザインとは、戦略をもった創造性だ、と素直に感じた。インキをシルバー色に変えたらこれまた違うイメージになる。お二方とも大喜びをして呉れていた。
 明日の帰りがけにプリントアートさんに「なんでもくん」1式に金と銀のインキを加えて私が持って行くことにした。
 最近は印刷が持つ高付加価値性に気付く人が増えているような気がする。またパッド印刷と言う印刷技法を知り、形の有るものに印刷する機械を探すと従来的な高額なパッド印刷システムを紹介する所が多い。高額な機械に限ってまた少量印刷には不向きでもある、また全く印刷については素人の人だけでなく経験者も「なんでもくん」で何にでも印刷出来てしまう事には感動してくれる。これまでは商品を仕入れてそれを転売するだけだった会社がその商品に印刷すると言う付加価値を付けて販売する事に踏み切るところもある。印刷が他社と差別化することが出来る。
 毎月当社の目玉商品でもある小さな版を2,000版も消化するところもある。最初は100版から始まったのに大成長している会社がある。
 多くの会社がパッド印刷で成長する様を見ているだけでも楽しい、その楽しさが私を健康にしてくれている。ものづくりを続けていて良かったと毎日感謝している。