昨日は「町工場見本市」に出展していた時に預かった金属製のボールペンにテスト印刷したもの引き取りに来られた人が居た。人気プロ野球の球団ロゴとボールの縫い目をボーペンの上から下までプリントするユニークな注文だった。このボールペンにはレーザーで印字されている面が有り、そのマーキングの真裏に印刷して欲しいと言うものだった。
 目測で真裏にと言われても多少の狂いが生じても仕方がないと言う事も出来るが、私は印刷治具に小さな鏡を細工し、確かに真裏だと確認出来る受け治具を造った。
 金属ボールペンだから密着強度のあるインキを選ばなければならない、ボールペンを使う時必ずボールの縫い目の印刷に手がかかる、耐摩耗性のあるインキで印刷しなければならない。それに対応したインキが我が社には有る、人の手の油はもちろんどんな溶剤にも耐えるインキが有る。あるインキとあるインキを調合するとそう言うインキに化ける、その調合は家内の得意技と言って良いだろう。
 引き取りに来た人はこれで直ぐ量産して貰っても良いと思うがクライアントに見せてOKが出るまで待って欲しいと言って持ち帰った。
 もう一つ展示会で預かったプラスチックのケースが有ったが、それは部品だと言うことが分かった。工場から送って来たサンプルは既に製品になっている。スマホやタブレットに充電する充電機器でコードが付いているので厄介な代物だった。邪魔なコードを逃がす受け治具を造らねばならなかった。会場で聞いたのだが印刷のラインが歪んでしまうと言う話だったが、製品を見て分かったがソケットを開ける所の引手が出っ張っているので、その会社で印刷したら歪んでしまったのだろう。パッド印刷であれば多少の突起が有っても歪むことなく印刷出来る、昨日は送って来た2個に印刷して送ったが、見積もりは開梱して印刷した後また梱包しなければならない、印刷よりその方が手間がかかる、開梱梱包料を加えて見積もりは出しておいた。
 今日はブリティッシュコロンビア大学の学生10人と通訳が来ることになっていたが、一人教授も来たいと言うので12人になってしまった。呼び名の版は作ってあるのでそれで石に印刷して貰うのと石を入れる巾着袋に印刷して貰おうと思っている、またスマホなどを持っていたならばスマホケースにも自分の名を印刷して貰おうと思っている。
 お土産に般若心経の線香も持ち帰って貰おうと思っている。香りはバラの香りだから抵抗は無いだろう。この焚経香を創る時、香料会社のデータでバラの香りが一番好き嫌いの無い香りだと言うのでも何十年もこの線香を作っている。
 皆が来る前に線香を焚いておいて外国人には我が社の香りがどうかと言うのも聞いてみたい。