テレビでも宣伝していましたが、昨日の各新聞社の朝刊の折り込みチラシ「しゃべる地球儀」贈り物としても大好評と大判のチラシが新聞をお取りになっている方全ての家に配られていたと思います。地球儀
 何故、今日のブログ記事に「しゃべる地球儀」を取り上げたかと言うとこの地球儀と弊社安心堂とは深い因縁があるからです。
 数年前にある出版社がこのしゃべる地球儀を中国から輸入して発売しました。電子ペンで地図上の国をタッチするだけで、その国の情報が言語から文化、国歌、歴史、現状まで音声で知ることが出来ます。この出版社は私が聞くところによると1万台ほどがすぐ売り切れるほど人気が有ったと聞いてますが、その時の地球儀には台湾国を表示するのに台湾島と印刷されていたらしいのです。それを知った台湾国からクレームが入り回収騒ぎになりその出版社はかなりの損をしたと聞きました。
 中国では未だに台湾を国として認めたくないのでしょう、今輸入している商社は台湾の国名無しで輸入しています。その商社は台湾無しで3万台ほど輸入し、後から台湾と印字すれば良いくらいに思い輸入したのだと思います。
 ところがその地球儀に印字が出来るところはおいそれと無く、日本中の水と空気以外印刷出来ないものは無いと銘打つ会社を探し出しても綺麗に印字できるところはなかったらしいのです。我が社にたどり着くまで色んな所で印字した文字が有りましたが、見るに堪えない、違和感のあるものばかりでした。
 実は我が社にはそれまで秘密兵器として持っていたのですが、印刷台にセット出来ない大きなものに印刷するパッド印刷を利用した「どこでもくん」と言うものを持っていました。
 その商社の方々が日本中を歩き、当社に来たのは7社目だと言っておりました。昼に近い時間だったので近くの蕎麦屋を案内し、昼食を取っている間にやっておきますと言って席を外してもらいました。
 早速地球儀に印刷してある国名の大きさの文字で台湾とインキジェットフィルムに出力し、版を製版して、「どこでもくん」で文字を拾い、印刷してある子午線をガイドにして台湾と言う文字を印字しました。他の文字と違和感なく印字出来ました。その間20分足らずだったと思います。
 昼食を終え戻って来た方が、台湾と言う文字を見、触っても腰っても落ちないと驚嘆の声を発してました。是非この印刷を引き受けて欲しいと言われましたが、大きな梱包のもの百台すら当社には置くところが無い、出張印刷と言う方法もあるが我が社にとっては現実的ではない。
 印字方法を教えるから保管している倉庫内で自分達で印刷しなさいと言ったら何とかすると言うので「どこでもくん」を10台ほど造り、版から文字を拾う版台も創作し、供給する事を約した。それまでは公開してなかった「どこでもくん」を販売してしまったので、我が社にお出でになった方には販売する事にしてしまった。
 その輸入商社には中国から入ってくる梱包は開梱せずとも一部開けば印字できるような梱包にし、倉庫内で簡単に印字出来るようにすることも教えた。諸々の製作代は頂いたが、それ以上のことは請求しなかったので、他からは数千万円の価値はあると言われたが、足立朝日では安心堂が地球(儀)を救ったと報じてくれた。
 その輸入商社とは今でも版やインキ、消耗品は購入して頂いている、最近その量が急に増えたので驚いていたが、昨日の新聞を見て納得できた。