「27年度東京ビッグサイトの産業交流展」最終日は私に代わって娘が出ていた。昼に電話してどんな様子か聞いてみたら、ほぼ前日と変わらない状況のようだった。
 今回は「世界最小の広告」を表面に出してパッド印刷の凄さを理解して貰おうと思いました、ミニパットでそのページを見ると私が「なんでもくん」で印刷している画像を見てもらうことが出来たが、それを見て頂いたのは2,3人だった。
 パッド印刷そのものに関心をもって頂ける人が少なかった。それでも石に印刷するパッド印刷を体験して頂いた方は2日間で石の減る具合から見ると50人くらい居たように思う。3日目は何人ほど居たか娘の報告を聞いてみないと分からない。
 確実に我が社に来てみたいと言う方は2,3人は居たがギフトショーの後とは比べようはないだろう。それでも展示会に出れば必ず何らかの結果は出る、無駄と言うことはない。パッド印刷と言う印刷技法を何人かには知ってもらった。
 石を持ち帰った人は何かの時に思い出すだろうと思う。その人たちが人に紹介することが時にはある。
 区役所の産業振興課の人達のものづくりに対しての協力にはいつも頭が下がる、最近はメディアでも足立区のものづくりを取り上げることも多くなっている。テレビメディアなどは最近は足立区をいろんな角度から取り上げてくれている。特に北千住あたりは再々取り上げられている。最近タケシの育った環境を題材にしたドキュメントも放映された。
 昨日はフジテレビのノンフィクションで足立区の西北に有る「スタミナ苑秘話」が放映されていた。この焼き肉屋は随分前から有名で総理大臣だった人や芸能人なども良く来たりして、私は並んでまで肉を食べたい方ではないので一度も入ったことはないが、すぐ目の前に印刷屋が有り「なんでもくん」を使ってもらっているので行った時も明るい内から並んでいるのに驚かされた。
 スタミナ苑の経営者の豊島兄弟は弟が凄まじい人でそのアナログ技術には感動した。焼肉チェーン店などでは機械で肉を切ったりしていると思うが、この人は包丁で全てをこの人流に切っている。アナログ技術の最たるものだと思う。AIがどのように進んでもこの人のようなアナログ技術のところまでは変われないだろう。
 私の「なんでもくん」もアナログ技術だと思うが、このアナログ技術は使う人のアイデアや個性を生かすことが出来る。将棋の藤井聡太4段もAI将棋を参考にしてそれ以上の技術を考え出してしまう。
 IOTやAIが進化してもアナログ技術も進化するだろうと思う、だから形のあるもの何にでも印刷してしまうパッド印刷は永遠に不滅ではないかと思う。
 今日は役所に出展物を引き取りにいかなければならない。搬入搬出ではいつも世話になっている。
今年度の「足立ブランド」認定も決まるだろう、応募企業も優秀な所が多いそうだ、未だ認定結果は出てないが、ますます優秀な企業が「FC足立」に参加して来るだろう、認定式が楽しみになる。