昨日は旧知の箱屋さんから「なんでもくん」「じざいくん」の発注書が入った。この箱屋さんは以前「なんでもくん」「じざいくん」の研修を受けて頂いている。この2アイテムが自社の仕事に役立つことを知り、計画的に導入時期を設定していたのだと思う。
 既製品として在庫している化粧箱に自在に内容説明や顧客のロゴ、好みの柄、名入れ等簡単に印刷できる。「なんでもくん」はパッド印刷、「じざいくん」はシルクスクリーン印刷だが、「なんでもくん」の版は10数分で製版出来る。「じざいくん」の版は事前に何版も感光乳剤を塗り置いてPS版として在庫して置けば、5分露光するだけで製版が出来てしまう。乾燥、後露光を含めても10数分で版は出来てしまう。これほど短時間で精細な版が出来、印刷に掛れるシステムは他に無いだろうと思う。
 スピードは今や強みと言えるだろう、外注していれば2,3日掛かってしまうだけでなくコスト的にも他を圧倒するものになっている。
 担当者は現在「あだち新製品開発講座」にも参加している。開発講座は今月で終了するが新製品を考え出す能力は養成されている。彼は「未来クラブ」にも入会し、「足立ブランド」認定も申請している、2次審査も終えているからおそらく認定されるだろう。
 今月の13,14日ビッグサイトで行われる「産業交流展」にも「あだち異業種連絡協議会」ブースの「未来クラブ」コーナーにも初出展する。来年は「足立ブランド」ゾーンで出展することになるだろう。彼の良いところは何事にもアグレッシブに行動を起こす事にある。父親でもある社長は後継者として逞しく育っているので安堵していることだろう。
 昨日は高崎だるまに「なんでもくん」一式を発送した。彼らも逞しい後継者たちで今日にも印刷を開始することになるだろう。