昨日は11時に来られる人が道に迷い12時近くに来社された。この方は先日の「足立ブランド」交流会で篠原抜き型の社長に紹介された人で、布製バッグへの印刷を依頼された。今まで印刷を頼んでいた長台シルクスクリーン印刷屋が廃業してしまったので、その印刷を引き継いで貰いたいと言って来たのだった。
 長台屋から引き取ってきた版を持参していたが、我が社はグランド方式なので長尺の生地への印刷は向いてない。私の古くから知っている長台の印刷屋を紹介して上げたほうが良いと思った。休み明けに相談してみようと思う。
 入れ替わりに来られた方は初めての方だが、元々は銘板屋らしい。我が社の事は良くご存知で、自社でシルクスクリーン印刷をやっているが、特殊なテレビ枠の形状がどうしてもシルクスクリーン印刷向きではない。特殊枠で印刷していたのだろうが、印刷不良が出てしまい困っていたと言う。
 持って来られたものを拝見したが線の一部がかすれていた。パッド印刷なら印刷は可能だが、印刷の長さが40センチ以上あるので20センチ印刷が可能な細長いパッドで2度工程で印刷すればできる。
 「なんでもくん」の版ベットは左右が20センチなので25センチくらいに伸ばさなければならない。改造費、長尺パッド費、受け治具費等を加えて「なんでもくん」の見積書を送ることになった。