「あだち新製品開発講座」に参加しているパッケージ屋さん親子が100個ほどのパッケージに印刷をしに来た。先日パッド印刷とはどんなものかと学習に来たのだが、早速に既製のパッケージへの印刷依頼が有ったらしい。高級腕時計の修理屋さんからの依頼らしいが、「なんでもくん」のパッド印刷用の版と「じざいくん」のシルクスクリーン印刷用の版の両方の版を作るところを見せた。
 送って来てあったデータをパッド用は裏ポジ、シルク用は表ポジに出力し、ライトボックスで両方の半を焼き付け、製版するところを見てもらった。焼付け時間は両方とも5分以内で水現像出来る。
 ただデータの1行目が明朝体で横棒が細いのでシルクスクリーン印刷だと目詰まりし易い、パッド印刷だとどんなに細くても目詰まりと言うのはない、綺麗に印刷が出来る。
 午前は製版方法と「じざいくん」「なんでもくん」の版のセットの仕方を学習してもらい。午後に息子さんだけに来てもらい印刷をすることにした。社長であるお父さんは「なんでもくん」が非常に気に入ったらしく、導入を決意したらしい。
 印刷は私も手伝って100枚の印刷は1時間も掛かったか掛からないで終わってしまった。そんなところにアポ無しで飛び込んできた人がいた。元々は印刷屋さんだったらしいが今では手広く、オフセット印刷、オンデマンドプリント、インキジェットプリンターを何台も持ち、ノベルティUVプリントも手がけている。芸能人向けのアクリルのストラップ等は得意にしているらしいが、最近はボールペンやマグカップへの印刷ニーズがあるが少量らしい。その少量の印刷に手を焼いているらしい、それらを簡単に出来ないかとの相談できたらしい。
 突如お見えになったので、次に対応しなければならない急ぎのものが有ったので、ゆっくり対応する間がなく申し訳なかった。再度時間を作ってお出で頂く事にした。
 急ぎのものとは、先日子供用のバットになるべく大きく円形のロゴマークと長いロゴ印刷をして欲しいと言われ、円形のものは版下を変形して制作し、印刷すると真円になる様に版は作っておいた。引取りに来た人に長いロゴも少し幅を詰めれば印刷可能になると言って、デザイナーに連絡して少し幅を狭くすることを了承してもらい、版を作り直して、受け治具がしっかり出来てなかったので、家内や娘に手を借りてやっと様になった。たった1本のバットへの試作印刷だが随分と時間が掛かった。量産すると言っても6本ほどのものでしかない、引取りに来た人も大変だデザイナーに引きづり回されている感じだ、フランスでは有名な音楽グループが日本で公演するイベントで使うものらしいが、これから2箇所も行かなければならないと娘に江北駅まで送ってもらい速作と帰っていった。