昨日の午前は現在進行中の世界時計を請けている会社と関連する会社の方が4名見えてパッド印刷の現場を見学するために来たのだった。
 昨日は時計の文字盤を印刷するところを見てもらったが、その後「なんでもくん」の製版と印刷を体験してもらった。ポジフィルムを作る事も学習してもらって、自社名の入ったマークを自分の持っている名刺ケースやスマホケースに印刷するのを楽しんでもらった。
 量産するドイツ製のパッド印刷機と私の開発した手動式の「なんでもくん」の違いも理解してもらった。10数分で取り掛かれる少量印刷に対応する「なんでもくん」がには如何に有効なものかも理解ししてもらった。「なんでもくん」をいずれ導入したいと言う気になったようだった。
 それに彼らが持ってきた世界時計を入れる厚紙の特殊なボール紙へのUV印刷のテスト刷りしたものを見てもらった。彼らはそのボール紙2,000枚を搬入しながらパッド印刷を見学しに来たのだった。
 UV印刷が如何に精細な印刷が出来るものかには気が付いていなかった。世界時計のイラストが印刷してあるのを見て、そのイラストは肉眼で見ると線のように見えてるが8倍のルーペで見ると国名の文字がきちんと見える。その精細さには驚いていた。
 箱用の印刷はシルクスクリーン印刷だが、スクリーンのメッシュは400メッシュで溶剤タイプのインキだと直ぐ目詰まりしてしまう。それがUVインキは無溶剤なので目詰まりしない、製版さえ精細にできていればどのような細かい文字であろうと綺麗に印刷ができてしまう。
 UVインキで10ミクロンの線をパッド印刷したものも見てもらった、これこそ100倍の顕微鏡でなければ確認できない。0.4牲个離ラス管にメモリ印刷したもので、女性の卵巣から卵子を1個づつ吸引するガラス管だと言ったら驚いていた。
 彼らは我社に来て印刷の持つ可能性を理解したようだった、そんなこんなで昼食時間を忘れて滞在していた。
 午後も「なんでもくん」を引取りに来た人に版作りから印刷まで一通り体験してもらった。社に戻っても迷うことなく仕事になるだろう。この会社も自社技術を使って一般ユーザーが使えるものを開発したのだった。それに印刷の要望があったので「なんでもくん」を購入したのだが、従来成型しているもの全てにも印刷が出来ることになり、事業展開に役立つものになるだろう。