一昨日は「あだち新製品開発講座」が有った。私は毎回講座の最初20分ほどの講話を受け持っている。私は自分が「なんでもくん」というパッド印刷機を発売しているのでこれまでパッド印刷について話すことはなかった。自分の創った印刷機を勧めるような感じがして話し難いと言うのが本音だった。大塚先生の勧めもあって一昨日は印刷が持つ高付加価値性の話をした。印刷が新製品開発の切っ掛けになることもある。
 私の「なんでもくん」を活用して印刷についてはほとんど素人だった人が印刷屋として成功している人や自分の会社の製品や商品に印刷するのを外注していた所が印刷を内製化することで事業的に新しい方向へ踏み出す切っ掛けになった所の話をした。シールやラベルを貼るのと違って直印刷が商品、製品の信頼性が高まる事等々の話をした。
 月曜日に「なんでもくん」システム一式を引取りに来られる会社はゴム製品の成型屋さんですが、今までの受注製品とは違って自社開発の生活雑貨を展示会に出したところ評判が良く、その商品を販売したいと言う所が現れ発注して来たらしい。その時にその商品に名入れ印刷をして欲しいと言う条件だった。先日研修を受けた時に発注先にサンプルを見て貰うのを持ち帰ったので本格的な発注に繋がったのだろうと思う。印刷を外注したら販売コストも高くなる、内製化して少しでも販売コストを低く設定出来るだろうと思う。
 本業とは違った印刷がその会社の収益力を強める、自社製品だけでなく他社からの印刷依頼も請けることも可能になってしまう。その気さえあれば副業を手に入れることになる。
 自社の技術と設備を得意先のためだけに使っていた会社が自社製品で今までの分野と違うマーケットにチャレンジする。それが世の中のユーザー開拓に繋がりそれがその会社の強みになる。
 こんな話を聴いて少しは受講生は刺激を受けただろうか、関心を持った人は是非我が社に遊びに来て欲しいと話を結んだ。