我が社には色んな形のものへの印刷依頼がある。印刷位置を確実にするためには必ず受け治具製作が伴う。その受け治具しだいで印刷効率、印刷精度が左右される。昨日は世界時計になるらしいが、文字盤は普通の時計と変わりない、その外側に12面に12カ国の国名が入りそれを回すことによってその国の時間が分かると言うアイデア時計なのだと思う。その受けジグに活躍するのがマスターモデルと言うプラスチック粘土なのだが、その粘土も固まるには少し時間がかかる。
 パッド印刷だから360度を2箇所づつ印刷するにも6回は回転して定位置になるような受け治具を作らねばならない。内側と外側の治具を組み合わせて1ミリたりとも狂いのない回転治具を作るにはかなりの工夫が要る。粘土が固まるのを待ってから組み立てるのに切削しなければならないので、2日掛かったが昨日出来上がった。後はワークが納入されるのを待つだけだが、印刷するのが楽しみになっている。
 昨日も大きなトレイでその側面に180度反対側にロゴ印刷する仕事の注文が入った。これはリピート注文だが、最初に来た時如何やって印刷するか随分考えた。先ず印刷機にセット出来るかどうかだったが、印刷機の受台をバラしてその大きなお盆状のものに印刷できるようにしたが、180度の反対側にも印刷出来るようにした。これまで色々な治具を作ってきたがこれは傑作といっても良いだろう、再度使えるので取っておいて良かった。ワークが届くのが楽しみになっている。
 パッド印刷の可能性は面白い、だから止められない。