先週起業をしたいと言って鹿児島県からお見えになった方から3月20日に「なんでもくん」研修に来たいというメールが入った。先日お見えになったのが2月20日頃だったから1月後という事になる。
 彼は東京に来て起業するための諸々を勉強するために滞在していると聞いたが、その後の1ヶ月間で何を考え何を学び何を計画したのか、お聞きするのが興味深い。イラストレーターのセミナーを受けると言っていたが、習得できただろうか。
 「なんでもくん」で起業した方は何人もいるが、傑出した人は時給が2万5千円になったと豪語していた人が居たことや、特殊印刷屋として立派にやっている人、ギフト屋さんで事業転換に大成功している人などの例を話して差し上げたが、少しは刺激になっただろうか。
 事実世の中には何時の時代でも隙間はある、特に今のような時代の変化時には大きな隙間があるのではいかと感じている。彼のように全く従来の仕事とは違う仕事を始めようとしている人の発想は無限に広いと言っても良いかも知れない。何を如何発想しているかを聞くのが楽しみになっている。
 また、最近は「なんでもくん」ユーザーからの消耗品のリピート注文件数が増えている。小さな動きから大きな動きに突然変わって来ている所が数件ある。「なんでもくん」がその事業に大きく役立っているかと思うと感動してしまう。私にすれば少々の注文だろうが「なんでもくん」が役に立っていると感じて感動してしまう。毎日感動するものがあるから毎日が楽しい。
 「なんでもくん」を使っている方が、自社製品に印刷ができることでこんなに売れる商品だと思ってもみなかった、とか、お陰さまで毎日仕事が出来る、こんなに売れるようになって有難うございますと礼を述べらる、こんな感動的なことがちょくちょく有る。
 何年か前に印刷を外注していたが、印刷が間に合わないので私が手ほどきしてパッド印刷を内製化した所がある。「なんでもくん」に手を加え量産できるようにして差し上げた。その会社はそれが切っ掛けで大成功してる会社になった。毎月インキなどの消耗品を大量に購入して頂いている。普通これほど大量に使用するのだったら直接メーカーから購入した方が安価に手に入ると仕入先を変えるだろうと思うが、絶対に我が社に注文を出してくれている。社長命令で仕入れ担当は注文してくれている、義理堅いこの社長とは久しくお会いしてないが、出張するたびに足立区で一泊して私とカラオケを楽しんでくれた。数年前に出張中に交通事故で大怪我をされてから、出張出来なくなってしまったらしい。こちらが少しでも余裕のある時間が取れればこちらからお会いしに行きたいと思っている。
 私には全国にそれぞれエピソードのある会社が何社もある。新しいエピソードも上げたらキリがないくらい有る。感動することもそれだけ多い、だから病気一つしないでいられる、我が社に関わる方々皆様に感謝するしかない。