金曜日は朝一番にお見えになった方は熊本からお出でになった方だった。前夜に東京に入り朝一番に当社にお出でになった。この方は上京した時は必ずお見えになる「なんでもくん」ユーザーで今回は版を作ったがそれが上手く印刷出来ないので自分で製版した版を持って見えた。ところが版は全く問題なく完璧に出来ている印刷が上手く出来ないのはインキの希釈を適当に出来てないのが原因で、電話でサポート出来るようなものだったが、本音は印刷業全般にわたっての私の意見を聞きたくてお出でになったようだった。
 私は先ず営業力を持つ為の意見を私の経験からの話や当社にお出でになる諸々の職業の方からの情報などを話させてもらった。そして今後の企業展開の仕方も技術面も含めアドバイスさせて貰ったが、参考になった分からないけど何事も諦めずに兎に角行動を起こすことが肝要だと言うことは理解して頂いたと思う。
 近くの蕎麦屋で昼食を共にしたが、東京のラーメンを味見して九州との違いに感動していた。午後には来客の予定があるので食後に駅まで送って差し上げた。
 午後の来客は一番気にしていたのは「あだちメッセ」にもお出でになった方達で、自社製の消臭スプレーの容器にラベルを貼って販売していたが、ラベルを貼るのも大変な作業で、容器に直接印刷した方が商品価値も上がるのは理解されていた。持って見えた容器に印刷が出来ることは持って見えたデータで版を作って印刷して見せ印刷が出来ることは分かっていただいた。ただ容器が単純な形でないので受け治具を造らなければきちんと印刷出来ない事も理解して貰った。ただ区役所で「足立ブランド」交流会が始まる時間が迫っていたので、私が治具を造って置くと言って私は娘に区役所まで送ってもらった。仙台の娘の知己も見えていたので北野神社の豆撒きに私は行けなかったが、娘の友人は神社に行ったりつかの間の交友を楽しんで頂いたようだった。
 「なんでもくん」研修を中断して出掛けたが、間に合うと思っていた私は「足立ブランド」交流会の時間を間違えていたようで遅刻してしまった。会長としての最初の挨拶が出来なかった。懇親会で挨拶させて頂いたが申し訳ないことになってしまった。懇親会は新「足立ブランド」に認定されて6社とも親しく話を交わすこともできたが、特に3社は「あだち新製品開発講座」の受講企業だったので認定されたことを喜んだ。
 土曜日は朝会社に行って前日の「なんでもくん」研修を受けた会社のスプレー缶の受け治具を造った後、家内と入院中の姪っ子の見舞いにいった。家内はちょくちょく行っているが、私は休日でないと見舞えない、入退院を繰り返していているが、何とか完治してくれないかと願って止まない。思った以上に元気なのでホッとしたが、予断は許されない。元気になれよと握手して帰って来た。