昨日は当社開発の曲面印刷機「ころまるくん」の回転治具調整に時間を費やした。調整中に私には来客があり、江北駅まで迎えに行くので最終調整を中断したが、娘が継続して調整してくれたのでビールカップのテスト刷りは上手くいった。
 昨日電話のあった椅子へのロゴ印刷の相談でそのサンプルの椅子を雨の中持ってくると言うので、江北駅まで迎えに行き、客の持つものを見たら差ほど大きな荷物ではなかった。
 椅子と言っても通常の座椅子の上に乗せる腰痛を癒す健康器具のようなものだった。椅子と言うから脚があると思っていたのが脚がないのでその分印刷しやすいだろうと思え少し気楽になった。
 底面が丸くなっているので座りが悪い、一個は印刷治具を作るのに犠牲になってしまうので、不足分は今日には送ってもらうことになった。
 持って見えた人は名古屋の印刷屋を名乗っていたが、別会社の名刺を持っていて子会社として諸々の製品の企画販売を請け負う会社に属しているとのことだった。見栄を切って私がやりますと言ったところ請けてやってくれるところが無く参ってしまっていたらしい。それで明けの6日に収めるものなのに年末のギリギリまでになってしまったらしい。それが我が社で出来るということでホッとしたらしい。
 早速その印刷用の受け治具を作ることになったが、印刷が2色印刷なので確りした治具を作らねばならない。木工で背もたれのある座椅子のようなものを作り、プラスチック粘土を大量に使って安定するようにするのだが、1度では出来ない。その椅子には通気用の穴がたくさん空いているので、その穴がガイドになるように作らねばならない。プラスチック粘土が固まりかけた時に再度調整したが、今日最終調整ということになるだろう。
 そうこうしている間にビールカップへの印刷依頼した方が見えて印刷したカップを見てOKが出た。顧客に見せると言って持ち帰った。
 今日は椅子への印刷をして、夕方には当社の忘年会で仕事納めと思っていたが、かなり前に取引のあった方から電話が入り、来月中に造ってもらいたいものがあるので相談に来たいと言うので今日は暇がないからあす来たいというので私は明日も仕事になってしまった。年賀状も正月支度もあったものではない。掃除も飾りもお座なりの事になってしまう。大体毎年こんなことになってしまうがもう慣れている。
 今日は大阪の娘一家が来て昼食を一緒にすることになった。正月は来られないので孫たちにはお年玉を今日渡す、孫たちも年々大きくなってくるのでお年玉の額が増えてゆくので家内は大変だと言っていた。