先日、「あだちものづくりゼミナール」の忘年会に出かけた。一度自宅に帰り車を置いて、それから筑波TXの青井駅から北千住に出て、歩いて本町センターの商店街抜けてゆく。昨日は夕方近くなのに環七が思った以上に空いていて早めに家に戻れたので時間に多少の余裕があった。
 商店街のブックランドで読みたい本を物色していたところ『結局、「すぐやる人」がすべてを手に入れる』と言うタイトルが目に入った。
 作者は様々なコーチングメソッドと心理学を学び、多くのビジネスの現場をみて「人間の行動の法則」を発見する事が出来たと言う。
 それはチャンスや情報を手にしたとき、10秒の間に動くことができる人はすべてを手に入れ、10秒以上の時間をかけても動けない人は何も手に入れられなくなる。と言ってもすぐ行動しなくても良い、情報が脳に入り、脳が共鳴し「やろう!」と決断ができる人がすごい行動力を手に入れられるのです、とも作者は言っている。
 この本のは私も共鳴できる、私の敬愛している平櫛田中さんも百歳の時に「今やらねば 何時できる わしがやらねば 誰がやる」と言っていましたが、107歳まで創作活動をし続けたと聞いてます。
 私も自分では歳を取っていると思ってもみなかったが、免許更新の知らせが来て、高齢者講習を修了しないと免許の書き換えが出来ないと言うので一月くらい前に土日の予約を入れたら今日の午後2時過ぎと言う事になった。自分では年寄りなどと思ってなくても現実にはそれだけ年を取っているのだと嫌が上にも知らされてしまう。
 家にタニタの体組計が有り、2,3日前に乗ってみたら体脂肪率は23%で体年齢は54歳だった。この所ずっと53歳か54歳と大きな変化はない。3年位前だったかにエルソフィアでの保健所の体組計に乗った時は体年齢49歳で皆に驚かれた。
 今でも思い付いた事や思いついた物を作ってしまう、家内などいつも売れるものと分からないのに無駄な金を使うと言って止めてくれと苦言を呈する。今開発途上のものもあるが、協力工場が必要で、このところ忙しくて進んでないものもある。
 今ハマっているものは自宅で夜半に出来る「ためしてガッテン」で過去に放送したものを試している。その一つが氷水で出すお茶、エピガロカテキンがお茶の旨さとコクを出すのを楽しみ、豆腐をフードプロセッサーで砕くと濃厚な旨さとコクが楽しめる。これもどんな料理に加えても調味料になる。醤油味のラーメンに加えると豚骨のようなコクのあるものに変化する。
 ネギパワーも知り、我が家ではネギの青い部分を食材の一つに入れている。どれも人の免疫力を上げたり健康維持に役立つものばかりだと言って良い。玉ねぎも未だに調味料の一つになっている。家内は冷蔵庫がタッパーで一杯になってしまうと文句を言っている。
 松前漬も時々作るが今回は大失敗、あり合わせの出汁昆布で作ったら昆布が固くて私の歯に合わない、それをだし汁を増やして昆布が柔らかくなるまで煮てしまった。数の子は白くなってしまったが、味は物凄く良いものになった。家内が言うようにネバネバが無くなってしまったが、がごめ昆布の粉末を作っているのでそれを混ぜればネバネバのは直ぐできる。これはビールのツマミにはモッテコイのものになっている。
 私は開発講座でも思い付いたものが有ったら直ぐ行動を起こせ、作ってみないと結果が出ない、その結果が始まりで次々作り直す事で当初より凄いものに変化する。その過程が自分の強みになるのを知ってもらいたい。頭で考えているだけでは何の結果も出ない、具体的に形にならねば考えても意味はない。