今日は朝1番から大きなトレーに印刷する。かなり前から予約の入っていたものだが、印刷の試作を何個かやって依頼者にはOKが出されていたが成型会社の都合で遅くなって昨日入荷した。最初から納期は設定されていて入ってきたら2,3日で印刷せねばならないことになっている。
 通常のパッド印刷機だとワークが大き過ぎてしかも印刷面積も大きく、何処の印刷屋にも断られていた代物なのだが、他所で出来ないとか困っていると聞くとチャレンジしてみたくなる。試作の時にいろいろ工夫して治具を作ったりするのが趣味みたいなもので、今回の受け治具も傑作だと自負している。だからこの仕事は早くやってみたくてしょうが無かった。
 数量は500個ほどで大したことはないが、印刷には2箇所なのでかなり時間は掛かりそうだ。印刷品質も試作の時よりは良いものにしようと思っている。セッティングは私がやって後は場内の者に任せられるようにするのが私の仕事と言ってもよく、流れ出せば私の手を離れることになる。
 明日の東京電気大学のセミナーにはどうしても参加したいと思っていたが、安心して出掛けられそうだ。これからの時代人工知能が発達して人に代わってロボットが作業をする事になるだろう。私が世話になり親しくなっている電大のロボット・メカトロニクス学科の準教授も講演者の一人になっているので是非聞きたいと思っている。
 ロボットがどのように世の中を変えてゆくのかも興味津々だ。自動車もいずれ自動運転の時代が来る、私が乗っているプリウスも車庫入れや高速道路では自動運転が出来るようになっている。だが現状では絶対安心安全というところまでは来てない。人の飛び出しにも対応することになっているが、スピード如何では対応しかねるらしい。ただこのところ高齢者の事故が多発しているらしい、その多くはブレーキとアクセルの踏み間違いが原因らしい。
 私も高齢者の一人になっている、ブレーキとアクセルの踏み間違いなど考えてみたこともないが、よもやそんな場合が有った時プリウスには衝突予防の自動ブレーキが掛かることになっているが、試してみることが出来ない。仮に自動ブレーキが働くような場面があったら免許を返納しようと思っている。
 来年免許の書き換えがあるが、高齢者講習を受けないと免許書き換えが出来ないことになっている。前回の書き換え時も講習を受けたが、認知症の検査があった。動体視力が衰えているか、シュミレーターで運転機能が働くか検査されたが何の異常もなかった。ただ5年の歳月がどれだけ私の心身が老化しているかを調べるのには良い機会だと思っている。
 認知機能が衰えたら人生面白くなくなってしまう、私の人生はこれからだと思っている、将来への夢も希望もある。毎日仕事を楽しんでいる、歳なんか取ってられない。平櫛田中さんではないが男盛りは百からだと思いたい。田中さんは86歳の時に最高傑作を作っている。