昨日の午前は朝から「足立ブランド」認定企業の竹管楽器メーカーの2代目の御夫婦が見えた。「足立ブランド」youthのメンバーでもあり、我が社の2代目を志す娘がパッド印刷の世界に誘ったのだろう。横笛といえば日本では伝統的なもので、その笛に柄をつけるなど見たことがないが、昨今は自分好みの絵柄や文字入れのニーズも有るらしい。笛全体に水玉模様を印刷するのは特殊印刷が出来る印刷会社を娘が紹介したらしいが、その印刷にはインキの付き方やインキの密着に思ったようなものになってなかったらしい。
 昨日は自社のロゴを既に作ってあるのでそれを基に版を作り、奥さんに印刷をしてもらったが、綺麗に印刷が出来るのに感動してくれた。レーザーマーキングで名入れをしていたらしいが、直接印刷する方が綺麗に印刷できる。笛のユーザー好みの印刷が自由に印刷することも出来る。竹節を利用した蓋のようなところにも「どこでもくん」で印刷ができることも知ってもらった。印刷色も色んな色を印刷できる、昨日も何色か印刷してみていたが、笛の色に合わせて自在に印刷が出来てしまう。
 「なんでもくん」用のライトボックスでシルクスクリーン印刷用の版も出来るので横笛のロゴマークを拡大して、笛を入れる箱や布のケースにもシルクスクリーン印刷が出来る「じざいくん」でも印刷してみせた。
 造っている製品何にでも印刷ができてしまうので大喜びでお帰りになった。印刷の持つ高付加価値性に目覚めたと思う、改めて見積書をメールで送ることになった。「足立ブラン」仲間の楽しい印刷研修だった。
 昨日の午後は化粧品のチューブに印刷する仕事が決まったが、前日に既に商品化してあるものに追加で小さな文字を「なんでもくん」で印刷して見せた。パッド印刷であれば既に印刷してある文字と全く違和感なく印刷が出来てしまう。シルクスクリーン屋が印刷できると言っているらしいが、印刷の質感がまるで違う、やはりパッド印刷の方が良いと言う事になったが、化粧品を充填する前にチューブに印刷するのだが印刷位置を確定するのが大変なことになる。360度のある一点に確実に印刷しなければならない。文字がズレたり重なってもいけない、印刷の受け治具作りに工夫が要る。シルクスクリーン印刷屋は治具作りに1週間は必要だと言っていたらしいが、私の場合は自分が印刷し易いように治具を考案する。
 昨日はドイトに行って受け治具ができるような材料を買いも求めてきて昨夜中に造った。明日3,000個のチューブが入るが月末の納期には間に合わせることが出来るだろう。