昨日は休んで家で相撲観戦、何としても琴奨菊に勝たせたかった。家内も一緒にやや興奮気味に琴奨菊と豪栄道のと取り組みを見ていた。琴奨菊が勝った瞬間思わず二人で拍手をしていた。
 近年相撲番組を見るのには差ほど大きな関心もなく誰が勝ったからといって興奮するようなことはなかった。今や大相撲もモンゴル人に席巻されていて3横綱がモンゴル人と言うのも気に入らなかった。
 昨年も家内の妹の子が大相撲の切符を送ってくれたので家内と二人で見に行ったことがあったが、日本力士がモンゴル人に負けると「確りしろと!」と声が出てしまう。家内はみっともないから止めろと言うがつい声が出てしまう。以前は桟敷席の雰囲気が好きで時々は見に行ったが、最近など高い席料を払ってまで見に行くなどなかった。また、その時は不思議と日本人が勝つことがなく、せっかく頂いた切符だったがどうしても気分がすぐれなかった。
 大体面白くなかったのは朝青龍が嫌に強く、横綱になった時から大相撲のしきたりや習慣を無視するのが嫌でたまらなかった。大相撲は歌舞伎と同じような伝統芸能よろしく様式美と言うのが有ったような気がしている。それを無視するかのような所作や言動が面白くなかった。
 朝青龍は国に帰ったから良いが、今のモンゴル人の横綱3人はどうなるか分からないが、引退後部屋持ちにでもなったら大相撲の様子がさらに変わったものになってしまうのではないかと危惧している。白鵬が過去の日本人の記録を次々塗りかてしまっているのも気に入らない。日本人力士に確りしろと言いたくなってしまう。
 琴奨菊が三横綱をやっつけたのは気分がよかった。九州の柳川出身だということも何故か嬉しい、単に柳川に行った時の良い思い出が有ったからに過ぎないが、また柳川に行きたくなってしまった。
 琴奨菊の特別のフアンでもない、大関で五度も角番を経験するような大した大関ではないと思っていたが、この半年体幹を鍛えたと聞くがその努力が報われたのだろう、確かに強くなっている。来場所もこの勢いで連覇して欲しい、日本人横綱になって欲しい、白鵬も先場所あたりから翳りも見えてきている。今度の優勝は他の日本人力士にも良い刺激になっていると思う、伝統的な相撲界のためにも頑張って欲しい。
 私は子供の頃は相撲が大好きだった。子供の頃は体も小さく痩せていた。戦災で家を焼かれ、引っ越していった所には水道がなかった、共同水道まで我が家が一番遠く、バケツを両手に持っての日に何回かの水汲みが私の役目になっていた。何故なら母親が今で言う更年期障害だったのだろう朝腰が痛くて起き上がるのも大変だった。六歳ころから戦後水道が家に入るまで小さな体で水運びをしていたせいか腕の引き付ける力が人一倍強くなっていた。小学校に入って大きな奴と相撲を取ってもバンドさえ引きつけたら絶対に負けなかった。
 少し大きくなってから兄と古本屋に行ったとき、相撲界と言う雑誌を買ってもらった。その本に相撲の技を解説している記事が有ってそれを見ていろんな技を身につけた。だからますます相撲が好きになった。
 それに梅田で高砂部屋の相撲興行があって、それを見に行った。東富士が横綱で朝潮が前頭の頃だった。初めて相撲取りを見たが嬉しくてしょうがなかった。
 小兵の栃錦や若乃花が強く、栃錦が大きな大内山をやっつけるのを見てすっかり栃錦フアンになってしまった。身体の小さな相撲取りが大きいのを倒すのが好きで、鳴門海なども細くても好きでこの人の立会を真似していた。
 相撲好きの私が最近は関心が薄れていた。それを琴奨菊が私を俄ファンにしてくれた。来場所が楽しみなった、ありがとうと言いたい。