私は二日目はほぼ初めから終わりまで会場にいたが、自分のブースに居るだけでなく、各出展者のブースを見て回った。
 「足立ブランド」認定企業始め足立区にはいろんな技術をお持ちの企業がある事を再確認できた。中には我が社の技術で出来る仕事も発生した。安心堂のブースまで来て頂いて印刷サンプルを見てもらったら、シリコンゴムの自社製品に確実に印刷出来ることを知って大喜びされた。シリコンゴム製品にパッド印刷が出来るなど言うのは想像も出来なかったらしい。
 「なんでもくん」を過去に見ていて知っている人や初めて見て感動する人も居て、確実に成約に結びつく企業や人も幾つかあって、やはりパフォーマンスの重要性を再確認できた。
 「元気源」も人気があって、前回に購入してくれていて得意先化している人も居る。初めての個人の人も購入してくれたり、元歯医者さんだった人などバランステストをしたら納得して6足も購入してくれた人もいる。
 仕事には直接結びつかない高齢の方には区の福祉課で見守りキーホルダーを配布している事を知らせたり、「あんしんプリント」と言って65歳以上の高齢者には見守りナンバーを下着に無料で何着でも印刷出来ることも知らせた。これも区が「なんでもくん」を導入し実現している新しい取り組みの制度だと知ってもらった。
 足立区には軽い認知症の人を含め50,000人もの認知症感患者が居て、年間500人もの家に帰れない人を警察が保護している現実を話した。中には真剣に私の話を聞き、皆にも教えてあげようと言う人も何人かいた。
 また、ロボットを展示し、ロボットにパフォーマンスをさせるブースが2箇所もあり、時代の進化を感じさせた。私も冷やかしにロボットと対話し、私の年齢を当てるというので言われた通りに手を握り目をじっと見つめたら、23歳と答えて、展示しているオレンジアーチの田中君はこんなの始めtだと言っていた。他の人も実年齢61歳なのに41歳と言われ喜んでいたが、若目に答えるように仕込まれているのかもしれない。このロボットは色んな人と接した情報を学習し、蓄積して行くものらしい。ビジネスロボットへと成長するらしい。
 時代の変化に即した展示物も多くあったが、確実に自社技術を練磨したものとして誇っているところもあった。
各ブースもBtoB,BtoCを実現し、納得のいった展示会だったろう、 区の産経部長はじめ区の職員の方達もメッセの賑わいを喜び、楽しんでいたようだった。