昨日は姉の子が訪ねてくれた。そうして「元氣源」を10足も買って行ってくれた。この甥っ子は自分でデザイン会社を経営しているが良いクライアントが幾つもあるので経営は順調のようだ。兄が私の姉を面倒見ているがこの子も出版社に勤務しているらしいが仕事を楽しんで国内外を走り回っているらしい。兄弟で姉は相当長生きするのではないかと話しているらしい。
 この姉はブログにも何度か書いたことがあるが、私のインソール開発に一役かってくれたような事になっている。昨年の1月に私がインソールを開発して商品化に暗中模索している時のモニターになってもらったようなもので、その時まで杖をついて歩いていた。
 歩いていた時、転んで頭を強く打って硬膜下血腫が出来、医者に手術をしてもらって命をもらったと言っていたが、歩くのに足が痛い、自分で行きたい所へも行けなくなってしまった、自分の子らは皆立派に育ったし孫たちも良い学校に入った、私はいつ死んでもいいんだと言っていた。
 少しでも歩くのが楽になればと思って有名なシューズメーカーに誂えてインソールを作ってもらったが、足にタコが出来てしまって歩きづらいことになってしまった、と言っていた。そんな時に私の創ったインソールと取替えさせたのだったが、それで歩き始めたら足の痛さが感じないどころか、杖なしで歩けるようになったと言って大喜びしてくれた。なにより嬉しいのは買い物に行って自分の手で買ったものを持って帰るようになったのが一番嬉しい、区から支給された手押し車がいらなくなって、リュックを背負って買い物に行けるようになった、とも話してた。
 今はもういない上の姉の子が西千葉で小さなレストランをやっているが、其処にももう行けなくなってゴメンネとか行っていたらしいが、先日復活した趣味の絵を何枚か持ってゆき、良いのを選んでとか言って甚く元気になってしまっている。生き方に積極性が出てきている、そんな姿を見て昨日来た甥っ子も私のインソールを買いに来てくれるようになり、もう何度目かになる。
 彼も自分の趣味の自転車のツーリング仲間からも買ってきてくれと頼まれるのだろう、また違った人たちからも頼まれるらしい、来れば10足は買ってゆく。この甥っ子にはこの1年で何度か逢う事になっているが、兄の結婚式で会った以来何年もあってなかったが、インソールのお陰で再々会うことになっている。自分でも良いものが開発できたと内心喜んでいる。
 昨日来た人も扇子100本の裏面に千社札のような名入れを頼みに来たのだが、また何か新製品を開発したそうですねと言うので、インソールのバランステストをやってみせたら、ものすごく驚き、こりゃ凄い品物を引取りに来た時何足か欲しいと言っていた。
 今日引き取りに来た時、二人で何足か買うだろう、ひょっとすると自社の扱い商品にしてくれと言いかねない。
 昨日も初めて電話してきたところがあって、有名な電気店の代理店だが「元氣源」の納入を頼まれたと言っていたが、担当の娘がいないので即答できないと言っておいた。あの有名な電機店のオーナーに履かせてもの凄く喜ばれたと言う話は聞いている。自分が履いてみて素晴らしいと思えば売り場所を全国に持っているのだから売りたくなるのは当たり前のことだと思うが、どのように話が進むか娘に任せている。
 そう言えば先週区議会議員の選挙運動中に一人履かせてあげた議員候補がいたが、会社のそばで演説を始めたので顔を出してやったら、会長今までの選挙戦で一番楽に運動できました、皆に宣伝して起きますと言って喜んでいたが、受かったのでその内また来るだろう。