昨日は夕方から「あだち異業種連絡協議会」の定例会があった。昨年までは2月に「あだち異業種フォーラム」を連橋で開催していたが、1,2月は「足立メッセ」や「ギフトショー」などのイベントがあり、多忙な企業が多い、何かのイベントがないような時期にづらすことになった。今回は大学生にも呼びかけて、若い世代の人を交えてのフォーラムにすることになっている。
 テーマは「あだち未来会議」と決定していたが、副題を各グループが持ち寄り検討することになっていた。副題はいわばキャッチコピーで人が参加したくなるような呼びかけなので、いろいろな意見が出て面白かった。これに時間が掛かっていつになく各会の人たちの意見が聞けた。外部の人たちが大勢集まってくれたら成功だが、果たしてどんな結果になるかはやってみなければわからない。
 今日は「あだち新製品開発講座」の最終セミナーが5時からあるので三日連続で夕方会社を私は留守することになってしまった。昨日は雨が激しいこともあって車で出かけたので懇親会にはいつものように出席しなかった。今日は講座が終わったあと必ず懇親会があるのだが、三日連続の飲み会は避けられた。
 この講座からTASKに入選したものが多い。中でも大賞を取った「ヨシオ」の「オトスナー」は早速19日のNHKの街角情報室で放映される。大賞を取るなり直ぐにメディアで取り上げられる幸運に恵まれた。いきなり販路ができたようなもので,その後の結果を聞くのも楽しみなことになった。
 TASKに入選したものは過去にも幾つか街角情報室で紹介されたことがある。それらを開発した企業は今でも元気でいられる事になっている。
 今回惜しくも入選を果たせなかったものも、改良に改良をかせねて行く内に思わぬ物に変身することもある。自分でこれはいけると思ったものであったなら、諦めずに開発を継続することを今日は勧めるつもりだ。今日で講座はお仕舞いになるが、入選した人も奢ることなく、これは参加した企業にとっては始まりだということを心に決して欲しい。
 今回は若い人の参加が多いので、人の世に有ってもなくてもなくても良いようなものでなく、人の世に常に有って社会に貢献するものを開発することも勧めたい。だが、目先の便利さや楽しいものを開発するのも決して無駄ではない、すぐ飽きられることになるが、次々ヒット商品を開発するアイデア豊富な脳を醸成させろ、そんな人に育ってほしいと思っている。