日経新聞で「医者の嘘」と言う本の広告を見た。石井と言う医師の本であり、今の医療体制の暴露本といっても良いと思う。早速アマゾンで購入しようと思い注文した。
 この本を書いた経緯を「毎日患者に接しているうちに、医者の嘘がいかに多いのか思い知らされました。同業者の悪口をいうのは敵を作るだけですから、私は気が進みませんでしたが、野放図に増え続ける国民医療費は、もしかしたら医者の嘘も原因のひとつではないかと考えました。患者が賢くなれば、増え続ける国民医療費を削減することが可能になるのではないか」と言っている。
 私が注目したのは著者が国民医療費を削減できる、という点で、私も国民が少しでも病院に行かないでも済む努力をすれば財政にゆとりが少しは出来るのではないかと思っている。
 私は滅多に病院に逝くということはないが、私の家内などは高血圧を理由に医者通いしている。私は医療そのものを否定しているわけではないが、少しは自分で高血圧にならないように努力するのもありだと思うが、私の言うことなどに耳を傾けることなどない。医者の言うことを盲目的に信じているのが私に気に入らないところだが、本人が信じているのだからどうしようもない。降圧剤を飲み続けているが、私はどんな薬でも必ず副作用が有り何らかの影響が出るのではないかと心配している。
 日本人の薬好きには定評があるが、私の兄二人は医者通いしては薬を常用していた。もう二人は医師の医療ミスで亡くなっている。既に4人の兄たちはとっくに他界している。そんな兄たちの生き方を一番末の私はつぶさに見ているので医者を俄かに信じることができないでいる。男兄弟では私が一番長生きしている事になっている。これも私が怪我した時以外病院に行くことはないと言う事実でもある。薬という薬何一つ飲まない結果が私を健康にしているに違いないと信じてる。
 家内にもこの本を読んで少しは考え直してもらいたと思うが、おそらく猛反発するに違いない。彼女の姉妹3人も降圧剤を飲んで元気でいるから問題ないと言っている。こればかりは命の問題でもあるので強要できない。私は自分の健康は自分が守るしかない、自分流の健康管理をしている。この本に書いてあることもすべてが真実と言えるかどうかわからないが、勇気ある行動だと評価したい。
 読んだ後どんな感想を得るか楽しみでもある。