昨日は開店前の朝礼の時「ウオーキング・ラン」コーナーの販売員全員の前で前日休んでいた人を主役にしてチョッとした芝居を演じさせられた。ある顧客が「元氣源」に関心を持ち私のバランテストを受けて、履いた途端に自分のバランスが変わり、私がその人が手を組んだのを全体重をかけて押し下げてもふらつかないシーンを演じて皆さんに「元氣源」の機能を説明する。
 芝居がかったパフォーマンスだが芝居でなくそれが事実だということに皆驚きの目を持ってみていたと思う。テレビショッピングなどでタレントがオーバーに商品の機能に驚くさまを演じたのと同じようなシーンを演じたわけだが、何時かは私の「元気源」もテレビショッピングで販売する時が来るだろうとは想像している。
 開店後しばらくはお客さんが店中に入ってくるには時間がかかるが、開店を待っていたがごとく前日購入した方がリピート注文に来てくれたのには感激してしまった。その方は自分が履いてえらく調子が良いので自分の身内の人にも履かせたかったので来たといっていた。
 そんな人がもうひと方いたので、昨日の午前は暇そうだったが10足ほどがすぐ売れてしまった。昼近くに保木間に住む娘親子が来たり、大宮に住む「未来クラブ」のミユキアクセサリーの小沢社長夫婦が応援に来てくれたり、区の職員までがたい焼きを持ってきて陣中見舞いをしてくれた。
 ミユキの社長は私などよりはるかに人を呼び込むのが上手で、バランステストに通る人を誘ってくれた。小沢社長もその売れ行きには目を細めて喜んでくれていた、「未来クラブ」って素晴らしいなと感じてしまう。
 店員の方々も自分の顧客を連れてきてバランステストを受けさせてくれるので大部分の人が購入してくれることになる。前もって納入してあったものが枯渇して欠品になりそうだったが、補充用として30足持って行っていて良かった。
 私らは5時で展示販売を終わることになっていたが、その後も店内の店員の人が閉店前に買いに来るという人が何人もいるので「なんでもくん」は引き上げ、「元氣源」はそのまま展示して帰ることになった。男性用は少し残ると思うが女性用は無くなってしまうかも知れない。
 いずれにしてもこの二日間は楽しかった、終わり際に都市計画同人の元斗くんも来てくれて「なんでもくん」の引き上げを手伝ってくれた。帰りには家内と元斗くんと3人で伊勢丹を出たあと近くにあった地鶏組合じっとこで生ビールで軽く乾杯をし家に戻ってきた。ビールも鳥も実に美味かった。
 これからも土日の休日を返上して「元氣源」の宣伝をすることがあると思うが、ひとりひとりの顧客が喜んでくれる。昨日も何人かの人に靴に「元氣源」を入れて歩いてもらったが、特に高齢の婦人たちは皆歩いた時の足の軽さに驚く、そして喜んでくれる、そして購入してくれる。自分で造ったものを人が喜んでくれる、人の喜びが私の喜びになる、こんな幸せはないと実感できる。だからやめられないのだと思う。