今日から消費税が8%に変わる、税金が上がる前に買える物は買っておこうと言う人が大勢いたが私は何一つ買っておこうと言うものが無かった。買いに行く暇もお金もなかったと言うのが本当のところだが、所詮目先の得の為に神経やエネルギーを使う方がよっぽど損をする。それより今ある仕事に精を出す方が得策だと思っているからだった。
 一昨日の日曜日の昼、取りかかっている仕事に夢中になり昼食を取るのが面倒なので食べなかった。時間が勿体ないと言うよりやっている事が中断すると神経が途切れてしまうのが惜しかったからだが、家に帰ったら家内が居ないので夕食も止めてしまった。仕事に集中していたので多少の疲れもあって、自分で用意するのも面倒だった。
 昨日の朝家内とも相談して朝食も食べないことにした。そして昨日の昼も夕べの夕食も食べないことにしていた。折角日曜日に2食抜いたのなら勿体ないから三日ほど絶食してしまおうと思ったからだ。今日も3食食べないで明日の夕食くらいから食べ始めようと思っている。
 「三日食べなければ7割の病気は治る」と言う本もあるが、私はなにも何処も病気には掛かってない。ただ私はこの何十年かの間に健康維持のためにちょくちょくやっていることだから何の抵抗もない。船瀬俊介氏の言うことなど何十年も前から知っているからだ。免疫抵抗力をつけるのには断食が一番良い方法だと知っているからだ。
 病院に行ったのは検査に行った時だけで、何も病院に検査に行く必要もないと思っていたがあまりにも周りがうるさいので行っただけの事だった。変な寝方をしたので腕がしびれ、全く手に力が入らなかった、それが半日経っても治らない、それで周りがやいのやいの言うので病院に行ったが外科から整形外科、形成外科まで回され検査されたが、結局原因も分からず、ただ腕を固定して置けとギブスをはめられて帰ってきた。
 帰るや否やそのギブスを外し、夕方信頼している整体師の上田唐山氏の所に行ったら、あっと言う間に直してくれた。唐山先生の言うことには医者は何もわかってない、身体の仕組みを分かってないからそんな治療するのだと言う、今は亡き唐山先生の事を思い出す。
 新年度は絶食からは始まったことになる。昨日までの忙しさでかなり身体を使った、そのリニューアルをするのが絶食だと思っている。今年度もかなりハードなスケジュールが待っている、心身ともにリニューアルして掛からなければならないと感じているから、体力を整えるために明日まで絶食する。
 食を絶つと自分の身体の本能が生き残りをかけて猛烈に動き始める、飽食の時には見られなかったホルモンが働き始めて悪いところは治癒してしまう。これは絶食の科学でも説明されている。
 千島学説によると食を絶つと生存に一番不必要な細胞から血液になって身体の血流を維持すると言う、これを可逆分化説と言って説明している。生存に一番不必要な細胞と言えば癌細胞だろう。その後潰瘍になっているような細胞、その次に余分な細胞として貯めていた脂肪細胞から血液に戻ってしまう。
 いずれにしても人間の体は飢餓に対しては強い、飽食に対しては弱い、飽食時にはインスリンくらいしか役に立ってない、飽食過ぎてインスリンでも間に合わなくなってしまって人工的にインスリン注射をするまで食い続ける人が多いのが今日この頃だ。現代人は食いすぎて病気になっているのを知らないでいる。人が一日に三度食事をするようになってそう日も長いわけではない。時間食いを始めてから病気が始まったと言っても過言ではなかろう。
 私が病気一つしないと不思議がる人も居るが、私は具合が悪いと言って病院に行くことは無い、健康診断にさえ行くことが無い。検査だって生命保険に加入する時に仕方なくいくだけだ。自分身体が第三者に分かるはずもなく、自分身体は自分が一番よく知っているから医者などには見せない。医者に行くのは緊急の怪我の時だけだ。手術を受けても医者が作った傷は自分の治癒細胞が治してくれる。医者の技術と自分の治癒力が怪我を治させることにもなる。
 今年度は怪我の無いように気をつけなければと思っている。身体さえ健康であればどんなことが起ころうと対処できる。今年度は今までとは違った一年にしたいと思っている。