昨日は一昨日の「あだち新製品開発講座」の懇親会の後寿司屋に寄ったら馴染客が居てカラオケで賑わっていた、それに参加したのがいけなかった、気が付いたら3時を過ぎてしまった。昨日はインソールを新バージョンで製作する予定だったのでいつも通り会社に向かったが、ブログを書く余裕が無かった。
 25年度「あだち新製品開発講座」の最終総括は大塚講師が発表会での開発テーマの5分間プレゼンテーションを来場者のアンケートによる評価をグラフに現し、講師陣のアンケート、受講者お互いのアンケートもグラフにしていた。
 「目標達成度」「作業正確度」「仕様把握度」「表現伝達度」が評価されているグラフはわかりやすい。「TASKものづくり大賞」入選した人も4名、開発講座がらみの入選製品は私のを含めると7品目もある。足立区の入選品12品目の内半数以上が開発講座からのものという結果になった。その成果は著しい、入選漏れしたものも商品化されれば来年度の大賞に応募すれば入選するかも知れないものも数多くある。引き続き講座に参加してさらにバージンアップを習う人も出るかも知れない。とにかくこの講座は凄い講座だと思う、大塚講師の辣腕が生きている、新製品開発をするための心構えから現実的な市場へ乗り出す為の全てのカリキュラムが揃っている。これを学ぶだけでもものに対する意識が醸成され、一人づつの意識改革に繋がってしまう。
 5区のものづくりに大きく影響する成果があった事は特筆されても良いのだがと思うのは私一人だけではないと思われる。
 私の最後の締めくくりは講習は終わるが、これからが始まりだと言うことを強調した。私は既に来年度のものづくり大賞に出展するアイテムを3品目も頭の中にある、11月の締め切りまで十分時間が有るので商品化することが出来るだろうとも言わせてもらった。とにかく考え続けることが必要だ、それを習慣づけることが次への開発に大きく関わってくると強調させてもらった。それに「脳に悪い7つの習慣」を忘れることの重要さも説いた。
 今年度奨励賞を頂いた「インソール」も応募時とは大きく変わっている、バージョンアップもデザインも大きく変わっている。明日の表彰式に持って行くため昨日は新しいタグとチラシも作り、デザインを手伝ってもらったデザイナーの阿出川さんにも来てもらい商品を見てもらった。ご本人もその仕上がりにはほぼ満足してもらった。製造方法も入選が決まってから何度も変わっている、見た目も大きく変わっている。未だこれからも変えて本格的にマーケットに乗り出す時にはもっと本格的なデザイナーにも相談しグレードアップさせることも考えている。
 阿出川さんの母上は私のインソールを靴下に入れて履いているらしい。そうすれば一日中履いていることも出来る、出かける時にはそのまま靴を履いて出るらしい。そのせいか夜中に3度はトイレに行くような冷え症だったが、今は1度くらいに改善されているらしい。
 私は姉などに両面テープで靴下に貼り付けるように言っていたが、阿出川さんのお母さんの様にやってみた。自分の足に合わせてインソールを切り、それを丸めて靴下に挿入し、靴下の大きさに広げる。最初は違和感が有ったほんの数秒、歩いてみたら何とそのポカポカした気持ちいのいい事と言ったらたとえようがない。夜中の冷たいPタイルのフローリングに乗っても少しも冷たさを感じない、良いことを教わった。使用説明書にこう言う使い方が有る、靴の中敷きとして使うばかりでないと明記しておこう。家の中を歩くにも足が軽く感じる、この商品は半端なものではないとますます自信が湧いてくる。これなども今年度のものづくり大賞に応募すれば大賞を頂けるかも知れない。
 今日にも会社に行って違ったテスト品を造ってみたいところだが、今日ばかりは8時半からの高齢者講習受けなければならない。自分では高齢者などと思ったこともない、毎日運転しているが若い時と少しも違わないと思っている。ただ芸能人や自分の顧客の名前などしぐ忘れてしまう。これも特に年を取ってからと言うわけでもない、娘の結婚式の時家族紹介をするのに末娘の名前が直ぐ出なかったこともある、ど忘れは昔からある
 私の人生などもこれからだと思っている。
以前もブログに書いたことがあるが、私の好きなサムエル ウルマンの詩が有る

青  春

サミエル・ウルマン

青春とは人生のある期間を言うのではなく心の様相を言うのだ。優れた創造力、逞しき意志、炎ゆる情熱、怯懦を却ける勇猛心、安易を振り捨てる冒険心,こう言う様相を青春と言うのだ。年を重ねただけで人は老いない。理想を失う時に初めて老いがくる。歳月は皮膚のしわを増すが情熱を失う時に精神はしぼむ。苦悶や、狐疑、不安、恐怖、失望、こう言うものこそ恰も長年月の如く人を老いさせ、精気ある魂をも芥に帰せしめてしまう。年は七十であろうと十六であろうと、その胸中に抱き得るものは何か。曰く「驚異えの愛慕心」空にひらめく星晨、その輝きにも似たる事物や思想の対する欽迎、事に處する剛毅な挑戦、小児の如く求めて止まぬ探求心、人生への歓喜と興味。

人は信念と共に若く 疑惑と共に老ゆる
人は自信と共に若く 恐怖と共に老ゆる
希望ある限り若く 失望と共に老い朽ちる 

大地より、神より、人より、美と喜悦、勇気と壮大、偉力と霊感を受ける限り人の若さは失われない。これらの霊感が絶え、悲歎の白雪が人の心の奥までも蔽いつくし、皮肉の厚氷がこれを固くとざすに至ればこの時にこそ人は全くに老いて神の憐れみを乞う他はなくなる。