昨日は純金の小判にクマモンの3色印刷をしたが、これには多少手こずった。何故なら一個づつが同じ型で抜いたものでは無いようで微妙に大きさが違う。印刷治具が使えないと位置が確定できず3色の見当を合わせることが出来ない。僅か100枚足らずのものなのに朝から3時過ぎまで掛かってしまった。
 3時過ぎに休日でもいいから印刷色を何種類か作って合皮に印刷して見てくれと言う人が来てピンクとグレーの調色を3種類づつした。それも2時間くらい時間を要した。
 今日の地場産業展の「炭インソール」の資料作りを多少でも用意したいと思っていたが、さすがに疲れたのか大したことが出来なかった。A4のコピー用紙が無くなりそうだったのでチラシを30枚ほど用意したが間に合うかどうか分からない。いずれにしても80足くらいの限定販売と言うことで販売してみるのだが、売れるかどうかも分からない。
 「あだち新製品開発講座」の発表会に出席してくださった産業政策部の課長さんに、東京電機大学の教授が19日に「炭インソール」の機能解明の相談に乗ってくれてお会いすることになったと報告した。非常に喜んででくれたが、その時現物をお見せしようと思ったが見せることが出来なかったので今日時間をみて政策課まで行ってお見せしようと思っている。
 昨日最終に来た革張り屋さんにも「炭インソール」に乗ってみてもらったが、乗った瞬間に体のバランスが変わってしまって、私が思いっきり組んだ手を押しても動かなくなってしまう。またОリングテストでも指が開かなくなってしまう。これはマジックではないか何か仕掛けがあるのではないかと俄かには信じてくれない。
 私の口から説明しても理解できないだろうから東京電機大学には色々な分析機器があるだろうし学術的な説明が出来れば人も信じてくれるのではないかと思っている。それで相談に行くのだと話してやった。
 私は奇術師でもマジシャンでもない、誰がやっても同じことが出来る。それにモニターになってくれている方々から足が温かい、歩行困難な人がスムーズに歩けるようになったとか、靴の匂いがしなくなった、腰が楽になったとか痛くなくなった、などの報告があった。この現象を適切な説明で理解してもらう事が出来ないもどかしさに閉口している。ただ人の役に立つと言う事だけは実感している。だからある意味堂々とテスト販売してみようと言う気になったのだった。
 私がブログに初投稿したのは2005年の5月5日だった。それから6月22日に「東京デザイン創造塾」に参加したのが切っ掛けで毎日のようにブログ投稿をし始めた。その時のコーディネーターの都の職員から「丸山さん 貴方のブログは面白いから毎日書かなくちゃダメよ」と言われた。それから毎日のようにブログ投稿をするのが日課のようになったのだった。
 「東京デザイン創造塾」では学ぶものも多かった。その時知り合ったのが今では「あだち新製品開発講座」の講師をしていただいている大塚先生だった。今では大塚先生の影響下で足立区のものづくりがかなり違ったものになっていると思う。
 それに「足立ブランド」認定と言う政策に都市計画同人が関わってくれたのも足立のもづくりに大きく影響している。「足立ブランド」の説明に藤井社長が「未来クラブ」の忘年会に来てくれて、クラブのメンバーの登録申請が一番多く、初年度の11の認定企業の内7社が「未来クラブ」のメンバーだった。
 「足立ブランド」に認定され「あだち新製品開発講座」にも参加したミユキアクセサリーの小沢社長、三祐医科工業の小林社長も今では講座の準講師になっている。
 今日の地場産業展に出店するのも「未来クラブ」一番多い、限られたスペースに出展するので一社あたり60センチのスペースしかない。私は当初「焚経香」も販売するつもりだったが、今日は「炭インソール」だけを持って行くことになってしまった。
 元々地場産業展は「足立工業連合会」が主体のイベントだったが、一部「あだち異業種連絡協議会」に与えられたもので仮住まいのようなもので大きく売り場を形成できないでいる。売り上げの大きさが将来の地場産業展に影響するものと思う。狭い場所でも皆に頑張って貰って売上高をあげて欲しい。工連にも大きな影響を与えることで刺激できるだろう。足立区全体のものづくりに影響することになる。