今日は足立ケーブルテレビで安心堂が紹介されるのですが、我が社では見ることが出来ない。収録時には大変に盛り上がってどのように編集されているか分かりませんが面白い番組にはなっていると思う。本当は見たくて見たくてしょうがないのですが、見ている時間も無い。DVDを送って頂くことになっているのでそれで楽しむしかない。
 それにしても昨日はまさに「なんでもくん」dayだった。「TASKものづくり大賞」を通じて知り合った人が兄弟を引き連れてやって来た。私の住まいの近くにある彫刻屋さんだったが、TASKで出会うまで知り合う機会が無かった。気さくな人でもう既に以前からの付き合いが有ったかのような雰囲気で話が出来る。その人が弟さんと一緒に来てくれた。その人も気さくな人で何と大手の筆記具メーカーの人で「なんでもくん」を見にやって来てくれたのだった。
 大手ボールペンのメーカーなので名入れ業務は限りなくある。版を作るスピードとその精度の良さには驚いていたが、十分自社で役に立つと言ってくれた。10台くらいは欲しいと言っていたがそうなると何年ぶりかの注文で良い商談になる。是非実現して欲しいと思いたいが、こう言う期待が持てるだけでも「なんでもくん」の存在を認めてくれた嬉しい話になる。
 このお兄さんとも「足立ブランド」や「未来クラブ」の話が出来たが、来年度の「あだち新製品開発講座」に参加してくれるかも知れない、また「未来クラブ」にも参加してくれるかもしれない、一緒に地域活動が出来たらますます地域コミュニケーションが充実してくる。
 午後には手ごわい仕事だが昨日からチャレンジしていた。人が見えるので中々じっくりしとやる時間がない、やっと仕上げる目途がついて、これから仕上げてしまいたいと思ったが、そこにまたまたギフトショーの「TASKものづくり大賞」で知り合った人が二人連れでやって来てくれた。一人は「ギフトショー」で隣に展示していた金属加工屋さんで一人は開場で「写真はんこ」を注文してくれたシール印刷屋さんだった。「写真はんこ」押す時に一度印面を綺麗にする弾力性のある粘着シートを作って来てくれた。一度そのシートに押してからスタンプでインキを拾うと確かに写真の小さなドットが綺麗に再現できるので「写真はんこ」にはもってこいの商品になる。「写真はんこ」のオプション製品になる、あるいはサービス品としても提供できる。後は何枚組かで売れる商品にもなる。良い商品を提供してくれるなと、おまけに25日の大手保険会社の地下での発売会にも参加してくれることになった。そこでサービス品として提供したら購入者は喜ぶことになるだろう。名称も商標も考えなくてはならないが「写真はんこ」を開発しただけでもケースやこのシートのような新しい需要を呼び起こす。これが新しいものづくりの面白い所でもある。
 ところがこのお二人の目的は「なんでもくん」だった。お二人にも版づくりから印刷まで体験してもらった。それぞれ目的は違うが自分の仕事に役立つと判断したようだった。
 特にシール屋さんは少量の需要にも少なくても1,000や2,000の印刷をしてもらわないと仕事にならない。300位の必要のある人にも1,000以上のものを作れば残りは残りはゴミになってしまう。あるシール屋さんは自分はゴミを作っているようで辛いとこぼす人も居た。シールはシールで必要なものでもあるが、あるシール屋さんは少量のものだったら商品に直に印刷して貼る手間もいらない位置も確定するパッド印刷を勧めることで大成功している所も有る。シールを貼るより商品に直に印刷した方が商品の信頼性が遥かに上がるものになる。位置を正確に貼る手間も無くなるでけでなく、商品のグレードがぐんと上がったものになる。そんな話もさせてもらったが自分でも感じたらしい。
 金属加工屋さんも以前から自分の造ったものに印刷の必要なものが有るらしく「なんでもくん」が必要だと思ったらしい。金属に印刷して焼き付ければかなりしっかりしたものになる、関の刃物屋さんでも使っている所も有ると言う話も紹介した。
 夕方皆がお帰りになった後やりかけた仕事をしたが、ほぼ完成したと言っても良い。終わった後パソコンの前に座っても見積もり依頼などが有ったがエネルギーが不足していたのか上手くいかないのでやめて帰って来てしまった。今週も土日に仕事が集中しそうな気配が有る。