「あだち新製品開発講座」が昨夜あったが、各社それぞれが具体的な形を創りはじめ、経過発表することが出来るようになってきている。中には3年連続で参加して、一昨年TASK大賞を獲得して昨年は入賞できなかった三祐医科工業が今年こそはと創っているものがあるが、製品開発に目覚めたのがはっきりわかる。造る技術が有るのだから自分の思った通りのものが出来る。
 「商品=もの」ではなく、「商品=体験の起点」であり、また体験したくなることが重要であり、それによってまた買いたくなる、そしてファンを獲得することになる。つまり商品とは、その商品にまつわる「結果」を提供する道具である、とマーケティングの本で読んだことがある。三祐医科工業の小林さんはどのような展示会でも必ず、関心を持つ人に耳かきを体験してもらっている。今度もちょっと体験してみたくなるような耳かきを創っていた。商品としての完成度をあげることで直ぐにでもマーケットに出せるだろう。
 他にも早く商品化してくれないかと言うのも何点か有った。ちょっと試してみたい、そんな気にさせるものを皆開発している。今年もTASKものづくり大賞に足立区から何点も出品され、このイベントが大賑わいするような感じがする。
 今年の「あだちメッセ」でも「あだち新製品開発講座」がプレゼンテーションを1時間する、そのプログラムを大塚講師はすでに作っている。そのプレゼンテーションには特許庁に関連する人々や他地域の産業振興にまつわる人が大勢来ることが予想される。何故なら大塚講師は今月から特許庁の特別講師に任用されている、「あだち新製品開発講座」での実績をプレゼンするからに他ならない。大賞を取った企業がどのように変貌するかを見せることが出来る。それにこの講座の特徴は現役の零細企業の経営者が講師の一員になっていることもあるらしい。地域でものづくりをしているオヤジが講師になってようなセミナーは全国にも無いらしい。
 昨日の午後には我が社に元大物国会議員だった人が来た。バッチが無くても地域の企業や色んな団体を訪問して地域活動をしている様子をある新聞の記事として掲載したいらしい。当社が「足立ブランド」認定企業であり、「FC足立」交流会の会長にもなっており、あだち異業種連絡協議会のメンバーでもあり、私がTASKプロジェクトの推進委員のもなっており、昨年度には私自らがTASK大賞を受賞したことなども訪問のきっかけになっているらしかった。
 その元議員も色んな中小企業を回っているが何処でも景気が悪いとか、円高には参っているとか言う話を聞くが此処にはそんな言葉が出ないのが珍しいと言っていた。昨日はちょうど天気がよく、見ている目の前で太陽光に「はんこ屋さんゴッコ」の印面を1分半当ててその場で水洗いをして見せた。その印面を三菱鉛筆の「はん蔵」に貼りつけて紙にペタペタ押して見せた。わずか4,5分でそんな作業を見せたので「こりゃ凄い!」と驚いていた。そんな情景をカメラマンが色んな注文を付けてシャッターを押し続けていた。どんな新聞記事になるか見るのも楽しみだが、それより何より付いて来ていた取り巻きの人達7,8人と共に楽しんだ。皆一様に驚いたり喜んだりしてくれた。
 彼らが引き上げた後、そろそろ「あだち新製品開発講座」に出かけよう館と思っている時、突如2人の方が見えた。
このお二人はJR関係のイベントグッズを造ったり、それに印刷することをよく頼まれていた。私が「はんこ屋さんゴッコ」を開発していた時、自分の姓のハンコがどこにも売っていなく、これが出来たら必ず売ってほしいと頼まれていた。昨日はそれを買いに来たと言うのだから放っておけなかった。早速彼らの姓をパソコンで打って、ネガを作るところも見せた。そして太陽光に当てて洗って印面を作り「はん蔵」に貼りつけてやった。そうしたら大喜びで自分でもやってみたいと言って「はんこ屋さんゴッコ」をワンセット買ってくれた。お一人は我が社の線香を四国のお寺に売り込みたいと言っていた。そのお寺のホームページを作っているので何らかの形で売り出したいと言う事だった。
 そんなんで開発講座に直接車で行かなければ時間に間に合わなくなってしまう、いつものように我が家に車を置きに行く暇がなくなってしまった。だから昨日の懇親会ではアルコールが飲めないので残念だった。ノンアルコールのビールまがいを飲んだがありゃ飲み物でも何でもない、コップに注いだらビールのように泡が出るだけのものだった。余程のどが渇いた時くらいにしか飲める代物ではない。しかたなく担担麺を食ったが腹が一杯のなってしまって飲めない懇親会はどうもしまらない。腹が一杯だと家に帰ってきても飲む気にならない。たまにはそんなのもいいかと昨夜はおとなしく寝た。
 今日は朝一番で新潟の人が「ころまるくん」を引き取りに来る。その「ころまるくん」で我が社が今請けているボトルに2色印刷をして試運転する。扱い方の良い訓練になるだろう。