日暮里・舎人ライナーが今月3月30日に開通する、その記念行事として4月12,13日に舎人公園で開業記念イベントが開催されます。未来クラブは一テントを獲得しました。12日夜には花火大会で3,000発も花火が打ち上げられる。区民参加の物産展も開かれる、二日間でどれだけの人が舎人公園に集まるか予想が出来ない、秋のあだち祭りには25万人も集まるがそれに匹敵する位の人が集まってくれないかと期待に胸が広がる。
 これをきっかけに秋のあだち祭り、春のあだち祭りとして定着しないだろうかと期待したい。河川敷で行われるあだち祭りより区外からの人はアクセスがはるかに便利な事になる、しかも常設設備があるので都内有数のイベント広場として有名な名所になる事を期待したい。
 長年交通不便地域として我慢に我慢を重ねてきた、それが一気に交通便利な足立西部地区になる。今まで足立区と言えば北千住が玄関口となっており、西部地区は隔離されていたような感じすらしていた。
 当社など全国から来る方がいるがアクセス方法を解説するのに随分と厄介な事になっていた、それが山手線日暮里駅から14分で来られますと言えるだけで大きな違いがある。まさに待てば海路の日よりありテレビドラマではないがソコヌケー!!にウレシーやんかと雄叫びを挙げたいくらいだ。
 恒常的な尾久橋通りの車の渋滞などもう気にしなくてよくなる、喉に刺さった秋刀魚の骨がすきっと取れたような気分になるだろう。

足立ブランドのロゴ足立区のホームページがリニューアルされた、そこで「足立ブランド」のロゴが出てくるその詳細を見ると今回認定された企業が紹介されている。なんとその紹介記事に私の剥げ頭が写っているではないですか、嬉しいやら恥ずかしいやら、だけど人が群がっているシーンを良くつかまえている。行政が産業を通じて足立区のイメージアップをはかって行こうとの姿勢が如実になってきた。我々ものづくりに勤しむ者としての責任は重いものになってきた。このロゴマークを全国に知らしめる使命が与えられた事になる。
 明日夜足立区長を交えての「足立ブランド認定」企業11社の交流会がある、チーム足立として地域振興の役割が確認される事になるだろう。
 零細企業の当社が認定された所に大きな意義がある、小さかろうが大きかろうが地域社会に参加し全国にその名を広しめることが出来るところに意義が見出せる。ある意味中小零細企業には良い時代が来たとも言える。
 国内需要の喚起がこれからの経済を支える時代になってきている、大量輸出産業の大手はほとんど外国にシフトされ世界景気に左右されるが、国内需要は世界景気に左右される事なくロングテールの中に存在している。このところ大企業での好業績が謳われ経済成長を支えて来たと言うが我々中小零細企業は淘汰されるばかりで景気の良さなど微塵も感じられなかった。大手の下請けでしか存在できなかったところは消滅せざるを得なくなっていた。ところが今生き残っている中小零細は何とかその知恵と技術で儲かるには縁遠いが存在している。急成長は望めないまでも息の長い成長をする事が出来るような気がしてくる。
 自力のある零細企業が足立ブランドになっているのはその現われではないだろうか。