今日は「あだち異業種フォーラム2006」が開催される、昨年「東京デザイン創造塾」でお世話になった中小企業振興公社の方々や大塚講師も見える。今年はビジネス交流に重点を置いている、講演も大田区の産業振興振興協会の専務理事の山田伸顕さんの「これから生き残る中小企業とは」との演題で今までに無く興味深いものになっている。集まってよかったと言うフォーラムになることを願っている。
 夕べと言うより今朝まで掛かって「ころまるくん」を組み立てた、昨日から納入の始まった電機部品の印刷五千個を当分毎日納品をしなければならない、その量産体制を確立しなければならなかったので「ころまるくん」の組み立てが始まったのは8時過ぎてからになってしまったからだ。
 今未だ一週間経ってない、よくこの短時間に量産出来るところまで漕ぎ付けたものだと思う、通常一ヶ月掛かってもおかしくない。一月掛かってもやるところがなかったしわ寄せが当社に来たもので大変だった。今日の出荷が間に合ってホッとした、大阪の発注先から電話があり、今出荷したと返事をしたら、まるで神様のように言われたが本当に間に合って嬉しい。嬉しいのはのはお互い様で、毎日確実にやらなければならない仕事が一つでも増える事は、この仕事が減ってゆく時代には嬉しい限りで製造者冥利に尽きない事柄でもある。自分の技術が活きる喜びは「ものづくり」を志す人達が皆追いかけている物だと思う。今週は休み返上で空いてしまったラインの穴を埋めてあげなければならない、人手も増やさなければならなくなった。
 私はツイている、そう思わざるを得ない。今日一日近く会社を空けるが、現場は間違いなく生産に対応してくれると思う、一歩間違えれば異業種フォーラムどころではなかった。今日のフォーラムも必ず成功すると思う。