昨日は静かな幕開けだった、場内はこれといった作業をすることも無く、昨年の残ったものを処理すること位で本格的な生産は未だ始まっていない。ただネットへの訪問者は多く問い合わせが多かった、ホームページを見ながら電話をしてくる人も居て電話の声とホームページの中で動画で説明している声とが同じだと言って私の顔を見ながら話しをするのに感激していた人もいる、将来の顧客になる事はうけあいだ。出かけることなく営業できる面白さを味わうことが出来る、ネット社会の便利さを痛感する。
 次々に年始に見える方がいたが、中でも始めて見えた年始客が「なんでもくん」を買いたいと言って成約した、その方に説明をしていたので他のお客さんには挨拶するのみで言葉も大して交わせなかった。下請けをして頂いている人達は来客で賑わっている状況を見て安心してお帰り頂いたものと思う。
 5時頃に見えた年始客は長い付き合いの下請けさんで毎年最後に当社に来て長話をしてゆく、株式取引が大好きで今年の景況感などを良く話す。彼は株式の罫線を書いている、私が25年以上前に伝授したもので今ではいっぱしの罫線論者になっている。彼に獅子の子を見極める事を教えた、ライオンの子は小さい時からある種の風格がある、そしてやがて強い大人に育つ、相場の始めのチョッとした陽線が大きく化けるモノを予感させる、その見方を教えたのだが、獅子の子を見つけたと時々報告する、だいたい的中しているからたいしたもんだ。
 
 今日は「新なんでもくんANG-3」のアッセンブリーをして来週の出荷に備えなければならない。
新なんでもくんANG-3