昨日は朝から来年11日から放映されるシティビジョンの収録のため区役所に行った、既に撮影は始まっていた。インタビューアーの若い女性が私たちのところへアプローチしてくるシーンがあるがNGの連続でエスカレーターを上ったり階段を下りたり大変だだった。私たちの出番になったが、これが又大変、私は名前を言い間違えたり、肝心の所を抜かしたり、NGを繰り返す。相手もNGを出すので何回も撮りなおした。想像してた通りだったが、最後オーケーという言葉を聞いてホッとした。あだち異業種連絡協議会「共同受注」の岩城さんとの共演だったが、その後のコミニケーションが持てたことがむしろ良いことに繋がりそうだ、昼間ゆっくり話す機会は滅多に無い、こんな機会が持てたのは幸いだった。
 午後は某自動車会社の研究所の方が見えた、名刺には工学博士の肩書きがありオッソロしく真面目そうな人で研究向きな人柄だった。自分の研究課題に精緻な画像をプリントする必要があり、自分の必要なモノを探していたら1000万円もしたそうだ、上司に言ったらそんな予算出るわけが無いといわれ、ネットでしつっこく調べたら安心堂の「なんでもくん」に収斂したという。素材の強度を調べるために精緻なドットの羅列が欲しいそうだ、私が受け取っていたデータで版を作っておいたので直ぐプリントテストをしたら舌を巻いていた。「なんでもくん」用の版は300線という細かい網が製版できる、オフセット印刷の網が170線という網から考えてもどんなに精緻な網か理解できると思うが、彼の要望を満たすのに充分だったのだ。早速購入したいというので見積書を作った、製版のやり方を教授し、自分で操作を体験してもらった。同じ研究者としていろいろ話しをしたかったようだが後があるのでそこそこでお帰りいただいたが、満足げな顔だった。愛知工大卒の技術者に技術の講義をする?経験の積み重ねが重要な事は理解されたようだ。仮説(目的)がなければ物事は成就しないことをお互い理解しあえたと思う。
 今日は午前、午後二組の研修者が来る、持ってくる素材がまちまちだから面白い、私も毎日が勉強になる。