20センチの長さを印刷するなんでもくんある紐屋さんからの依頼で20センチ印刷できるパッド印刷機の製作を依頼された。従来のパッド印刷機であったらこの長さを印刷出来る機械だったら500万円はくだらないだろう、手動式であれば10分の1以下で造ることができる。いま紙コップに印刷が簡単に印刷できる「ころまるくん」シリーズも開発中です、近々にお目にかけることが出来ると思います。曲面印刷機「ころまるくん」はシルクスクリーン版を使いますがやはり手動式で誰でもが簡単に出来るものです。円筒形や円錐形のものにローコストの印刷機があれば平面印刷機しかない印刷業者は喜ぶと思います。またドリンク剤や飲料水などをサービスするイベントなどで紙コップやプラスチックコップに印刷されたものが供給されればPR効果が期待できると思います。
 世の中には人の目に付くものだけではなく色々な局面で印刷技術は生かされている、接着剤を印刷している場合、導電性のあるインキで回路を印刷する場合、発熱で色が変わる印刷、その他もろもろの印刷技術が生きる場面は多い。安心堂は色々なものに印刷する相談をよく受けるが大概の場合上手くいくことが多い、それはどんな印刷でも基本的には同じノウハウが生きるからです。版とインキさえあれば何にでも印刷はできるものです、それを知っているか知らないかの問題です。
 一つの技術があれば色々なものに応用できる新商品が作れる、私はそれを「未来クラブ」でもいつも示唆している、「東京デザイン創造塾」で私はそれを学んだからである。12月2日には城北地域中小企業支援センターで10社の開発した物の発表会がある。他社製品がどんな形になって現れるか楽しみでもある。