印刷には古い歴史がある、情報伝達の歴史とも言える。印刷には版が必ず伴います、印刷媒体も時代によって移り変わります。版の歴史、印刷媒体の歴史、興味尽きないものがあります。
大方の人は印刷と聞けば紙に印字された物を連想します。新聞、雑誌、書籍等を思い浮かべるのがせいぜいでしょう。大量に、広範囲に同じ情報を伝えたい欲望が印刷技術を発展させてきたとも言えます。昔は人のしゃべることを書き写してきた、写し間違いや聞き違いが多くあったに違いない、そこでいろんな混乱が生じ、多くの歴史が残されてきた。
御釈迦さんやイエスキリストさんが自分で言ったことを自分で印刷して衆生に伝えたら、歴史も変わっていたかも知れません。それぞれの弟子達が私はこう聞いた(如是我聞)、私はこう聞いたと100人以上の弟子、12人の使徒達がそれぞれ経文、聖書として書き残したものを印刷した歴史があります。
近代印刷の歴史はそれほど古くは無くこの100年くらいで大きく変わってきた、その歴史を紐解けばすぐ1冊や2冊の本になってしまう。
印刷の興味は尽きない、私は紙媒体以外のものに印刷するのが好きで商売にしてしまった。
昨日も大企業の人たちが印刷方法を勉強に来た、納得して帰ったかどうか分かりませんが、私の印刷方法にはビックリしていたのは事実です。