なんでも印刷日記

パッド印刷って何だろう?曲面印刷って何?身の回りにある物にはほとんど印刷がほどころされている、どうやって印刷するのだろう? そんな疑問に答える日記です。 最近このブログを読んで印刷の体験の無い方でも名入れ印刷のプロ並の印刷を体験する方が増えてきております。 形のある物何にでも印刷できる楽しさを仕事に生かしています。 長年の印刷経験から生み出した手動式パッド印刷機、文字入り線香などの技術が認められ19年度「足立ブランド」として区から認定されました。全国各地から手動式パッド印刷機「なんでもくん」の研修者が年々増え続けています。  

奥の深い可能性、路上珈琲店

 「町工場見本市」初日は娘が対応している、二日目は私が担当する。昨日は前夜に足立異業種交流会イコー会のメンバーが銘板を一枚造って欲しいと頼まれた。しかも昨日欲しいと言う、原稿はFAXで送ってきた。原稿も私が作り、素材も金属でもどんなものでも良いと言うが、シルク印刷が良いかパッド印刷が良いか取り敢えずパッド用、シルク用のポジを作り、社内にある銘板用に使える素材を探した。
 ラベルに使えるタック紙とアルミの小さな板があったので用意しておいた。銘板だったらアルミ素材が良いと思ったが2種類印刷しておくことにした。
 納入する装置のタイトル名が長いので指定された寸法だと文字が小さくなってしまうが少し長体にして大きく見える様にした。ところが版を用意したところに電話が入り、タイトルに装置と付け加えてくれと入った。役所で使う装置だから入札した時の名称と同じにしなければならないと指摘されたと言うので版を作り直した。バランスがちょと良くないと思ったが、要望だから仕方ない。
 昨日の朝に来るまでに造っておいたが、型名、シリアル番号、製造月、全て間違いが無いのでOKと言う事になったが、さすがプロだと喜んでいた。アルミ板の方は焼付けして置いた。アルミ板はシャーリングでカットして置いたが、ラベルの方は切り出す前に来てしまったので自分でハサミで切って呉れと手渡した。
 我が社にはパッド印刷の「なんでもくん」シルクスクリーン印刷の「じざいくん」があるのでこんな急な注文でも困ることはない。彼も言っていたが急でしかもたった一枚の銘板など何処もやってくれる所など無いと言って喜んでくれた。
 午後には区内の人だが「なんでもくん」を見せて欲しいと来た人がいた。開業はしているのだろうが、店舗を持たず露天でコーヒーの焙煎をし、焙煎したばかりのコーヒーを飲む事も出来るらしい。そのコーヒーカップに名入れしたいらしい。またステンレス製の保温ボトルにも印刷したいと持って見えていた。それに有り版の安心堂のロゴマークを印刷してみせた。インキは丁度試し刷りするために作ったインキがあったのでそれこそ直ぐにボトルに印刷してみて喜んでいた。
 無店舗なので何処でも店を設定できる、当社の前などでも店舗展開できると言っていたが、店頭を改造したばかりで、覗いた人がスナックかと思ったと言う人もいるので、彼も感じたのだろう。
 だが路上カフェで足立区で流行ってる所もあるらしい、焙煎士を名乗る彼の可能性は奥深いと思っている。印刷サービスも考えているらしい。ボトルに個人イニシャルが入ればお洒落なものになる。若い人には無限の可能性を期待できる。

高齢社会を生きる

 一昨日の土曜日には江北高校の同級生4人と会う事になっていた。昨年から2月には会いたいと連絡が入っていて、私の都合の良い日を指定してくれればその日に合わせて皆を集めると何度かメールをもらっていた。
 私は現役で仕事をしているので土日にしか暇を作れない、他の4人は仕事からはとっくにリタイアしているので時々会っているらしいが、私は彼らに会うのは記憶に無いくらい久しぶりのことになっている。
 4人とも有名企業を勤め上げ定年後は悠々自適の生活をしている。東大を出てIHIに入社以来研究室で定年まで研究に没頭していたらしい一人は、退社後は世界一周したり、乗ってみたい車を購入して日本中を走り回っていたような時も有った。今は何もする事がなく家からもあまり出ないらしい。何年か前に会った時に、それ迄に有った写真アルバムを全部整理したと聞いた。何でそんなことをしたのかと聞いたら、残しておいても見るものは誰もいない、処分したら部屋が随分広くなったと言っていた。
 人の一生はそれぞれ生き方が違う、私以外の4人に共通するのは医者通いで、私にメールをくれる彼は週の水曜日と金曜日には人工透析に行かねばならないと言う、病院に通うのが日常生活になっている。他の三人も聞けば東大出の彼は心臓の冠動脈にステントが5個も入っているので定期的に検査に行かねばならない、とか一人は前立腺癌を手術したり、腎臓がんも手術した、未だ他に悪いところもあるので医者とは縁が切れない。もう一人も癌の手術を何度かやっていると聞いて驚いてしまった。余命は医者通いが生活の目的になっているとしか思えない。
 もう一つ4人に聞いて見て驚いたのは具合が悪いから医者に行ったのかと聞いたら、健康診断に行って悪いところを見つけてもらって手術したと言う。
 彼らからみると私は異端者と思えるかもしれないが、怪我をした時以外医者にゆくことはない、私は自分の健康は自分で守るしかないと思っている。自分の健康や命を見ず知らずの他者に預けるとか依頼することは親からもらった素晴らしい身体を自己で守る責任を放棄する事だと思っている。
 私は人以上に喫煙もすれば酒も飲む、だから不健康かと言うとこの何十年病気一つしたことがない。だが人以上に健康には気を使っている。医学の父ヒポクラテスの格言を守っている、医は食なり、食は医なり、人の体には百名の名医がいる、医者に頼るな、一月に一度は絶食すれば健康になる、ヒポクラティス言う事をなるべく実践している。今日は家内も調子悪そうなので一日絶食しようと思っている。
 集まった連中は不思議に皆早生れで今年になって皆喜寿と言う事になる。77歳と言えば高齢者とか年寄りと言われるが、私は年を取っているという実感はない。戸籍年齢は確かに77歳だが、金曜日に「なんでもくん」研修に来た人がロックミュージシャンで47歳で年を取ってしまったかのような事を言うので、私を何歳だと思うか聞いたら、70歳くらいでしょうと言う。私は貴方より30歳年上だが、私の人生はこれからだ、これまでの経験を活かしてやるべきことは山ほどある。新しい発想もある、人は年齢に関係なく出来ることは多くある、60,70は鼻垂れ小僧と言い107歳まで創作活動した人もいた、と話して差し上げた。彼は目から鱗が落ちたかのような事を言っていた。
 すっかり年寄りになった4人には私が開発したバランスインソール「元気源」のバランステストをし、このインソールを履くと重心が定まり、歩いても疲れを感じなくなり、物を持っても軽くなる、躓いたり、転び難くなると言ったら、何処で売っている、是非欲しいというのでサンプルに持っていたのを履かせることにした。「元気源」を履けば皆少しは元気になるだろうと思う。次回は舎人公園で会う事になった、今度はバーベキューでも手配してあげようかと思う。
 私は皆にも言ったが仕事は生涯現役で続ける、世の中の人の役に立つ、世の中の人に一人にでも必要だと思われる間は仕事はやめない。仕事ができることを喜びとしている。
 今日も10時から区役所で「足立ブランド」に関しての重要な会議が2時間程ある、午後には来者したいという人がある。これは娘にやってもらおうと思っているが、明日からの「町工場見本市」に出展するものを今日は搬入する。私の日常は結構忙しい。
 
 

近所の小学生もパッド印刷に関心を持つ

 最近我が社の店頭が外から見えるので何をやる会社なのかと関心を持つ人が増えている。我が社の軒先には毎年ツバメが子育てをするので大人も子供も覗きに来るが、仕事に関心を持つ人はほとんど無かった。
 最近二人の小学生が私が試作をしている姿を見ると入ってきて試作を手伝うのを楽しんでいる。小学生でも「なんでもくん」で印刷出来るのが嬉しいらしい。今度名前の版を作ってあげておいて自分の持ち物に名前を印刷する事を経験させてあげようかとも思っている。親御さんも子供が自分で印刷するのを見ればパッド印刷に関心を持ってくれるだろう。近所中の子供も親もパッド印刷が伝われば評判になるかも知れない。パッド印刷の里になるかも知れない。
 今日も個人的に「なんでもくん」研修にこられる人が居るが、自分で印刷出来ることは社員であればそれが自分の強みにもなる、あるいは起業するのにも役立つものになる。ものを販売するのにロゴ印刷したり、名入れサービスが出来れば売れ行きにも大きな差が出るだろう。現に起業して成功している人もいる。
 現在印刷を外注している企業も多いが内製化することで収益力を大きく変化させている所も増えている。何故分かるかと言うと消耗品のリピート注文が最近、徐々に増えている、購入時に使っていた人が離職してしまって詳しい使い方の再研修に来る人もいる。
 地方からお見えの方はこの所ギフトショーはじめ展示会がビッグサイトで増えているのでついでによる人も多い。来週は我が社も「町工場見本市」に出展するが、商談予約が連日入っていたりしている。パッド印刷の有効性を大いに宣伝しようと思っている。
 
 

足立の未来を創る協創力

 昨日の「未来クラブ」定例会は中身の濃いものとなった。冒頭に私が1月28日に「FC足立」の代表として参加した「協創シンポジウム」で得た足立区基本構想を紹介した。本来は「未来クラブ」代表で参加した副会長の一人が説明発表することになっていたが、子供さんの教育関係の私用のため出席できず私に代わって欲しいと依頼されたので、昨年10月に策定された基本構想の冊子を10数冊手に入れていたので出席者全員に配布し、読んでもらうことにした。
 未来クラブ新ホームページについて、未来クラブデザイン講座2017についてなど各担当者が発表し、各社近況報告など中身の濃い定例会になった。
 今年度から始まる毎月第3土曜日ミユキアクセサリーでのデザイン講座など、まさに協創力を育む事業になる。ミユキの会長の言う「足立の伝説」づくりになるだろう。
 懇親会も盛り上がったが、起業したばかりの新入会員など大いに刺激されただろうと思う。
 
 

難しい仕事を克服する楽しさ

 ポリオレフィン系の樹脂への印刷はインキの選定が難しい。特にポリエチレン樹脂製の成型物にはインキの密着がし難い。インキメーカーはポリエチレンに密着するインキをそれぞれ出しているが、これが有効なものもあるが何処のインキが良いかどうかは使ってみないと分からない。
 我が社は長年特殊印刷に関わっているので色々なインキの使い方のノウハウを持っているが、今回挑んでいるポリエチレン成型物はバケツの蓋と言っているが、凹んだ部分に大きく印刷するのでシルクスクリーンの版の特枠を作らなければならない代物だった。
 その特枠を手刷りの印刷機にセットするのにも工夫が要る。またバケツの蓋と言いながら二つ折りになってるが無理して平らにすると華奢なピンが壊れてしまう。それを保護しながら印刷が出来るようにセットする受け治具にも手がかかる。昨日の午前はその受け治具を作るのに時間を費やしてしまったが、昼近くには印刷位置を確定して印刷治具と版のセットがスムースに印刷出来る状態にはなった。
 後は使うインキの調整をしている内に北海道からアポ通りに見えてしまった。このインキは温めると印刷出来る状態にはなるが、冷めると硬くなってしまう扱いにくいインキで温度調整と溶剤選びが問題なのだが、それがどうやら上手く調整出来てまさに印刷開始しようと思う時に人が見えてしまって刷り手を娘に任せてしまった。
 扱いにくいインキだったが、娘はどうやらインキ粘度や印刷のコツを掴んだらしく、綺麗な印刷が出来ていた。この手の印刷に自信を持つことが出来たらしい、疲れたらしいが晴れ晴れした顔を見てホッとした。難しい仕事を克服すると楽しいもんだが、今日も残った印刷をしてくれるだろう。
 北海道から見えた方は、プラスチック粘土を使っての受け治具の作り方、「どこでもくん」の使用方法、それに「ころまるくん」を見たかったらしい。「ころまるくん」は時間がないので次の機会にしてもらった。ビッグサイトの「ギフトショー」を見に来たついでに我が社に来たらしい。

連日の「あだちメッセ」効果

 昨日も大商談会で会いました、その時シルクスクリーン印刷も出来ると聞きましたので硬質塩ビ、軟質塩ビ各500枚への印刷を見積もって欲しいとFAXで見積もり依頼がありました。早速見積もりをFAXで送っておきましたが、「あだちメッセ」での出会いが連日のようにあるので出展して良かったと実感しています。
 14日15日と葛飾区主催の「町工場見本市に出展しますが、本部から14日に1件、15日に1件の商談予約、NPOからの面談依頼もあると報告がありました。
 14日に会う方の会社のホームページを拝見しましたら、名入れサービスするボールペンやファイルなどがあるので、「なんでもくん」が役立ちそうです。
 15日に会う企業のホームページを拝見しましたら、世間は狭いと思わざるを得ませんでした。何故ならその会社の製品に別会社からパッド印刷の見積もり依頼が有った製品が掲載されていたのです。直接のユーザーとの商談が出来るのは嬉しいことなのですが、間に立って我が社に見積もり依頼して頂いた方に申し訳ない思いも有ります。ただその商品に付いてだけでなく他の製品も多くあるのでお会いしてみなければ分かりません。
 「下町見本市」は事前に宣伝して商談予約を取っているのには感謝もし感激しました。出展予約しておいてよかったと思います。
 昨日は預かっている試作用の瓶状のものに2工程かけずに大きな中空パッドで一度で印刷できないかとテストをしましたが、受け治具をしっかりさせれば何とか1度で行けるのではないかと思い、今日その受け治具の確りしたものを作ろうと思っている。
 昨日は「なんでもくん」を購入した人から製版についての質問があった、ポジフィルムの露光タイムや網掛けの露光タイムを忘れてしまったと言うことだった。ポジ製作は染料タイプのプリンターかと聞いたら顔料タイプだと言うので、顔料タイプだとドットの隙間から光が通ってしまって無理だと言ったら、透かして見たらその通りだと言う。ただその会社にはリボンタイプのプリンターがあると聞いて驚いてしまった。かなり前に絶販になってしまったアルプス電気のインキリボンのプリンターを持っていてリボンもたくさん買い込んでいたと言うから驚いてしまった。アルプス電気が生産しなくなってしまったので染料タイプのカラリオに変更せざるを得なかったのだった。それがいまだにあると言うのだから幸いでそれでよい版が出来るだろうと答えて置いた。
 今日は北海道の方が見える、丁度東京に出る要件があるのでこちらに来たいと言う、「なんでもくん」の研修を受けたのだと思う。
 
 
 

ラベル貼るより直印刷

 金曜日は朝一番にお見えになった方は熊本からお出でになった方だった。前夜に東京に入り朝一番に当社にお出でになった。この方は上京した時は必ずお見えになる「なんでもくん」ユーザーで今回は版を作ったがそれが上手く印刷出来ないので自分で製版した版を持って見えた。ところが版は全く問題なく完璧に出来ている印刷が上手く出来ないのはインキの希釈を適当に出来てないのが原因で、電話でサポート出来るようなものだったが、本音は印刷業全般にわたっての私の意見を聞きたくてお出でになったようだった。
 私は先ず営業力を持つ為の意見を私の経験からの話や当社にお出でになる諸々の職業の方からの情報などを話させてもらった。そして今後の企業展開の仕方も技術面も含めアドバイスさせて貰ったが、参考になった分からないけど何事も諦めずに兎に角行動を起こすことが肝要だと言うことは理解して頂いたと思う。
 近くの蕎麦屋で昼食を共にしたが、東京のラーメンを味見して九州との違いに感動していた。午後には来客の予定があるので食後に駅まで送って差し上げた。
 午後の来客は一番気にしていたのは「あだちメッセ」にもお出でになった方達で、自社製の消臭スプレーの容器にラベルを貼って販売していたが、ラベルを貼るのも大変な作業で、容器に直接印刷した方が商品価値も上がるのは理解されていた。持って見えた容器に印刷が出来ることは持って見えたデータで版を作って印刷して見せ印刷が出来ることは分かっていただいた。ただ容器が単純な形でないので受け治具を造らなければきちんと印刷出来ない事も理解して貰った。ただ区役所で「足立ブランド」交流会が始まる時間が迫っていたので、私が治具を造って置くと言って私は娘に区役所まで送ってもらった。仙台の娘の知己も見えていたので北野神社の豆撒きに私は行けなかったが、娘の友人は神社に行ったりつかの間の交友を楽しんで頂いたようだった。
 「なんでもくん」研修を中断して出掛けたが、間に合うと思っていた私は「足立ブランド」交流会の時間を間違えていたようで遅刻してしまった。会長としての最初の挨拶が出来なかった。懇親会で挨拶させて頂いたが申し訳ないことになってしまった。懇親会は新「足立ブランド」に認定されて6社とも親しく話を交わすこともできたが、特に3社は「あだち新製品開発講座」の受講企業だったので認定されたことを喜んだ。
 土曜日は朝会社に行って前日の「なんでもくん」研修を受けた会社のスプレー缶の受け治具を造った後、家内と入院中の姪っ子の見舞いにいった。家内はちょくちょく行っているが、私は休日でないと見舞えない、入退院を繰り返していているが、何とか完治してくれないかと願って止まない。思った以上に元気なのでホッとしたが、予断は許されない。元気になれよと握手して帰って来た。
 

今日は節分だが

 当社の近くに北野神社があるが、豆撒きに招待されている。だが毎年覗きに行く間もない、役員が見えて今度こそ是非お出で下さいと言われているが、こればかりはその時にならないと何とも言えない。
 今日も「あだちメッセ」でお会いした人が3人だか4人でお見えになる予定が入っている。今日は夕方に「足立ブランド」の交流会があるので5時前には会社を離れなければならない。当社の場合アポ無しで見える方もちょくちょくあるので豆撒きの「鬼は外!、福は内!」が出来ないかも知れない。
 今日は特枠を造らないと印刷が無理だと言うシルクスクリーン印刷を処理しなければならないものが有る。こればかりは製版もセッティングも私がやらなければならない。使うインキも湯煎しないと硬くて使えない特殊なインキで、その会社から来る仕事はそのインキでないと密着して呉れない素材だから毎度苦労する。
 他所でやってくれる所がないと言う仕事が当社には多いが、それを何とかすると言うのが私の仕事だと思っている。
 昨日も印刷面積が大きくてパッドメーカーが持っている最大のパッドを利用する範囲内であれば、仕事も多少楽だが、希望する印刷面積を印刷する大きなパッドの見積書が来たが、やはりパッド製作の型代だけでも30万円以上にはなってしまう。昨日は二通りの見積書を出したが、これは先方が多少印刷面積が小さくても良いと判断してもらえれば良いのだがと思っている。
 そうかと思うと最小単位の1個、シリコンゴムに先日サンプルを提出したところが、見積書を出して欲しいと言って来た。やはり私が想像した通り、一個づつに医師の名前を印刷する見積依頼だった。今日朝一番に見積書を送っておこうとは思っている。
 世間には色んな業種があり、色んな物を造っている。それらに印刷が入るかどうかで価値観が変わってくる。「あだちメッセ」で隣り合わせになった革製品のメーカーから預かったものへ印刷してみた。印刷が入っただけで全く違う物になる。送ろうと思ったが、区内なので娘が持って行って先方がどの様な所か、どの様な判断をするかを確かめてみたいと言うので持って行かせようと思っている。リアルに会う事は良い学習になるかとも思える。
 今世間ではIOTだとかAIだとか、先端技術が持て囃されているが、その隙間にアナログ技術がものを言う、パッド印刷などアナログ技術のそのものと言える。シリコンゴムにインキジェットプリンターで印刷する事など出来ない、ポリエチレン製品などにも着くインキはないだろう、見つければ幾らでも隙間はある。私が生きてる間はパッド印刷が無くなる事も無いだろうと思う、生涯現役でいけると思っている。

J:COM足立人図鑑

 昨日はJ:COMのスタジオで「足立人図鑑」と言う番組の収録に行ってきました。名刺状の番宣用のカード100枚手渡され大いに宣伝して欲しいと言われました。
足立人図鑑出演者証

インタビュアーの清水さんと記念写真
JCOM

 私が証券マンだった事や独立してものづくりの世界に入っていったことなどを話しました。収録は楽しかったです。今月の20日から26日まで毎日地デジの11チャンネルで午後3時から放映されるので時間のある人はご覧下さい、よろしく。

高付加価値が増す印刷

 昨日ゴム成型企業が引取りに来たシリコンゴム製の医療器具に持って見えた人の個人名を印刷した印刷サンプルを見せたところ大喜びされた。細くなっている部分に印刷するのはパッド印刷でなければ出来ない。少量のものへ印刷するのは「なんでもくん」が威力を発揮する。しかも150°で焼き付けているので絶対落ちない印刷になっているので安心したらしい。
 この医療器具は医師の使うもので常に消毒のためだろうと思うが高熱処理をするものらしい。シリコンゴムは元々200度の熱で加硫されるくらいだから熱には強い。
 医師の使う器具は概ね金属が多く煮沸消毒されるのだろうと思う。手術用の器具だとしたら、私の推測だがシリコンゴム製のグリップは滑り難いので使い勝手は良いものになるだろうと思う。事実私も握ってみたら確りグリップ出来る。
 その器具に医師の名前を印刷しておくニーズがあるらしい、複数の医師で手術する場合など自分の名前が印刷されていたら纏めて消毒されても自分のものと分かりやすい。医療器具にシリコンゴムグリップが流行ればその会社の事業展開も変わってゆくだろう。
 昨日は印刷代を見積もって欲しいと言われたが、何個ぐらい一度に印刷するかを言ってくれれば見積もれると昨日は答えておいたが、それはユーザーに聞いてみると言って帰られた。
 昨日は「あだちメッセ」で隣り合わせた革製品のメーカーからメールが入り、その時預かった革製品に印刷したのを是非見たいと言ってきた。そのビフォー・アフターに期待を寄せていると言っていた。その会社の革製品は犬に特化したものが多く、当日見たら印刷の入っているものは何一つ無かった。素押しで刻印したものが一部あった位だった。その時色々なでダイン印刷で可愛らしさを表現すれば動物好きな人は喜ぶに違いないと話した。昨日は娘にちょっとしたデザイン画を書いてもらい版を作った。今日の午前にはいろいろな色で印刷してみようと思っている。
 11時ころには異業種交流オンリーワンのメンバー企業が新入社員を連れてパッド印刷を見学させて欲しいと言って来ることになっている、その時にその印刷を見せてあげようかとも思っている。この会社も海外でファンシーグッズ等、もろもろ造っている。それらに日本で加飾する、あるいは名入れするニーズが多くあるに違いない。それらを学習させたいがために来るのだろうと思っている。
 今日の午後はJCOMのスタジオにパッド印刷したものや「焚経香」、「はんこ屋さんゴッコ」、「元気源」持って行き、ついでに司会者のタレントの写真はんこも持って行く。それらを「足立人図鑑」でどのように紹介出来るのか楽しみにしている。
 
 

「あだちメッセ」効果

 昨日は「あだちメッセ」に来られた方が早速我が社にお出でになり、試作や見積依頼をしてくれた2社があった。依頼者には他県の方も居て、「あだちメッセ」が区内だけへの広がりだけでないのが嬉しく感じてしまう。
 1社はプラスチック成型をかなり手広くやって会社で、イースター向けのものだと思われるが、大きな卵状の成形品の表面に出来るだけ大きく印刷したい要望だった。希望の面積を印刷するには当社が現状持っているパッドではカバーしきれない。特注で大きなパッドを創らなければならないが、それにはかなりの経費が掛かるが、と言ったら、幾ら掛かっても良いと言う。プラスチック成型の型は5百万以上もするので、パッドを成型する型代など問題ないと言う事だった。
 今日にも見積書を提出するつもりだが、当社にすれば大きな仕事といっても良いだろう。その会社もパッド印刷はよく利用しているらしく、ただパッド印刷と言うと印刷面積が小さな半自動機を持っている所ばかりで大きな面積を印刷出来る所がないと苦慮していたらしい。
 こう言う会社と縁が出来ることは当社としても歓迎すべきで、「あだちメッセ」効果は産業交流展やギフトショーよりも素早い効果だと言っても良い。あと3社以上も当社に来社すると言う所もある。
 昨日のあと1社はシリコンゴムの医療器具に名入れ印刷をしてみて欲しいと試作依頼された。これは昨日受け治具を作り、版も出来上がっているので今日にでも試作できる。これも細長い瓢箪のような形状で、細い部分に印刷するのでパッド印刷でなければ出来ない印刷で、シリコンゴムにパッド印刷が出来る所は世間にはあまり無いのだろうと思う。今日試作するが出来上がったのを見れば喜ぶに違いない。
 今回の「あだちメッセ」は足立の信金グループが大商談会と謳い、多数の中小企業を集めた。我が社は申し込んでなかったが、商談が纏まった所も多いのではないかと思う。
 今回は一般の顧客にものを販売すると言う趣旨でなく、商談と言うところに特化したメッセだったのは大成功したのではないかと思う。
 
 

足立の未来を創る「協創シンポジウム」

 土曜日の10時から足立の未来を創る「協創シンポジウム」に参加した。足立区にある町会はじめ諸々の団体の代表が集まり、区庁舎の文化ホールが全席が丁度埋まる数の人が集合していた。私は産業系の団体「FC足立」の会長になっているので招待されたのだが、異業種連絡協議会の面々も来ていたはずだがあまりにも人数が多く空いている席に座るしかないので知り合いに出会うことが無かった。
 プログラムは
1、シンポジウム開催にあたって 近藤区長の説明。
2、基調講演「協創力によるイノベーション」 螳貌1狆鑢骸更毀魄CSR推進部長 笹谷秀光氏
  (休憩)
3、パネルディスカッション
 およそ2時間のシンポジウムだったが内容も濃く素晴らしいシンポジウムだった。
足立区の基本構想として2005年に協働社会・足立が始まったが、協働事業数、協働団体数が増加している。だが協働の質が道半ばのようで情報提供が行政からの一方通行で民間同士の情報共有が不十分であった。
変化し続ける社会や課題に対応できる活力と進化が必要なことから、区民と行政が共に挑み、解決していく「仕組み」を構築する、それが「協創」と言う事になる。
 協創を推進するために区と団体、区民、企業、NPOが協創プラットフォームを構築し、協創の基本的な考え方を共有して、「協働」では行きと届かなった地域課題の解決や新たな魅力を創出する。協創力でつくる、活力にあふれ、進化し続ける人や町を足立区のあるべき姿にする。
 以上が大まかなシンポジウムの内容だったが、協創力と言うような言葉は初めて聞いた。区の職員も今までは縦割りの仕事をする事で終わることでなく横の繋がりがなければ協創力を持つことができないだろう。仕事が増えることになるが頑張ってもらわなければならないと区長も言っていた。
 基調講演をしたCSRを推進している笹谷氏が言っていたが協創と言う基本構想を言うのは日本で足立区が初めてのことで、足立区をつぶさに調べたら足立区の取り組みには素晴らしいものが揃っているとも言っていた。
 我々の異業種交流会「未来クラブ」も来年度の活動でも協創のプラットフォームづくりに近いような事を始めようとしている。CSRや協創力を養う事になるのではないかと今回のシンポジウムに参加して感じた。次回の定例会で協創をテーマの一つにしようかと思う。

 

「あだちメッセ」二日目

 「あだちメッセ」二日目は私は娘を送りながらちょっと会場に入り今日は一日中居ることは出来ないのでと区の産業振興課の方々に挨拶をしてから社に戻った。
 社に戻るなり昨年「なんでもくん」研修を受けたから直ぐ欲しいので1式送って欲しいと注文が入り、今日にでも送ってもらいたい様子だったが、露光機は在庫してないので月曜日に送ることにしてもらった。それからあれこれ手配して忙しいことになった。
 実のところ午後はJCOMの「足立人図鑑」と言う番組に出演して欲しい言われ、その打ち合わせをする事になっていた。
 私が何故今の仕事に従事することになった経緯などを聞かれ、証券マンと言う全く今の仕事とかけ離れた職業から今のものづくりの仕事になった一部始終を話した。
 私は子供の時からものづくりに憧れがあり、10年程証券界でそれなりの業績を残したが、手触り感のない仕事で一生を終わらせるのに飽き足らず、徒手空拳のままものづくりの世界に飛び込んだ。離職に当たり引き止め策で考えられない程の金も積まれたが、これを受けたら定年まで会社に縛り付けられてしまうと拒否してしまった。
 私の同僚なども定年まで勤め上げた者は退職金や持ち株売却で相当の資産を持つことになったが、私は全く資産と言えるものなど無い。私は10年しかいなかったが、その業績のせいかOB会には招待されている。
 OB会で昔の同僚と会うが、亡くなった者や病気療養しているのが多数いる。今でも現役で仕事をしているのも何人かいる、また自分独自の趣味を持っているものは総じて元気だ。
 2月1日にJCOMのスタジオでこれまでに私の開発したものを見てもらうが、私の人生はこれから始まると話すつもりでいる。
 
 
 

ビッグ商談が出来た「あだちメッセ」初日

 昨日は私が望んでいた企業の方とも商談が出来、先行きが楽しみなことになった。愛知県からお見えになった方とも将来商談が進む可能性もある。「あだちメッセ」が他県にまで伝わっていたと思うと嬉しい話だ。次々人が入れ替わりお出でになってくれる、当社の展示に関心を持って下さった人が大勢居て楽しい展示会になっていた。
 今回の「あだちメッセ」は商談会に特化したのは大成功だったのではないかと思う。足立区のものづくりが益々全国に伝わり地域活性に役立つものとなりそうだ。地域の信用金庫もたくさんの企業を集めることに尽力したことが伺えた。
 今日も昨日と同じような賑わいが期待される。
 

今日は「あだちメッセ」初日

 今日は北千住マルイの11階のシアター1010で大商談会「あだちメッセ」が始まる。
 我が社にはあらかじめ商談の申し込みがあり今日の朝一番にメッセ会場でお会いする企業がある。今回は当社のパッド印刷機「なんでもくん」の展示が主体になるが、昨年までは展示ブース前で展示物の販売が認められていたが今回は販売は出来づ商談のみとなっている。
 過去には当社の開発商品「元気源」などは展示している方たちが一日中立っていても足が疲れないと言って購入することも多く、これが切っ掛けで社員全員にインソールを履かせ作業効率が大幅にアップしたと言って喜ばれる事もあった。一般客の来場も多くかなりの数量販売出来た事もあった。
 私は最初の商談だけを済ませたら会社に戻り、場内の仕事が詰まっているので今日明日は展示場は娘一人に任せるつもりでいる。娘も既に何度も展示会を経験しているので、その一人前の腕前も試されることになる。後継者としての成果を期待して任せることにした。
 

今週は「あだちメッセ」がある。

 今週の26日〜27日の二日間は北千住マルイのシアター1010のギャラリーで「あだちメッセ」がある。当社も出展するので明日は「なんでもくん」を搬入することになっている。
 ところが今週は昨日から急ぎの仕事が集中的に入って来てる。私は展示会に張り付いているわけには行かなくなった。初日の冒頭には商談の予約が入っているので行かなくてはならないが、商談が終わったらすぐ社に戻らなくてはならないだろう。
 昨日もメッセ前には済ましておこうとシリコンゴムの小さな部品に6点ばかりに「なんでもくん」で印刷して昨日中に送れるようにしたが、その後金曜の夕方持ち込まれていたポジ14点の製版をしなくてはならなかった。午後には来客予定もあったので私が製版する暇がないので製版はあまり経験のない女性職員にやってもらうしかなかった。14版の製版位置を正確に出来るように治具を作り彼女にやってもらったが、飲み込みの早い彼女は正確に製版が出来るようになってくれて有難かった。
 最近は半自動印刷機用の版のセットの仕方も変えている、版替えのスピードアップを計るためにだが、今日14版を次々替えてゆくのにどれだけの効果があるか実証されることになる。製版機も何十年も使っていたものと変えて「なんでもくん」用の製版システムで製版した方が良い結果が出るようになっている。
 午前中に彼女が14のポジフィルムを正確な位置に貼り付けてくれた。午後の最初の一版を私がバキュームクランプにセットして露光タイムを覚えてもらい、露光が終わったらポジを外して編みフィルムを乗せ露光する。それが終わったら水で現像する。洗い出しのコツもすぐ覚えてくれた、水切り後はヘアードライヤーで乾燥するが昨日は製版機の乾燥機を使って後露光も従来の製版機でした。彼女はそれを後13回繰り返して製版してくれた。
 私が接客中も店頭と場内を行ったり来たりして製版していたが、4時過ぎには製版は全て終了した。初めて「なんでもくん」研修に見える方とは違って普段印刷に関わっているので飲み込みは早かった。
 今日はその製版した版で14種の印刷試作をする、それが何時に終わるかで今年の正月やったあまりの椅子20脚に取り掛かれるか、今日中に出来るかどうかにかかってくる。
 昨日商談に見えた方は大きなカラーコーンを持って見え、そのカラーコーンを繋ぐ長い棒も持って見えた。カラーコーンにダイレクトに印刷するところはあまり無い、切り文字を貼り付けるかプリントした板状のものを下げるかしている。先日横浜の道路の線引き会社の社長がやはりカラーコーンをもって見えてカラーコーンに直接印刷したいので版を作ってくれるかどうかを相談に来た。
 私は以前からカラーコーンのぐるりに印刷するシステムを創ってみたいと思っていた。我が社の「ころまるくん」の大型のものを想像していた。紙コップやプラスチックのコップに印刷する論理と変わらないと思っているからで、ただ大きな回転治具を造るのが厄介なだけだと思っている。一応見積もりを想像しただけでお帰り頂いたがこの話は纏まるかどうかは分からない。
 今日は地球儀に印刷して後でアルコールで拭き落とせる印刷ができないかと言う相談で来る人が居る。通常は印刷したインキが簡単には落ない相談が多いのに、その逆で後でアルコールで落としても下地を傷めない、着いてる間は擦っても落ない印刷が欲しいと言う、世の中にはいろんなニーズがあるもんだと驚かされる。
スクラッチ印刷と言うのがあるが、あれはコインか何かで擦って剥がせるものだが、アルコールで落とせるかどうか試したことがないが、試してみるのも有りかなとは思っている。
 

感動的だった大相撲千秋楽

 私は子供の頃には栃錦の大ファンでそれ以来この歳になるまでずっと大相撲ファンで居る。大相撲が始まるとNHKの3時45分から始まる大相撲全取組を見逃すことはほとんど無い。毎朝ブログを書くのを習慣にしているが大相撲が始まると疎かになりがちなのも相撲のせいかも知れません。
 時には桟敷席を人を通じて購入して見に行ったことも何度かある。ただ桟敷席は高額なのでよほど余裕がないと買う気にはなれない。バブル期には時々見に行く余裕が有ったが今は無駄が出来ないような気がしてテレビ観戦が主体になっている。昨年は家内の妹の倅が桟敷席をプレゼントしてくれて見に行ったが、蒙古人ばかりが勝っているのでつい掛け声もつい日本人を叱咤するような掛け声になってしまう。家内などはみっともないからやめろと苦言を呈されてしまうさまで面白くなかった。
 この20年程は蒙古の相撲取りが多く、日本人力士の不甲斐なさが情けなく、自分から買う気にはなれないでいる。私の日本人贔屓はどうしようもない、白鵬が日本人力士の大記録を書き換えてゆくのを快く応援する気にはなれない。ただ小兵の日馬富士は安馬と言った十両時代から応援していた。この力士は絵も上手く、我が母校の法政大学大学院生で異色の横綱といっても良いだろう。
 今場所は蒙古人横綱に衰えが見られるようになり、昨日も稀勢の里が逸ノ城を寄り切りで負かし日本人力士の横綱が19年ぶり誕生することになった。千秋楽に白鵬にも勝って名実ともに横綱に推挙されるのを望んだが、稀勢の里は時々白鵬をやっつけるので期待していたが、期待通り千秋楽に勝った。夫婦して拍手喝采して喜んだ。感動して思わず涙が滲んでしまった。
 昨日は酒盃を上げに大黒鮨に行こう思い、エレベーターで同乗した近所の人も日本人の大部分が喜んだに違いないと言っていた。
 こところトランプがアメリカの大統領になったとか、不愉快なニュースで気が滅入ってしまっていたが、大相撲が上位の氷の壁を溶かしたと新聞にも書かれ、溜飲が下がる程ではないが気分の良い土日だった。
 十両に宇良と言う小兵力士がいる、優勝はできなかったが来場所は幕の内に入ってくるだろう。私はもともと小兵力士が好きで、小が大を征すると言うのが一番好きな場面で、栃錦がでかい大内山をうっちゃた場面など脳裏を離れない。北の湖は大きかったので好きなれなかったが、小兵の千代の富士は十両時代から応援していた。栃ノ海なども応援した。
 宇良が幕内でどれだけ通用するか楽しみにしている、石浦も巻き返して欲しいと思っている。小兵の日本がでかいアメリカにどのように対応して行けるかも興味深い。大政党の自民党を小池女子がどう切り崩すかも興味深い。小が大を征するこれが痛快の極みと思っている。この時代小さな企業が大きな企業を上回る仕事が出来るチャンスかも知れない。

まさに試作工場のようだった。

 昨日は前日に引き続きインキの乗り難いスポンジボールへの印刷を仕上げ、その後2本のトルクレンチ1本づつ違った名の名入れ印刷を昼前に仕上げた。
 午後は製作中の楽器のギターの棹3台のヘッド部分への印刷を依頼する人が見えて、本当はその場で印刷して持ち帰りたかったのだろうが、来客予定があるのでそれは今日仕上げる事にした。これは「あだちメッセ」に出展展示するものらしい。完成品を見るのも楽しみになる。
 其処にアポ通りにオセロの駒の黒い部分に黄色で印刷するとどの様な色に発色するかを試しに来た人が続いた。
 通常黒地に黄色を印刷する場合は白を下地印刷してその上の黄色を印刷すると綺麗な黄色が印刷になる。黄色インキに白を少し混ぜて印刷するとどんな発色になるかを試したかったらしいので、その場で細かい文字とベタ印刷が出来る版を作り、オセロの駒の黒地に印刷して見せた。
 この方たちはデザイン会社を経営している方達で「なんでもくん」がどのような機能を持ち、如何に素早く印刷が出来るかを確かめに来たのだった。版をその場で作り、直ぐ印刷が出来るのは確認できたようだった。「なんでもくん」があれば自社で作っているフィギアに加色も出来る。またシルクスクリーン印刷の「じざいくん」にも関心があった様だった。
 ついでにプラスチック粘土で受け治具を作っているのも見てもらった、丁度ピザボールペンの受け治具を作っておかなければと昼休みに粘土を捏ねて柔らかくなった粘土にピザボールペンを埋め込んでおいたのが有った、硬くなった頃なので外し、それが受け治具になるのも見てもらった。これも印刷データが送って来たら直ぐにでも印刷できる状態になっている。
 最後にポリプロピレン製のブラシの柄の部分にインキが密着しないと送って来てあったものにインキテストのために印刷した。一晩おいて今日剥離テストをする、試したインキが密着してくれれば良いのだがと思っている。
 昨日は一服する間もない状態だった、ギターの棹のための受台も作ったり、接客したり先ず忙しかった。家内は場内で少量だが何種類もの「焚経香」の注文が入っていて大変だったようだが、夜病院に見舞いに行くと言うので一緒に行ったり、一日があっという間に終わった。
 
 

パッド印刷は治具が肝要

 治具と言う言葉をネットで調べれば「治具(じぐ)は、加工や組立ての際、部品や工具の作業位置を指示・誘導するために 用いる器具の総称」とあるが、形のあるものに多数印刷する場合にも治具が必要になる。
 昨日は生玉子6個の側面に印刷するテスト印刷の依頼があったので玉子用の受け治具を工夫した。生玉子でも気室を上にして縦方向であればパッド印刷のパッドの押し圧にある程度堪えられるが、横だと大した圧力でなくても壊れてしまう。それは生玉子を親指と人差し指で押してみれば直ぐわかる。横は大した力でなくても破壊されてしまう。
 昨日は側面に印刷して欲しいという要望だったので、柔らかいバッドでこれ以上押すと壊れると言う限界を定めてそれ以上押せない受け治具を作った。預かった玉子は6個で一個たりとも壊すことは出来ない。無理の無いところは2センチ四方位いだと想定して印刷することにして我が社の会社ロゴを印刷して送っておいた。先方はなるべく大きくと言っていたが、特別な玉子のようなので無理して壊すようなことが出来なかった。
 昨日はポリエチレンのカラーボールのメーカーが納期に合わせて製作できないというので、アマゾンでボールプール用のカラーボールが安くあったので一昨日注文したら昨日100個届いた。さすがアマゾンだと感心したが、色も7種類あるのでそれに早速印刷して送ったが、外国製だと思うので果たしてインキが密着するかどうか分からないので、2種類の前処理剤で試したが、国内産で着いたものがやはり役に立たなかった。たまたま新製品だが外国製にも有効な前処理剤を持っていて良かった、これは偶然とも言えるのだが、応用化学加工所に依頼していたものだった。
 スポンジボールへの印刷も定点を定める受け治具を作るには苦慮していた。フリーに何処にでも印刷出来るわけでないのでかなり難しいものなっているが、今日には発送できるようにしたいと思っている。
 昨日は古い「なんでもくん」ユーザーがノウアポで突然現れた。この会社は道路の線引きをやっているが市役所のヘルメットの前後に市のマークと市名を印刷をして何千個も毎年収めている。
 今回は工事現場などで使われているカーラーコーンを持ってきて、これに印刷したいと言う。カラーコーンに印刷したのを見たことがないが、切り文字を貼ったらと言ったら直ぐ剥がれてしまうので駄目だと言う。おそらくポリエチレン製だと思うが糊もインキも密着しないのだろうと思う。
 円錐形のカラーコーンにダイレクトに印刷するのには、我が社の「ころまるくん」の大型のものを創れば印刷可能だと以前から思っていた。この社長が決断すれば大型の「ころまるくん」を造ってみたくなった。ポリエチレンにインキが密着する術も持っている、面白いことになるのだが、と思っている時に私が電話で話している間に社長は役所から緊急の電話が入りすぐ戻って行ってしまったと言っていたので話す間がなかった。
 そんなところにピザボールペンに名入れして欲しいと言う人が現れた。ピザを三角に切り取った形だが、先を引き抜くとボールペンになってしまう、その裏側に会社ロゴと社名を印刷して欲しいというのだが、中心部に磁石が付いているのでそれを避けて印刷して欲しいと言う事だった。
 この人もユニークな人であまり他人がやらないことを常に追求しているらしく、我が社の仕事に物凄い関心度を示していた。パッド印刷と言うのはよく知らなかったが、我が社のいろいろな仕事を見ていると色んな夢が出てきそうで面白いと言っていた。名刺も2種類持っていて会社のカタログを置いていったが、昨日は忙しくて見る暇もなかったが、面白いお客さんになりそうだ。とりあえずピザボールペンの受け治具を作っておこう。
 

生卵にパッド印刷

 昨日生卵6個が届いた。数日前に問い合わせのあったもので、生玉子に印刷ができるかの問い合わせだった。
 以前「ぶらり途中下車」と言うテレビ番組の取材があった時、「なんでもくん」は何にでも印刷できるというのだからと言って、生花や生玉子や豆腐など印刷のできにくい物をいろいろ持ってきた。豆腐は水分があるので印刷は不能だった。豆腐の表面の水には印刷ができないが花びらや玉子には印刷が出来る、ただ卵の縦方向にはパッドの圧力をかけられるが、側面には強く押すと卵が壊れてしまうので大きな印刷は出来ない。
 こんな経験があるので条件付きではあるが、印刷の試作は引き受けたのだった。今日は何かを印刷して送ってみようと思う。
 このところ印刷のし難いものへの印刷が集中している。スポンジボールへの印刷、これも表面に加工してあるのでパッドで押すとシワがよってしまって印字にもシワが入ってしまう。小さな文字であれば多少のシワがあっても見られるが先方のデータに次々変更があるので未だどれと言うのが決まってない。外国のユーザーだからメールのやり取りも面倒なことになっている。
 ポリエチレンのボールプール用のボールへの印刷も出来る事で喜んでいたが、ボールメーカーが製作に時間が掛かり納期に間に合いそうもない。それに希望のカラーボールが手に入るかどうか分からない。納期が1ヶ月くらいあれば各色揃えられが、無理のようだ。アマゾンなどでもカラーボールはたくさん出ているが果たして5,000個集められるか如何か分からない。
 またもう一つある大手の糊メーカーから新製品への印刷のテストがあったが、販売担当のOKが出れば色んなデータが送ってくるだろう。それに印刷数料がとてつもなく大きなものになる可能性もある。長い納期を頂ければどんな量が来たとしても対応できるが、納期を切られると我が社の場合出来ないこともある。
 これまでどんなものが来ても印刷を断ることはしなかったが、色々やりこなしているから技術的にも成長することが出来る。何にでもチャレンジして行く姿勢は変えないで行こうとは思っている。
 
livedoor プロフィール
なんでも印刷日記
今パッド印刷に革命が起ころうとしております。
私のパッド印刷機は「なんでもくん」と言います。
形のあるものでしたら何でも印刷できるからです。
誰でも何処でも素人がまるで印刷職人のようになれる。
ある人は曲面の魔術師とも称しております。
興味のある方は安心堂の丸山に連絡下さい。

Profile
パッド印刷の伝道師
東京都足立区千住生まれ,小中高は区内です。
法政大学法学部法律学科卒業後証券界に身を置くも10年後、子供の時からものづくりに憧れがあり、生涯現役でいられる仕事を求め徒手空拳のまま全く経験の無い印刷業を開始し今日に至る。
株式会社安心堂として手動式パッド印刷機「なんでもくん」を開発し、販売している。またパッド印刷技術を活かし文字入り線香「焚経香」を発売している。
「なんでもくん」も「焚経香」も足立ブランドとして認定されました。
   自称「パッド印刷の伝道師」
現在あだち異業種交流会「未来クラブ」会長
「あだち大好き人間」を自認している。
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