なんでも印刷日記

パッド印刷って何だろう?曲面印刷って何?身の回りにある物にはほとんど印刷がほどころされている、どうやって印刷するのだろう? そんな疑問に答える日記です。 最近このブログを読んで印刷の体験の無い方でも名入れ印刷のプロ並の印刷を体験する方が増えてきております。 形のある物何にでも印刷できる楽しさを仕事に生かしています。 長年の印刷経験から生み出した手動式パッド印刷機、文字入り線香などの技術が認められ19年度「足立ブランド」として区から認定されました。全国各地から手動式パッド印刷機「なんでもくん」の研修者が年々増え続けています。  

キッテでの出会い。

 昨日は娘が東京駅傍のキッテで「足立ブランド」の売れる商品の展示会で出会った台湾の方が見えた。二人の女性でお一人は日本語が少し喋れるが、もう一人は全く日本語を理解できない人だった。娘は我が社のバランスインソール「元気源」を展示販売していた時に日本語の出来る人にバランステストをした後1足購入してくれたらしい。
 その方は購入した「元気源」を自分は履かずに人に上げて自分は履いてなかったらしい、ところが貰った人が履いた結果が物凄く良かったのだろう、それで昨日は自分達も履いてみたいと言って来たのだった。
 娘が対応していたが、我社に来て重い物を持ち上げて見たり、バランステストをしたりしてその効果に驚いていたのだろう。私は場内でモバイルバッテリーへの2色印刷をするために開梱するのを手伝っていたが、台湾の二人の声が喋ったり笑ったり大賑わいで五月蝿いほどだった。二人で喋るだけでなく、携帯で色んな人に電話して「元気源」の販売を自分達でしたいと意見交換していたようだった。
 あまりに騒がしいのでちょっと覗いてみたら、娘の携帯とメール交換や「元気源」紹介の動画のアドレスを登録したり大賑わいだった。結局午前中は娘を独占していたが、娘は昼近くに出かけることになっていたので、昼食も摂らずに出かけるので、私がお二人を江北駅まで送って差し上げた。
 私もキッテで「元気源」を販売したことがある。購入した人が「元気源」を履き出したら長年股関節を患い通院してたが、医師が「股関節が治っている,貴方は何をした」と問われたと言う。何年も医者通いをしていたが、お陰様で通院することを止めることが出来たと言って礼状が届いた事があった。とにかく「元気源」は履いてみないとその効果が分からない、それが一番の
 どんな交渉結果だったのかは娘と話す時間もなかったので分からなかったが、とにかく購入した「元気源」を履いて自分は太っていて体が重いので軽くなったと言って大はしゃぎしていた。娘は「足立ブランド」youth主催のセミナーで「あだち産業センター」に行って昨日は会ってないので今日報告を聞く。
 今日も朝一番から「なんでもくん」研修に来る人や「じざいくん」でシリコンゴム印刷をやっている所が担当者が退社してしまったのでインキの扱い方がわからにないのだろう。硬くなったインキをどうするのか教えて欲しいと言ってインキの購入に来ながら教わりに来る。シリコンゴムのスマートフォンケースの成型品に印刷することで当たっている会社だからインキのリピート注文が多い、印刷に慣れてくれることを願っている。
 

事業転換が出来るパッド印刷

 一昨日「なんでもくん」研修に来られた方は喫煙具に印刷する会社の方だった。有名なガスライターの代理店として事業を展開していたが最近の禁煙社会の推進が売上を減少する要因になっている。従来のままで事業を継続しているのが困難な状況になっているらしい。
 持って来られたのはボールペンとPP製の携帯灰皿だったが現在はシルクスクリーンで対応していると言う事だった。シルクスクリーン印刷ではボールペンも携帯灰皿に印刷出来る範囲が少なすぎる、もっと広く印刷して欲しいとクライアントからの要望が多く、それになんとか対応出来ないかとの相談だった。
 来られる前にメールで色んなタイプのデーたが送って来ていたが、どのデータでも全てパッド印刷でなら容易に印刷できるものばかりだった。携帯灰皿もPP製の輸入品で蓋するためのホックがあり、梱包に圧縮されてボタンの跡が凹んでしまい、広げて印刷するにもボタンが邪魔するので印刷面積が狭くなってしまうと言っていたが、パッド印刷であれば凹みもボタンも気にすることなく全面にも印刷が可能になる。
 ボールペンにも携帯灰皿にも版を作って印刷は「なんでもくん」で自分でも印刷するのを体験していただいた。ボールペンには半周近くまで印刷が出来、携帯灰皿にも4センチ四方くらいだから全く問題なく印刷が出来るので喜んでいた。その内印刷に携わる人たち皆で研修に来ることを勧めた。事業展開が変わることも示唆させて頂いた。
 昨日見えた方はデザイン会社の方で娘が対応していたが、デザインの活用の仕方など色々参考になる話を伺っていたらしい。終わり際に私を呼び止め、本当は私に是非会いたかったと言ってくれた。来られる前に私のブログをお読みになって、どんな人が書いているのかにその会社の方全員が関心を持ってくれたらしい。私のブログを読んだ人達が全国からお出でになる要因になっているのだろうとも言い、その内容も素晴らしいと褒められてしまった。人に褒められるのは幾つになっても嬉しいもんだ。10年以上毎日のようにブログを書いているが、少しでも人の役に立ちたい、世の中に貢献できればと言う気持ちがそうさせている。
 昨日のような言葉を頂くとなお励まねばと思う。
 
 

全米オープン

 この三日間全米オープンを見ている。やはり日本人選手を応援したい、特に松山英樹選手が気に掛かる。松山選手は東北福祉大学出と言うのが応援したい気分になる。何故なら数年前まで東北福祉大学に出張して新入生1200人の使うノートパソコンに福祉大のロゴマークを印刷する仕事があった。当時から松山は話題に上っていた。
 未だ大学生だった松山も私が印刷したノートパソコンを4年間使って卒業をしたと思うとなんとなく近親感を持ってしまう。
 出張印刷と言うビジネスモデルはあまり聞かないが、その頃は大学数校に出張して印刷する仕事があった。大学のみならず輸入製品の倉庫に出張して印刷したことも何度かある。「なんでもくん」でも「じざいくん」でも持ち運びが可能なので、また狭い場所でも印刷が出来てしまう。
 福祉大学には毎年決まって1,200台に印刷していたが使う人が決まっていると言うところがギフト品やノベルティーグッズへの印刷とは違う思いがある。
 石川遼は既にスター的存在だったが、松山の方が実力はあると思い応援していた。現在では日本のゴルファーの実力ではトップ選手に成長している。今日も最後まで応援しようと思っている。

世の中には色々な生き方がある。

 昨日ガラスの化粧瓶に印刷をしたいと言う方が見えた。この方は元フィルム製版屋だった方でオフセット印刷用のポジを作るのが専門職だったと言う。ところが印刷の刷版を作ったことはなく、印刷そのものは全く経験がない人だった。
 印刷業界にマッキントッシュが入り始めた時にマックのパソコンを習得しインストラクターになるほどの腕を磨き、今ではデザイナーとして化粧品メーカーに所属し、化粧品の容器にはシールラベルのデザインをするベテランらしい。また、ホームページを作る事も仕事になっているらしい。
 今回は球体のガラス化粧瓶にはラベルやシールを貼る事が出来ないので直接瓶に印刷する事にチャレンジするために見えたのだった。
 持って見えたデータで版を作り球体の瓶に印刷したが、手で押さえて瓶を固定したが、どうしてもガラス瓶は微妙に動いてしまうので印刷が綺麗にいかないのでプラスチック粘土で受け治具を作った。
 プラスチック粘土に瓶を押し付け受けジグを作ったが熱をかけたので十数分で出来上がった。熱が冷めるのを待ち、治具を作って印刷したら綺麗に印刷が出来た。もちろん自分で印刷してもらったが昨日は2個の瓶に印刷するのみで、100個くらいの印刷をするために「なんでもくん」を購入する意志はなく、次回には当社の貸工場システムを利用し、自分で百個のガラス瓶に印刷をする。いずれ球体だけでなく円筒形や角瓶などにもシールやラベルでなく直接印刷をしたくなるだろうと思う。
 この方と昼食を共にしたが、変わっている人でテレビなどは見たこともないらしい。パソコンでニュースなどは知ることが出来るのでテレビなど要らないと話していた。テレビドラマなど見ることがないだろう、私は朝の連続ドラマで今のひょっこなどを見て自分が社会に出た時を懐かしんで見ている。
 弊社は機械を持つことが出来ないクリエーターに自分で印刷する仕事場として貸すこともサービスしている。パッド印刷ならではのものも多い、パッド印刷に習熟する人が増えることがパッド印刷の普及に役立つだろうと思っている。
 兎に角我が社には色んな人が出入りしてくれる、一人づつが皆違う生き方をしている、それが楽しく、また自分の栄養になっているのだと思っている。
 昨日は「あだち異業種連絡協議会」も定例会に出たが、少し遅れてしまった。8月5日の「異業種フォーラム2017」についての討議が主題になったが、今回のフォーラムは賑わうだろうと想像出来る。

名入れ印刷の需要が増えている。

 二日間不思議なことにゴルフグッズの販売会社の「なんでもくん」研修が続いた。1社はゴルフティーとゴルフボールに名入れ印刷サービスをしたいと言う。もう1社はゴルフ道具全般に印刷したいと言う会社だったが、両社共に「なんでもくん」導入を決断したようだった。
 また、社名は〇〇電気と言うのに実は半導体を搬送するための容器に特化した成型会社だが、イラストマーで成形した傘置きのグッズを開発し、展示会で好評で本業と全くかけ離れた商品の販売をすることになったらしい。ただ、その商品の側面に名入れ印刷が出来ないかと言う相談が有った。
 イラストマーに密着するインキはどのインキメーカーも無いと言うが、私は全く目的は違うインキだが直感としてこのメーカーのあるインキだったら着くかも知れないと思い印刷テストしたら、テープテストでは落ない、引っかきも余程強く爪を立てて何度も引っ掻かないと剥げない、そんなインキを発見した。
 印刷テストしたグッズをその電気屋さんが引取りに来て、自分なりの剥離テストをしたがこれだったらOKだと言い、「なんでもくん」導入を決断したようだった。
 そこへ、ポリエチレン製の駐車場の敷板を開発している会社がその敷板の凸凹した面に印刷が出来ないかと言う相談に来たので、そのインキがあったのでそれでパッド印刷をしてみたら、かなりの密着度があった。ただ敷板はメーター版で大きく、半自動機で連続印刷をしなければならないだろうと言ったら、その半自動機を造って貰えないか言うことになった。本格的に印刷をパッド印刷でする気があったら相談に乗るつもりでは居る。
 このところ毎日のように色んな素材に印刷出来るかと言う相談が引きも切らない、世の中には名入れ印刷の需要がこよなくあると感じる。
 昨日宮城県から来た方は大量の自社製品に印刷したいと言うので仙台に「なんでもくん」を持っていて、他の印刷方法の何にでも対応してくれる会社があるので相談してみてはと紹介した。丁度東京に来ているので引合せをしようと思ったら、この方は昨日中に仙台に戻らなければならないので後日仙台で会うことにしたいと言っていた。
 いずれにしても我が社にはいろんな企業が出入りしている、研修に来られた人がいるのにそこにアポなしで来た会社の人が厚かましくも名刺交換してお互いが自己紹介したりもする。我が社はそれまで全く関係のない会社の交流場所になっている時もある。
 娘がクリエーターの出会いの場所のようにしているのも影響があるかも知れない。いずれにしても人がわざわざ足立区に足を運んでくれるのは喜ばしい事と思っている。
 
 

90歳!年齢なんか忘れなさい!

 文春にこんな記事があった「90歳!年齢なんか忘れなさい!」歳を気にしない生き方こそ大切だと93歳のエッセイストと88歳の生命保険の顧問の女性との対談だった。
 弊社を訪れる人に時々「お幾つですか?」と問われることがある。私は逆に幾つに見えますか?」と相手に聞くと皆若い年を言う、これは年上の人に敬意を表す律儀さからだと思う。日本人が年齢にこだわるのは律儀さゆえにだと言う、が最近の若人にも人を労わることを忘れてない人を見かけると何かホッとする。
 この本では最近は電車に乗ると優先席があるが、これが道徳観を低下させていると言う。普通の席を他人に譲ると言う感覚が薄れて「年寄りは優先席に行ってくれ」と言う人達が増えていると言ってる。 私は電車で通勤してないし、月に何度かは青井駅から北千住駅の一駅電車に乗るが、優先席があいててもその前に立っている若い人をよく見かける。かと思うと若いのに老人が立っているのに行儀悪く眠っていて二人分の席を独占しているのを見ることもある。こう言う公徳心の無い若者を見ると腹が立つが教育が悪いんだなと思わざるを得ない。
 私は席が空いてても一駅だから滅多に座らない、つり革にも手をかけずにバランスよく立っていることが出来る。どんなに揺れても一歩も動かずに居られると嬉しく「元気源」のバランスを楽しんでいる。
 私も歳など忘れて自分には余生などないと思っている、老後のために何かをしておくなどとも考えた事がない。毎日楽しく過ごすことだけを考えている。
 昨日も休みの日に試作したものを取りに見えた人が、その出来栄えに喜んでくれた。シルク印刷屋に頼んでも、塗装屋に頼んでも、インキジェットプリント屋に頼んでも上手くいかなかったと言ってた。サンプルにはインジェットの跡が残っていたが、それを白ベタで隠してその上に綺麗に3色で印刷した。三菱と日立が新しい会社を創って、イメージとしては色が違った人と人が重なっている感じで、新会社のロゴだから綺麗なものが欲しかったのだろう。
 昨日は「なんでもくん」でゴルフのティーやゴルフボールに印刷したいと言って研修に見えた人がいた。例のとおり自分で印刷が出来るところまでレクチャーしたが、自分で印刷できることに大喜びしていた。ゴルフグッズを色々扱っている商社だが、海外で造ったものばかりで少量のものへの印刷が出来ないので困っていたと言う、自社で印刷出来るのが分かり嬉しかったろう。
 
 
 
 

昨日は2色印刷2点を処理した。

 土曜日に娘が試作工場のイベントを企画して会社に大勢人を呼ぶと言うので、昨日私は会社に行って前日に2色印刷してあるものに更に2色追加して4色印刷を完成した。この4色印刷は少しの狂いがあっても上手くないので神経を使う。人の居ない静かな環境で自分で作った受け治具の機能を確認したかった。
 印刷治具を工夫して治具に色合わせのトンボ印刷し、それを基準に4色印刷をして完結させる。紙や板のようなものならトンボ合わせは簡単だが、形のあるものに4色印刷はジグ次第と言う難しさがある。今回のはいろんなボタンが配列されている特殊な電卓でジグを作るのにも苦労した。
 その治具がきちんと機能してくれるかを明日からの量産のためにきちんとしておきたかった、試作を前もって3台送ってきてあったのでそれで試作をしたのが上手くいってホッとした。
 その後に指玉子と言う美顔器15個に2色印刷の試作をするため治具を作ることから始めたが、昨日は結局一日掛かってしまった。
 両方とも量産のための準備で、今週は場内は忙しい日程に追われるだろう。

 今月の文藝春秋7月号は内容が盛りだくさんで読み出がある。都議会選挙に影響するような記事があり、その結果が日本の今後の政治に反映するのか関心を喚起させる。今日は少ししか読めなかったが、明日の朝はじっくり読もうと思う。

足立工場男子が連日来社

 話題の「あだち工場男子」の一人が透明アクリルの40ミリ角のブロックに透明インキでベタ刷りの相談に一昨日来た。透明インキはカラー印刷の時に使われるシアン、イエロー、マゼンタとあるが、弊社には在庫がないので直ぐ印刷資機材屋に連絡してインキを取り寄せた。
 昨日の午後一番でブロックを何個か持ってきた、午前に娘が40ミリ角のベタ版を「じざいくん」用の版で作っておいた。こんな急場でもすぐ版が出来てしまうのが「なんでもくん」の露光システムで、娘は昼前にはスタンバイ、いつ来ても印刷出来るような状態にしておいた。
 何故こんなに急ぐのかと聞いたら、14日からのビッグサイトでの「インテリライフスタイルショー」に出展するので昨日の夕方に専門の写真屋に撮影してもらえる時間に間に合わせたいと言うことだった。
 娘もすっかり印刷屋になっており、午前中に届いていた透明インキでグリーンとブルーの印刷を「工場男子」が待っている目の前で綺麗に印刷していた。
 この透明のブロックを積み重ねると内部にビー玉が転がるような空道が彫ってあり、何個も積み上げたブロックの山の中を色付きビー玉が転がりまわる玩具になる。所々に色がついている綺麗なブロックの中を走り回るのは想像しただけでも見てみたくなる。この工場男子はアクリルの精密な切削や穴開けが得意な「オーエム」の社員で昨年度は「あだち新製品開発講座」に参加していた人です。
 受注する仕事しかやってなかった企業だったのですが、精密な100分台の公差で切削や穴あけが出来る技術や設備を使って、消費者に直接売れる商品開発をしたことは私にとっても嬉しい出来事になる。開発講座に参加したことが生きてる、おまけに会社も今年度の「足立ブランド」に認定もされた。
 今日は「あだち新製品開発講座」があるので、卒業受講者が新製品を開発し、「TASKものづくり大賞」に応募出来るものを開発できた事を告げようと思っている。入選が期待される、大賞を狙えるかも知れない。今回参加している人達にも良い刺激になるだろう。
 それに印刷が持つ高付加価値性も伝えようと思っている、透明なブロックに色が入ると本当に綺麗なアイテムに変化する。工場男子の兄がアクリルの透明の筒を利用したアイホンのスピーカーを造っていると聞いた。それにもちょっと印刷をいれると変わったものになるとアドバイスしようと思っている。
 昨日は電卓に4色印刷すための治具、イラストマーの雨傘止めの成形品に印刷する治具、長い薪割りのステンレス筒に印刷する治具を作った。来週は超忙しいことになるだろう。






今日から臨戦態勢になる

 今場内は連日急ぎ仕事に追われている。そこへ尚工程数の多いものが持ち込まれてしまった。場内の連中からは安請け合いしたと言って非難轟々、私が頑張るしかないような状態になっている。私が人が困っていると聞くと何とかしてあげたいと思ってしまう癖が良くないのだと思うが今の現状から考えると反省しなければと思う。人手が少ないと言うのも致命的なことだと思う。そのため今から作戦を考える。
 仕事とは不思議なもので忙しい時に限って次から次に仕事が集中する。昔からやっている定番の仕事は断ることができない。時間のやりくりに難儀するが計画通りに事が運ぶとは限らないが頑張るしかない。

「なんでもくん」ユーザーがまた増える

 昨日は先日自分の考案した薪割り機に印刷出来るかと言う相談で見えた人がいたが、その方が印刷を3箇所にしたいと言って来られた。3箇所だと版は3版必要、それと印刷の受け治具も必要でそれに印刷工賃が加わると言ったら、10本印刷するだけだと印刷コストが掛かりすぎる、1本あたりの売値が高くなってしまう、自分で印刷するためにはどの位掛かるのかと聞くので「なんでもくん」の大まかな見積もり価格を言ったら、「なんでもくん」を購入して自分で印刷することにする方が後々安く付くと言って購入する事になってしまった。
 この方は元々ものづくりが大好きと言う人でパッド印刷には関心を持っていたのだろう、印刷まで自分で出来ることに胸が膨らんだらしい。
 土日の「足立伝統工芸展」にも行ったらしく、江戸指物師の飯岡さんのまな板を購入したと言っていた。持って帰るのが手荷物一杯で飯岡さんの仕事場に取りに行くと言って月曜日には行って来たらしい。聞きはしなかったが、おそらく木材を扱う所だから自分の薪割り機を持って行って実験させて貰ったかも知れない。今度来られるまで「なんでもくん」で印刷出来るように段取りをしておかなければと思っている。
 この方が帰るのと入れ替わりにアポのあった方が世田谷から見えた。この方の会社の社長さんは「なんでもくん」導入を決めていて、この方に研修を受けさせ印刷ができるようになって帰って来いと言われていたらしい。
 あらかじめ印刷データは送ってきてあったので、イラストレーターでパソコンの画面に出してあるデータをプリンターに出力するための詳細設定を説明し、インキジェットフィルムにプリントアウトするレクチャーから始めた。
 出力されたポジフィルムを樹脂版の上に乗せ、露光するタイムと網フィルムと乗せ替えての露光タイム、水で現像し乾燥するところまで私がやって見せた。その後私がやった通りに自分一人でやってみてもらった、私が作ったのと全く同じ版が出来た。
 テスト用に持ってきていた透明なPPケースに印刷するために、版を「なんでもくん」にセットし、インキの濃度調節の希釈も説明し、PP製品には硬化剤を6%混ぜ、プライマー処理して印刷して見せた。私の作った版を取り除き、版替えの仕方も見せた。 
 自分の作った版を入れ、ハンドル操作も覚えてもらって、ラボジャッキでPP容器の面と版台との高さ調節する事も覚えてもらった。PPケースの次にはゴルフボールにも印刷して見てもらった。そのあと自分の持ってきたメモ帳にも版のセット方向を変え、表紙の下の方に印刷してもらった。どれのこれも皆同じように印刷が綺麗に出来て感動していた。
 最後に印刷台を綺麗に清掃する方法も見せた、効果剤が入っているインキの場合には綺麗に落とさないと固まって取れなきなる。ポリエチレンの使い捨て手袋で掃除をするところも見てもらった。これでレクチャーは終わり。
 終わったあと飾ってあった子供の玩具のキューレンジャーの球たまを見て、自分の子供が大好きで何個も持っていると言って、その球玉の内玉の外側と内側にパッド印刷をし、昨年のある時期、売り出す前のサンプルは全て我が社で印刷したと言ったら驚いていた。外玉の内面に印刷したのと内玉の外面に印刷したのが重なると1つの絵になる。これはバンダイの関係したデザイナー達も皆見学に来たとも話した。デザイナーの人達もパッド印刷と言う印刷技法を知らない、近く別のデザイナーも見学したと言う申し入れが有った。
 線香に印刷したものにも関心を持ち、インソールにも関心を持っていた。インソールの「元気源」は印刷技術で出来たことにも驚いていた。

ロボットの様々な形態

 東京電機大学の千住アネックスで「ロボット工学の基礎と実際」ロボットの語源から鎌倉時代の歴史から始まったセミナー、色々なロボットの動画も楽しかった、どれもユーチューブで見られます。アシモもボストンダイナミックスのは見てたら飽きない。だからかブログを書く時間を忘れてしまった。
 未来クラブのメンバーと帰りに駅近でちょい飲み、これも楽しかった。
 

この3週間の月曜日は電機大学で学習

 この3週間の夜は東京電機大学の千住アネックスでロボットについてのセミナーがあります。AI時代のロボットの現状やロボット社会の将来について学習しようと思っています。
 人手不足の時代にロボットが人に代わって作業をする、果たして「なんでもくん」の操作が出来るかに関心があります。整版から印刷まで人に代わって出来ればどんなパッド印刷機も勝る自動印刷機が存在することになります。そんな時代が来ることもあるかも知れません。そんなことが想像するのも楽しいもんだと思います。
 年をとっても勉強することは忘れたくない。
大阪の都ホテルでの証券会社のOB会で東京地区のOB会の役員が出席者全員に「ボケ除け小唄」の歌詞を配布した。皆高齢者だから昔流行った「お座敷小唄」を覚えている、それを皆で合唱することになったが、自分も高齢者の一人だと強いられたようで何となく微妙な感じがした。
 結構長く面白い歌詞なので紹介します。
「♪何もしないでぼんやりと テレビばかりを見ていると 呑気なようでも年をとり 十年早くボケますよ」
「♪仲間はずれでただ一人 何もやることない人は 夢も希望も逃げて行き 年もとらずにボケますよ」
「♪酒も煙草も飲まないで 唄も踊りもやらないで 人のあらなどさがす人 他人の3倍ぼけますよ」
「♪ゴルフ・カラオケ・釣り・将棋 趣味のない人味もない 異性に関心持たぬ人 友達ない人ボケますよ」
「♪風邪を引かずによく食べて 足腰きたえて早寝して 頭使っておしゃれして 根性持たなきゃボケますよ」
「♪年をとっても白髪でも 頭禿げても若い気で 恋を忘れたやぼな人 色気を出さなきゃボケますよ」
こんな歌詞ですが、何か今一でないかと思えますが。的を射ているようなところもある。だれが作詞したのか聞くのを忘れたが、作者自身が暇人なのではないかと思える。
いずれにしても高齢者社会真っ只中だと思う。

楽しかった足立伝統工芸品展

足立伝統工芸品展が4日5日に東京芸術センターの21階の円形劇場で行われています。
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 昨日の初日に行ってきました。今回は葛飾区、台東区の伝統工芸士の方も出展されていました。葛飾区の手描友禅の兵藤さんはこの展示会に「おおかわ」の大川さんに触発されてこの展示会に出展されたようで大川さんが付き添っていました。
葛飾の伝統工芸士

手書き体験コーナーが設けられていて帰りがけにmayセンスを購入しようと思っていました。
 足立の伝統士会場は旧知の彫刻の三本杉さんは病気療養中で展示物はありましたが姿は見えなかった。東京銀器の坂巻さんや打刃物の川澄さんとは他の展示会でも一緒になることが多いので親しい間柄になっております。江戸指物師の飯岡さんはいつものように神棚をつくっているプロモーションをしていました。私は小さなまな板を販売していたので購入しましたが、我が家のキッチンは狭いので持ち帰ったら家内は喜んでいた。それに切りカスとも言える端材を無料で持ち帰る事ができたので、飯岡さんがいっぱい出してくれたので、我社では印刷治具として使えそうな板切れを沢山貰ってかえりました。
 川澄さんのところでは生花の剣山を販売していたので、生花が好きな大黒鮨のマスターにお土産に持って帰ることにしました。
 昨夜持っていったらこんな大きな剣山を探していたが見つからなかったと大喜びしてくれた。店内は客で一杯だったのに直ぐ帰ろうとしたら、とにかく生ビールを1杯でも飲んでいってくれと無理やり席をつくって飲まされた。常連客が自分の娘3人や亭主と孫たちが大勢いて大賑わいで席を温める気にもならず、自宅でテレビで日本の卓球を見たいのでそくさくと帰って来た。
 家内の土産として兵藤さんに手書きで書いてもらった扇子をあげたら結構喜んでくれた。日本の中学生が世界卓球で強敵と言われていた選手を気持ちよく負かしたので気分がよかった。女子の平野は3位で終わったが未だこれから成長するだろう、男女混合は金メダル、日本の卓球はこれからまだまだ伸びる予感がしている。
 とにかく土曜日は仕事から離れ楽しい時間が持てた。

何にでもチャレンジする気持ち

 昨日も色んな物への印刷依頼が有った。竹製のゴルフボール付きの孫の手に2ヶ所に印刷、これは爪の立っている側にイラストを印刷するのでパッド印刷でなければ出来ない。
 サッカーボールへの4色印刷、これは下地に白印刷をしてその上に3色の掛け合わせがあるのでかなり難しい印刷になる。ボールは一度動かしたら位置が確定できないので厄介なものになる。1個づつ色合わせを出来るような治具を考えなければならない。手探りで印刷位置を確定する、しかも正確に位置を確定する技がモノを言う。
 シリコンゴムの薄い板への印刷依頼もあった。これは葛飾区の「おおかわ」と言うゴム成型会社の社長が親しくしている会社の社長さんで、数量がかなり多い、週明けに見積もりを出す。
 また、昨日材料を持ち込まれ、印刷データを見たら極精細で普通の印刷では表現できない、しかも厚紙でオフセット印刷でも出来ない。シルクスクリーン印刷では400メッシュのハイメッシュであれば製版は可能だが、溶剤タイプのインキでは直ぐ目詰まりして印刷できない、弊社のUV乾燥機に入る大きさなのでUVシルクで印刷することにした。
 美顔器の指玉子に試作印刷するのも入ってきた、テレビで有名になっている「ぐでたま」のイラストの2色印刷でこれはパッド印刷でなければ出来ない。
 また、可食インキでりんごにパッド印刷をしたいと言う人がいるので印刷方法を教えることにしたが、世の中にはまず色んなものに印刷ニーズがあることに印刷の仕事の可能性を見出すことが出来ると思える。週明けには「なんでもくん」の出荷もあるが、印刷の持つ高付加価値性に気が付く人が増えている。
 今日と明日は千住の芸術センターの円形劇場で足立の伝統工芸展がある。それに葛飾の伝統工芸士も出展しているらしい、先ほど話に出た「おおかわ」の大川さんが付き添っているらしい。大川さんは最近地域産業のコーディネーターのようになっているらしい、私も顔を出すつもりでいる。
 ツバメ

 弊社の軒先に毎年燕が来て子育てして行く、今年も楽しませてくれたが、昨日4羽が巣立っていった。しばらくは子供の飛行訓練や餌取りの訓練で夜は帰ってきているだろう、この家族が全く居なくなると次のツバメがやってきて巣篭ることになる。毎年2度ツバメが巣立ってゆく。
 ツバメは安全安心を一番要求している。カラスが狙っているが弊社の軒先には入れないように守ってやっている。

手間の掛かる仕事の連鎖

 最近手間の掛かる仕事が続いている。
車検証入れ
これなども外車の車検証入れだが、表面がデコボコしているだけでなくベルトが有り、厚みがあるのでドライラックで乾燥出来づ、ダンボール板の上に並べ店頭の床上に並べて乾燥させている。表紙にはアンコが入っているのでフカフカしているのでシルクスクリーンではやり難い仕事になっている。印刷位置を固定するための受け治具にも随分と工夫が要った。おまけに印刷データの中には細い線、ルビの小さな文字、太い文字が混在していて、印刷するにはインキ粘度やスキージコントロールが必要で私以外には誰もやりたがらない。
 次の仕事も工程数が多い、12面体の成型品に12カ国の国名を印刷する、長い国名もあれば短い国名もある、それらを12面の中央部分に印刷を入れなければならない。一国づつ印刷すると12工程になり印刷経費が嵩む、円筒形ならば局面印刷で一工程で済むが、シルクスクリーン印刷では12工程になるが、パッド印刷なら二国を一度に印刷出来る、6工程で済ませることにした。
 昨日はその受け治具を作るのに苦慮した。版も二国づつだと6版作らねばならない、その版を2版で済ませることにした。版代も高いので2版で済ませるだけでもかなり経費が少なくなる。国名の文字位置も淵から3ミリと指定されているから位置合わせの治具を作るにもかなりの精度が要る。
 今日はそれを使って印刷テストをするが、私が作った印刷治具が私が思ったような効果が出るかどうか、上手く出来れば良いのだが、私の治具作りの真価が問われる事になる。こんな受け治具を治具専門の会社に頼めば数十万円掛かってしまうだろう。それを社内で作るのが面白い、それが楽しくてものづくりを止められない。
 このところ「なんでもくん」ユーザーも増え続けている、ヘビーユーザーも増えている、皆ものづくりの大好きな人達なのだろう。そう言う方々との交流が私を元気にさせてくれている。
 昨日もものづくりが大好きだと言う金属加工屋が来た、区の産業振興課を尋ねたら安心堂を紹介されたと言っていた。
 この人の考案した薪割り機は太い木でも力を入れる必要もなく、長さ70センチくらいのステンレスの筒の先に付いている刃を木材に当てて置いて、上から芯棒をストンと落とすだけで薪が割れてしまう、それを動画で見せてくれたが、容易に薪が割れていた。筒状のステンレス棒にロゴや社名を印刷して欲しいと言う事だった。この人もものづくりが大好きで何台も留められる自転車の駐留機を開発してどこかで使ってみてもらったらしい。大好評なので商品化したいと言っていた。TASKも知っているそうで、今度TASKに出品してみようかとも思っているらしい。
 この人とも長い付き合いになりそうな気がする。
 

売れる商品開発に繋がるパッド印刷

 月末最終日にある大手電線会社から「なんでもくんANGー4」の注文が入った。ゴム製のコネクターのある部分に印刷を施す事によって商品価値が上がる、購入した人の使い易さが格段に上がる、ちょっとしたサービスが商品イメージを変えてしまうからだろう。
 最近はシリコングッズが色んな業種で使われるようになってきている。それらに印刷したものを見ることが少ない。シリコンゴムにはインキが定着しないと思っている印刷屋も多い、何故ならシリコンゴムに印刷するインキを自信を持って販売する印刷資機材屋があまり無いからだろう。一部シリコンゴムインキとして販売している会社が古くからあるが、価格が通常のインキとは比べようもないくらい高価なものになっている。印刷コストが高くなってしまうので手を出しにくいと言うのが現状だろう。
 昨日もあるお客さんがお出でになって、シリコンゴムに印刷したがっている会社があるが紹介しても良いですかと問われた。もちろん快諾したが、弊社では他より比較的低価格で印刷を提供することが出来ている。喜ばれる事に違いないと思っている。
 今月に入ってから可食インキを手に入れることが出来たが、それをパッド印刷することを教えて欲しいと言う人が来ることになっている。食品に印刷出来るインキジェットプリンターも普及しているが、このプリンターはかなり高額投資になるのでそれなりの販売力のあるところしか導入できないのだろうと思う。「なんでもくん」なら差ほどの投資リスクは少ない、大量のものでなかったら手作業で消化出来ると思う。丸い砂糖にキャラクターの印刷をして商品化しているところもある。
 この時代あまり人がやってない事をやる事によって自分のマーケットになるチャンスは幾らでも有る。一昨日のTBSの「あさチャン」の「あさトク」で「あだち工場男子」が特集されていた。しまや出版が全国で話題になっている。足立区のものづくりが全国に伝わっているのを見て我事のように喜んでいる。小早川さんが人がやってない事を先陣を切ってやったことが大きなマーケットを創出した例でもある。
 六月が始まったが何が起こるか分からない、昨日も旧知の人だがある印刷会社の営業マンとして就職したと言う、その彼が「どこでもくん」や「じざいくん」を販売させて欲しいと言われたが、「どこでもくん」や「じざいくん」は私の「なんでもくん」を購入して頂いた方にしか見せてもないし販売もしてないとして断った。これは私のマーケットだから余人に渡すようなことはしない、普及しすぎて競争社会にしたくない。「なんでもくん」ユーザーだけが繁栄することだけを願っている。最近消耗品のリピート注文が増えているので喜んでいる。皆さんの事業展開が成功している証だと思っている。
 
 
 
 
 

人に喜ばれる事が元気の素

 昨日昼食を食べ始めた途端に前日から取り掛かっていたピンバッチへの名入れしたものを引き取りに依頼社の社員が来た。弁当の飯を咀嚼していて直ぐに話が出来ない状態だったが、やっと飲み込んで話ができた。
 出来上がっている商品750個を見て感動した面持ちで礼を言われた。納品直前に放送局の名前が入ってないのに気付き、知っているパッド印刷屋2,3軒に当たったが何処にもできないと言われ顔面が蒼白したらしい。750個のうち一個だけがピンの付け位置がずれていて印刷余地が無いのがあった、それ以外全てにきちんと名入れされているのに驚いていた。私が隙間が必ず出るようにする印刷治具を作ったのだが、それには印刷する場内の者にも感動された。この治具がなかったらそんなにスムースに印刷も進められなかった違いない。パッド印刷には受け治具が要だといつも思っているが、今回のは自分でも傑作だと思っていた。人に喜ばれる仕事が出来、嬉しいのはこちらの方で、よくぞ持ち込んでくれたと感謝したい気持ちになる。
 昨日も長い付き合いになる「なんでもくん」ユーザーから標準品でない特注の大きさの版の注文されて、原版の取り都合で注文数より多めに出来てしまったので、電話を入れたが、出来ただけ納入して欲しいと言われたが、この人にもいつも礼を言われる。印刷することで自分の商品が物凄く売れる商品になった、お礼に行きたいがとにかく忙しいのでその暇がない、と言うのは嬉しい話で、その人の成功を心から楽しんでいる。
 また、他にも自分商品がこれほど売れる商品だとは思いもしなかった、印刷することで何倍もの売上になっていると言う話をしてくれる人も居る。印刷の持つ高付加価値性に気づく人が最近増えているような気がする。
 また、「なんでもくん」を使っていた会社を辞めたが、自分の会社でも使いたいと言って昨日送った所もある。パッド印刷はどんな職場でも利用価値はある、最近は消耗品が品切れになる時もあるがすぐ対応できるのも嬉しい事としている。
   

困っている人を見過ごせない。

 昨日の昼近くにピンバッチの裏面に印刷が出来るかと言う問い合わせがあった。ピンが立っているとパッド印刷でなら可能だが、パッドに穴が空いてしまう。損傷してしまうパッドの代償を頂ければ出来ますよと言ったら、それを含め印刷代を見積もりをして欲しいと言うので見積もって差し上げたが、依頼者のOKが出たら是非印刷して欲しいと言っていた。ところが、印刷を直ぐ、しかも今日やって明日には欲しいと言うので即答はできなかった。ちょっと待ってもらって場内の者と印刷スケジュールを変更出来るかと相談したら、午前中に終わる仕事が有り午後に取り掛かる物の段取りは私がしてあったが、それは一日ずらす事が出来る、ちょっと忙しくなるがなんとかなるだろうと言うので何とかしましょうと答えた。よほど困っていたと見えて午後一番には750個のピンバッチを持っていくと言って大喜びしていた。「人を喜ばせる喜び」が弊社の基本理念になっている、困っている人を助けるのは喜ばれるがそれが縁で次への展開が始まることも多い。
 午後一番でピンバッチを持ってきたが、前回やったサンプルも持ってきたが、前回まではピンを取り付ける前に印刷していたのに今回は印刷を忘れてしまったらしい。前回までシルク印刷してもらっていたところが針が立ってしまったら出来ないので納期が迫っているのに困っていたらしい。
 持って見えたピンバッチの留め金を全員で取り外し、その間に私が受け治具を作ったが、昼休みの間に印刷の受けジグをつくる用意しておいたので持ってきてから差ほど時間がが掛からずに印刷に取り掛かれた。私が作った受け治具が印刷をスムースに出来るのを促進していると娘達が賞賛してくれた。昨日は私も焼付など手伝って、追い込んでおいたので今日の昼位には手渡すことができるだろう。
 このところ「なんでもくん」の購入者やユーザーからの消耗品のリピート注文が重なっている、中には在庫が払拭して少し待って頂かなければならないものが出てしまっている。私の「なんでもくん」がいろんなところで活躍しているかと思うと嬉しい限りだ。
 娘は日曜日のビッグサイトでの「デザインフェスタ」で大好評だったので色んな喜びの報告を受けた。「なんでもくん」が欲しいという人も居るらしい。パッド印刷のニーズはこよなくある。娘も自信を重ねることが出来たようだ。
 娘が参加している「足立ブランドyouth」の会長の出版した本が炎上している。足立区のものづくりが全国に伝わっているかと思うと我事のように嬉しい。今日もTBSの「あさチャン」で「あだち工場男子」についての放送が予定されている。今日はじっくり見ることが出来るだろう。
 
 

「足立工場男子」と言う写真集がヒートアップしている。

 最近テレビを見ているとテレビ各局が「あだち工場男子」と言う写真集を特集している。この本を編集し発売している「しまや出版」は「足立ブランド」認定企業である。「足立ブランド」認定企業はチーム「FC足立」として地域活動をしているが、チームの若手経営者や2代目の若手の後継者が「FC足立youthの会」と言うのを形成し、「しまや出版」の小早川さんが会長となり、弊社の2代目の娘が副会長となっている。若いだけにフットワークも軽く、近隣の区のものづくり団体と度々交流もしている。
 弊社の娘はただひとり、女性なので「工場男子」の写真集には掲載されなかった。申し訳かのように戦後の足立のものづくりを見て育った私の子供の頃に見、経験した当時の足立のものづくりについての小早川さんの取材を受け、その記事が数ページ載っている。
 私が子供の頃は終戦直後で、千住で空襲で焼け出され、越してきたのが今は梅島と町名は変わってしまったが、小右衛門町のガレージ横丁と称されていた所だった。数棟のガレージが立ち並び、その裏に運転手用の長屋住宅があり、その一軒が私の住まいになった。ガレージには1930年代のアメリカ製の乗用車が収容されていたが、戦時中には敵国の車だから使われずに収容されていたのだろう。戦後は木炭自動車に改造され、タクシーとして利用されるようになった。
 空いたガレージを借り受け、そこでフットプレス機を使って金属加工をする人達がいた。おもちゃ屋のバンダイが缶詰の空き缶を拾い集めたのだろうと思うが、どっさり持ち込み、その空き缶を隣の家が作業場になり、その空き缶をドラム缶の釜で苛性ソーダを煮ているのに浸けると汚れやラベルは簡単に剥がれ、きんきら金の真っ新な缶になってしまう。
 その空き缶にプレス加工した取っ手や如雨露口、金魚の型押しをした口の空いた蓋を被せて、塗装をする。空き缶が可愛い子供の遊ぶジョウロに変身する。これがモノのない時代だから大ヒットしたのだろう、バンダイのこの仕事は数年間続いた。これが戦後のバンダイの礎をつくったのかも知れない。ブリキの玩具が流行ったのもこの頃で、私もブリキのゼンマイ仕かけの自動車を兄に買ってもらったことがある。
 焼け跡から拾ってきたものでなんでも作った。私が考案したおもちゃを隣の玩具工場の親父さんに見せたら、「カンちゃん頭良いな、大きくなったら小父さんと玩具会社をやろうよ」と譽められた。その言葉が私の脳裏に焼き付き今の仕事の原点になっているような気がしている。
 私の家の隣ばかりでなく、小学校からの帰りに色んなモノを造っている家や作業場が有り、それを見るのが楽しみだった。足立区には自転車工場がいろいろ有り、その下請けの溶接屋なども、溶接が金属同士をくっつけてしまう。見ているのが邪魔と言うより目に悪いと言う思いからか、そんな時溶接に使う青酸カリをばら撒いて追い払うことが再三あった。
 しまや出版の「あだち工場男子」の取材を受けた時にこんな戦後のものづくりの話をしたら、見出しが「子供の頃青酸カリをまかれていた」と言うショッキングなものになっていた。
 当時はメッキや溶接に青酸カリが使われていて、手に入りやすかった。自殺する人に使われたり、帝銀事件のように一度に何人もの人が毒殺された大事件もあった。
 朝鮮で戦争が始まり朝鮮特需で日本の経済は立ち直る切っ掛けになった。隣のプレスやも子持ち爆弾の小さな羽根を付ける仕事をしばらくやっている時もあった。我が家はテレビが普及する前までは紙芝居で潤っていた。
 

今日は「あだちものづくりゼミナール」の総会

 今日の「あだちものづくりゼミナール」の総会ですが、私は懇親会の席で新製品開発の取り組みを発表するつもりです。今度の新製品のヒントもテレビニュースが気付く切っ掛けになりました。
 日常生活の中で人が困っているとか、人が喜ぶ、世の中に役立つとかがものづくりを気付かせる。私は印刷屋なので特殊なインキを開発することもあります。
 開発したインキで印刷すると思いもしない効果にぶつかる事もあります。研究は楽しい、すぐに成功することはないのですが、出来上がったものが人を驚かせる、これが楽しいのです。今日も楽しい一日になりそうです。
livedoor プロフィール
なんでも印刷日記
今パッド印刷に革命が起ころうとしております。
私のパッド印刷機は「なんでもくん」と言います。
形のあるものでしたら何でも印刷できるからです。
誰でも何処でも素人がまるで印刷職人のようになれる。
ある人は曲面の魔術師とも称しております。
興味のある方は安心堂の丸山に連絡下さい。

Profile
パッド印刷の伝道師
東京都足立区千住生まれ,小中高は区内です。
法政大学法学部法律学科卒業後証券界に身を置くも10年後、子供の時からものづくりに憧れがあり、生涯現役でいられる仕事を求め徒手空拳のまま全く経験の無い印刷業を開始し今日に至る。
株式会社安心堂として手動式パッド印刷機「なんでもくん」を開発し、販売している。またパッド印刷技術を活かし文字入り線香「焚経香」を発売している。
「なんでもくん」も「焚経香」も足立ブランドとして認定されました。
   自称「パッド印刷の伝道師」
現在あだち異業種交流会「未来クラブ」会長
「あだち大好き人間」を自認している。
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