なんでも印刷日記

パッド印刷って何だろう?曲面印刷って何?身の回りにある物にはほとんど印刷がほどころされている、どうやって印刷するのだろう? そんな疑問に答える日記です。 最近このブログを読んで印刷の体験の無い方でも名入れ印刷のプロ並の印刷を体験する方が増えてきております。 形のある物何にでも印刷できる楽しさを仕事に生かしています。 長年の印刷経験から生み出した手動式パッド印刷機、文字入り線香などの技術が認められ19年度「足立ブランド」として区から認定されました。全国各地から手動式パッド印刷機「なんでもくん」の研修者が年々増え続けています。  

第21回葛飾区産業フェアで「なんでもくん」が実演される

 葛飾区の東京都城東地域中小企業振興センターで工業・商業・観光展が14日(金)〜16日(日)まで開催されます。愛に来て、かつしか。キャッチコピーが面白い、毎年7万人くらいが来場するそうです。その中小企業センターで我が「なんでもくん」が展示され、ボールペンへの名入れ印刷を実演し、印刷したものを持ち帰ってもらうそうです。東京都デザイン創造塾でお世話になったセンターの伊東課長がハリキッテやるそうです、「なんでもくん」を評価していただいているので感激します。「足立ものづくりフェスタ」の体験コーナーでの人気が再現されるかと思うと心が躍ります。
昨日は「足立ものづくりフェスタ」の体験コーナーで使用した2台を3時過ぎに持って行き秋山さん、栗田デザイナーの両先生にお会いし、操作説明をさせて頂いた。伊東課長はお留守だったので秋山さんに操作の説明をしました。伊東課長が操作をものにしてくれることを願っておりますが伊東課長は印刷に関しては卓抜な知識をお持ちなので心配はないでしょう。
 帰ったら社内は大騒動でした、留守中に九州のあるメーカーから12センチ角位のペットの袋にベタの白抜き印刷でしかも2色印刷したものを東京のさる所に7時までバイク便でよいから届けてくれという事で大騒ぎしていた。袋状なので総ベタに近いとバキュームガ効かなく綺麗に印刷出来ないのが普通です。何処もやる所がないので九州あたりから我が社に放り込んで来たに違いないと思う。家内が四苦八苦していたので変わってやった、印刷の出来ないものはほとんどありません が当社のキャッチです、9時ころには目途がついたので相手に報告し帰った、今日は大変だ。
 私は東京都デザイン創造塾に参加して以来行動的な自分に変身しているのが分かります。あだちものづくり学習振興支援事業協議会の「中学生ものづくりフェスタ」へ参加し、区内中学校の技術家庭の教諭らとも親交すること、高校生の授業として当社工場開放、墨田区「産業高校」創設への参加など、ものづくりに関する事業に積極的になることが出来るようになった。

足立ものづくりフェスタが終った、少し疲れた?

 昨日はタフを誇る私でもさすがに疲れてダウンしてしまい仕事が出来なかった。9時20分丁度に千住マルイに入り前日まで展示された物を引上げた。振興課の係長はじめ工業係のスタッフは疲れも見せず対応していた、若さを感じさせる。未来クラブのメンバーも手際よく搬出していた、定例会での総括が楽しみです。この「足立ものづくりフェスタ」での最大の収穫は「ものづくり体験コーナー」だった、小さな子からお年寄りまでパッド印刷が出来ることを知ったことである。
 搬出物を会社に持ち帰り下ろした後、八王子の東海大病院まで初めての男の子の孫に対面すべく直行した。12時に着いたが残念なことに初対面ができなかった、3時からしか赤ん坊のいる部屋は見せてくれない事になっていた。外部からのばい菌の侵入を警戒し親ですら授乳のためにしか入れないとのことで、随分ある意味では変な事になっていて今日退院するらしいが急に無菌状態からばい菌の海に出て大丈夫なのかしら。
 娘が初産で喜んでいたのと元気なのを確認できたので退出し次は国立がんセンターへ向かった、娘と対談していた時から眠気をもようし、帰りの高速での渋滞時は眠気との戦いが辛かった。2時にがんセンターに入り先週手術した義兄にエレベーターを出た瞬間鉢合わせをした。術後の運動と称して時間を置いて律儀に歩き回っているそうだ、意外にへこたれていないので安心した。77歳で7時間の手術に耐え、人工肛門、人口膀胱からの2本の管と点滴スタンドを引き連れて歩いている様は痛ましくもあるが、すたすた歩く姿には生命力を感じ感嘆した。がんセンターには個室の対面室があり家内と義姉が色々話しているのを聞きながら睡魔に襲われ1時間以上寝込んでしまった。4時を過ぎてはもう会社に行く気になれなくて、義姉が越谷に帰るので送りながら食事をしようという事になり、今朝来たマルイまで来て9階の豆腐料理の店で義姉をねぎらった。
 普段健康を気遣いタバコを吸わず酒もほどほど運動も欠かさず律儀な生活を送っていた義兄がガンと言う病魔とここ数年闘っている。私のように毎日タバコを60本以上吸い、酔うほど酒を飲んで、睡眠時間も短く何一つ健康に良いと思うことをやっていない者が元気でいる。健康的な生活って何なのか分からないでいる、今までこれで来ていたので体に良いからと言って無理やりなんかをすることの方が怖い、へんなサプリメントや健康器具などは避けた方がよさそうだ。
 

好奇心の渦「なんでもくん」体験コーナー

 「足立ものづくりフェスタ」が終った。思いのほか来場者が少なかった、昨年の半分くらいしか来なかった印象だったが、それでも私等「未来クラブ」の前は結構人が群がった。
 昨日は11時から1時まで「体験コーナー」で老若男女に印刷体験をしてもらった、さまざまな驚きを見て体験者よりこちらが楽しんだ。あだちケーブルテレビが克明に収録していたので、おそらくケーブルテレビの視聴者も驚くに違いない。3,4歳の子供から80歳以上の人達まで体験してもらったが好奇心に年齢の差はない、喜びは皆等しい。色取り取りの綺麗な石を自分で選んでもらい「福石」と印刷してもらった。自分で印刷した石を持ち帰って貰ったが、子供も大人も良い記念になったに違いない、子供に親が”ありがとう”と言いなさいとしいていたが、本当に喜んでいた。自分でやっていながら印刷というものは本当に面白いと思う、単にきれいな石だと思っているのが、福石と印字されたときから特別な石に変身する、「コレを持っていると福が沢山きてお金持ちになるよ」と言ってもマサカと言いつつも大事に持って帰る。これをもって帰った人が皆幸せになるような気がするから不思議だ。
11階がものづくりフェスタの会場で10階の税の相談コーナーと一緒の地味なコーナーだったので気がつかない人が多かったと思うがそれでも来た人達は楽しんだに違いない、税務関係の人達も異常な反応を示していた。
この週末には葛飾区の「産業フェスタ」に「なんでもくん」を貸し出すが葛飾区民にも大いに楽しんでもらいたい。この経験が充分役立つと思うので担当者にそのやり方を伝授しよう。今月のビッグサイトの「産業交流展」でもこの経験は大いに役立つことでしょう。楽しんでばかりいて商売につながるかどうかが一番の問題だがいずれこの効果が出てくることを信じて楽しんでいる。
 今日は9時20分にシアター千住で展示していたものを搬出し、その足で八王子まで行って初めての男の孫と対面し、帰りには築地のガンセンターで大手術をした義兄を見舞い、帰って明日納品する「なんでもくん」を整備しなければならない、休日だといってジッとしている暇はない。

イヤー楽しかったホント!!

イヤー楽しかったホント!!
お祭りは本当に楽しい、楽しく無ければお祭りじゃない。今日もう一日楽しめる。
今日は昨日より楽しくするぞ!!

足立ものづくりフェスタ

今日、明日は足立の北千住マルイの11階で「足立ものづくりフェスタ」ガ開催される。「なんでもくん」の体験コーナーも設置される。「未来クラブ」の皆もでる。
焚経香やお守りは即売する、がんばるぞー!!

やっと女系家族に男の子誕生

 昨日午前5時36分に私の長女が男の子を産んだ。やっとオチンチンが拝める、会いに行くのが楽しみです。外孫だが自分の血筋に男の子が一人でも出来たのはやはり嬉しい、頭が大きく産むのに苦労したそうだが母子共に健康だというので安心した。飛んでゆきたいところだが仕事に追われているので直ぐに行けなくて残念至極、私には娘が4人孫も4人とも女だった、今度こそ男の子と言っては裏切られていた、やっと、やっとと言う感じだ。私の姉達は皆男の子ばかりを産んでいる、どうして偏るのか不思議な現象だった、その偏りが是正された。
 昨日は「焚経香」「なんでもくん」の客が相次いで来て、予定の行動が取れなく遣り残したものが又多く残ってしまった。両者とも産みの苦しみは充分すぎるほど味わった。やっと日の目を見ようかと言う所だが、何か私にも男の子が授かり大きな転機が来ていると良い方に無理やりだが結び付けて考えたい。昨日新しいホームページも生まれた、ヤフーにも登録することにした、これを切っ掛けに何かを掴みたい。
 今年は東京都デザイン創造塾にも参加し、あだち異業種連絡協議会の会長も引き受けざるを得ないことになったり、「ものづくり学習振興支援事業協議会」のメンバーになったり、我が人生で初めて挑むことになったことが多い、キャパを超えていると思えるが何とか全てを乗り越えようと努力している。お蔭様で支援してくる仲間も多く支えられている感じでうれしい。
 足立区に産業センターが生まれる、未来クラブの会議室利用を年間確保できるようになる、産業振興課の係長が各団体が利用できるよう手配してくれた。なにか足立の産業振興にも新しい息吹を感じさせる。全てが良い方向に動いていると考えるノーテンキな自分を省みなければと思うが生まれつき何でも良い方にしか考えない、今から初めて生まれた男の孫と一杯のみに行くことを楽しみにしている。夕べは一人祝杯を挙げた、寄ったのが遅かったので他に客はいなかったが12時過ぎまで気持ちよく飲めた。

デザイン創造塾の同期生からメールが来た

 デザイン創造塾の同期生からメールが来た、物凄く嬉しい。私のブログを読んでくれているとの事でなおさら感激した。彼は最近の若い人には無いようなもの静かで人を安心させるような雰囲気を持っている素敵な好青年と感じていた、その彼からのメールだから嬉しい、12月には再会すると楽しみにしていた。私の半分くらいの年齢に違いないが、こういう若い人と交流できる幸せは私の年代の同級生にはあまり無いだろうと思う。
 昨日も小中高と同じ学校を卒業したお茶屋を営む旧友の店に久しぶりに寄りタバコを購入した。彼は同級生と時折ゴルフを楽しんでいるようで皆私の知っている友達ばかりだが、どうも一緒に遊ぼうという気になら無い、話題が弾みそうにはならないからだ。それぞれ各界で活躍していた過去の話は豊富で楽しいが、一通り話を聞いたら後はそれの繰り返しで面白くもなんとも無くなってしまう。これから如何するというような夢のある話ができない、彼らはメールなんてとんでもない、インターネットだって覗いたことも無い、話のすり合わせも出来ない。お茶屋の彼は”年寄りなんだから無理するなよ、いいかげんもうゆっくりしたら”と良く言う、余計なお世話だ、ほっとけ!と内心いつも思う。自分と同類でないのが面白くないのだと思ったりする。
 今月末に那須温泉に行く高校の同級生はメールで情報のやり取りがあり多少救われる、皆アドレスを持ち私のブログを時には読んだりもしている、オフカイのような感じで会うのが楽しみで、私が参加するのを楽しみにしていてくれる。
 これから社会で花を咲かそうとしている若い人達との交流はこれから如何成長して行くのか楽しみが多い、孫の自慢話や自分の世界の話しかできない連中とは話が弾まない。とは言うものの私が最初に授かった娘が夕べ産気づいたと連絡があった、未だ生まれない、初産でしかも高齢出産なので多少気にかかる、無事生まれてくれると善いが。
 

忙しいとは心を亡くすこと

「忙しいですか?」「ええおかげさまで忙しいんですよ」「そりゃ結構ですね!きょうび忙しいところは少ないのに羨ましいですよ」「金儲けで忙しいのなら良いのだが、お金を儲けようとして忙しくしているのだが少しもお金にならない」こんな話をよく聞く、本当に何をやってもお金にならない時代になってしまったような気がする。今お金になるのは株式だけではないかと思う、村上ファンドなどはやりたい放題が出来る。金が金を呼ぶこれが資本主義の行き着くところではあるが。その世界がたまらなく嫌で証券マンを捨て、ものづくりに走った。後悔はしていないが少しはお金も欲しい、のんびり年金生活している同級生が羨ましい時もあるが何かをやっていないと気がすまない性格が災いしている。
 あまり忙しいと目も気も行き届かなくなる、結果信頼を失わせる危険性がある。緻密な行動計画を立てなければと思っていても1日はハプニングの連続だ、ツイ何かを忘れることがある。忘れてしまったことが重要な案件であったり、自分とすれば些細なことでも相手にとっては重大なこともある。それを非難されると言い訳をしたくなるが、非は自分にあるので怒鳴りたくても怒鳴れない。自分を理解してくれる秘書みたいな人物が欲しい、そんな気分になる事がしばしばある。
 忙しいという文字は心へんと亡くすと書くが確かに忙しいと不義理をしてしまう、忙しいことは良いことではない。みのもんたさんのような能力のある人は別格だが。
 最近の男はだらしない言われている。1日中忙しい思いをして自宅に帰り少しはホッとしたい、外で100%気も体も使ってくたびれて帰ったら家庭内のことで女房から責めたてらる。ツイ家庭内のことは女に任せて自分のリハビリだけを優先させてしまったり、後で収拾しようとしても遅すぎることが多い、それが原因で夫婦は離婚することになる。女は女で忙しい、男は男で忙しい、お互い理解が出来ず相手を非難する、それで熟年離婚が多いのだと思う。
 昔の男はよかった、女の出来る仕事が少なかった「女は三界に家なし」とか言って男について生活するしかなかった。韓国では「女は三日殴らないと狐になる」と言うことわざがあるようだが羨ましい。先日女性会館「エルソフィア」での展示に行った時、昼食をしこちらはコーヒーを飲んでいるのに4人の中年女性が生ビールを大ジョッキでいきおいよく飲んでいる、それも昼間からだ、酔わないのかしら、いくらビール好きとはいえ私などは昼間は気がひける。今は「女は三界に家だらけ」あの自信に満ちた飲みっぷりはたいしたもんだ、ヨン様を追っかけて韓国に行って殴られてくれば良いのにとツイ僻みたくなる今日この頃です。

夢を広げる活字の世界

「夢を広げる活字の世界」これはあだち広報10月号の特集である。印刷に携わるものとしては何かピンと来ないものがある。本を読みましょうと啓蒙するために使ったと思われるが、活字は印刷の世界では皆無とは言わないが印刷業界ではほとんど使われなくなっている。新聞も出版物も活字は使われていない、もう少し違う表現がなかったのかしら。足立区には今年直木賞を受賞した朱川湊人さんという若い作家がいる、彼を特集し文化、芸術を標榜する区にしようとの思いからだと思われるが、若い人達に活字という言葉が理解されているだろうか?字が活きているという意味ではうなずけるが。
 同じ印刷物でも私たち視覚的なグラフィックに近いものと内容表現の文章物との違いがある。その差かしらとも思うが活字と言うと昔近所の印刷所で活字を拾っている職人の姿が懐かしく思い出される、活版もほとんど樹脂版に変わっている。あの人たちはその後どうなったのだろうかと気にかかる。
 今日はあだち祭りの打ち合わせがある、「なんでもくん」の体験コーナーについて説明があるので出てきて欲しいと役所から連絡があったので5時に出向かわなければならない。区民がどんな反応をするか今から胸がわくわくする。
 今日も追記に昨日の続きを書いておこう。続きを読む

私の子供のころエンターテイメントは紙芝居だった

このブログは私の娘達も読んでいる、私の子供のころの話を伝えておきたい。先週中学生と振れ合ったら色々思い出され、追記に今日書けるだけ書いて後はまた時間を見て書くことにしよう。続きを読む

中学生ものづくりフェアが終ったら今日はあだち3Rフェア

 足立区では、地球環境にやさしい資源循環型社会の実現を目指し、ごみ減量・リサイクルの推進に取り組んでおり、その一環として、区民一人ひとりに3つのR「リデュース(ごみを減らす)、リユース(くり返し使う)、リサイクル(資源として活かす)」を意識してもらい、徐々に環境にやさしいライフスタイルに変えてもらおうと昨年からこのフェアを開催している。2日目の今日は私が当番で区役所アトリウムで地球温暖化問題を区民に問いかける。
 昨日は第1回中学生ものづくりフェアで異業種交流会未来クラブ、オンリーワンの数社が製品を出展した。ロボコン、木工作、蕎麦打ち、ゆかた着付け等が行われ、ものづくりに関心のある子供達が各中学から参加しその腕を競った。蕎麦打ちは自分でも時々やるので興味深く見学させてもらった。閉会の折に異業種連絡協議会の代表として挨拶をさせられた、ものづくりは歳を取っても楽しいものだと話しをさせてもらった、子供達の反応は如何だったか分からなかった、拍手なら分かるが司会の先生の”礼”と言う掛け声にはまいった。そういえば私らの小中学生のときもよく”礼”をさせられたのを思い出した。
 オンリーワングループの最近入会した若い人2人とITについての話をしたが、「未来クラブ」ではFAXは一切取り止めML、スカイプ、メッセンジャー等使ってコミニケーションを図っていると言ったら驚いていた。また私を含め4人くらいがブログを書いているといったらますますビックリしていた。他のグループはいまだにFAXに頼っているらしい、しかしオンリーワンはこの若い二人のITスキルを活かしホームページをブログ化している。また会員の製品をネット販売出来るようにしているらしい、この点では未来クラブより進んでいる、これは我々も参考にしたいと思う。会員間のITに於ける落差がかなりあるのも事実だがインターネットを度外視しての企業経営はありえないと思っている、皆もっとIT武装を充実する事を願っている。
 閉会後未来クラブの一番若いメンバーマコト工芸の堀井君としばし彼の事業に関しての話しをした。最近ホームページを立ち上げやる気満々で話しがし易い。「未来クラブ」に入会して以来かなり意識改革が進んでいるように見える、来年度のデザイン創造塾に参加することを薦めてみた。

 

未だ少し酔いが残っている5

 波乱の9月が終り激動の10月が始まった。シティビジョンで「未来クラブ」共々「なんでもくん」の紹介とギフトショーでの異常と思えるほどの反響から始まった9月は我が人生の折り返し点を意識させるような毎日だった。これほど多方面に忙しかった月は無いと思うほど色々な諸行が私を翻弄した、どれもこれも充分こなしたとは言いがたい、しかしこれほど幸せを感じた月は無い。自分の存在が確認できるほど幸せなことは無いのではないかと思われる。私でなかったら絶対出来っこないと自負できることが多かった。と有頂天になる気分をいっぺんに吹き飛ばされるような事件が昨夜あった。自分の小さを痛感する、こんな人になりたいなあと思わせる人と一緒に飲めた。
 人と人のつながりの妙を感じさせてくれた。以前足立の新国際人と紹介したこともある女性だがこれほど不思議な人にめぐり合ったことは無い、私が毎日のように飲みに行く「クジナ」のママだが、自分ひとりで店を切り盛りしていたのに自分の幼友達夫婦に任せてこのところ姿を見せずどうなっているのか不安視していた。昨夜遅くにいつも見る割烹服とはと違って黒を主体としたコスチュームと元々美形な顔立ちなので別人を思わせるようないでだちであらわれた、身につけている装身具も半端なものではない。客として登場し結局は私たち夫婦に酒を振舞った。
 この人は店を3000万円くらい掛け、この4月に店をオープンし、何をやっても流行らなかったところで開業し、少しずつ私らを含め固定客が増えてきていた。その店をなんと幼友達夫婦に居抜きで貸したのだ。それも家賃13万円という破格の家賃でだ、権利だ保障だという事も全く無く、昨日までやっている状態、冷蔵庫にある食材からテーブルにある爪楊枝までそのまま貸し与えてしまった。この幼友達と来日し、その経緯を聞いた事があるがここに来るまでの話しを聞いたら時の経つのを忘れさせるほど面白い。その友達が苦難に立ち向かっているのを知り、自分が苦労をして作ったものをポンと譲り渡してしまう、いくら金持ちだといいながら中々出来ることではない。この夫婦も亭主が何でも美味く食べさせるのでこの後も繁盛させると思う、頑張って欲しい。楽しく飲んだり食ったりした挙句おごってもらってしまった。
 今未だ少し酒が残っている感じだが今日は「中学生ものづくりフェスタ」に出なくてはならない、「なんでもくん」を出荷しなけれがならない、二日酔いしている場合ではない。

平成17年度の「売れる商品デザイン創造塾」が終った

 今日いや昨日(未だ寝ていないので本当は今日)「売れる商品デザイン創造塾」が終った。城東地域中小企業支援センター江畠所長から修了証書を拝受しました。東京都中小企業振興公社の柿沼理事長も臨席している前で恭しく行われた。
 4ヶ月あまりの間講師受講者共々同じ時間空間を共有した事は貴重な経験として各人の人生に大きく活きる事と確信できます。あいだみつおの言葉を借りれば人の幸せは人との振れ合いから始まるというがまさにこの創造塾は色々な人と触れ合うことが出来た、皆幸せになれる事と思われます。
 終ったというが私にとっては始まったといった方が良いかも知れない、物事には一応区切りが必要なので終了というが、卒業、定年なども終わりではなくて皆始まりなのだと思う。懇親会で江畠所長、柿沼理事長と同席させていただいたのも初めてなのですが、この振れ合いはまさに始まりです、面白い話を色々聞かせてもらい、今度秋葉原にお出でよと言われたが本当に理事長室を訪れようと思う、ざっくばらんな人柄に惚れてしまった。
 私のプレゼンテーションはパネル製作を始め不完全燃焼で終ってしまった。お粗末なPC技術が腹立たしい、このところやることが多すぎてデザイン創造塾の課題に取り組む時間が少なすぎた、12月までにはもっと整備しなくてはと思う。しかし学んだことは多くあった、野口講師に手厳しい意見を頂いた商品のデザインはお粗末そのものだったが、中小企業としてのビジネスデザインは大塚講師から多くのことを学ばせて頂いた。師はとにかく元気を呉れる、励ましの名人だと感じた。本質を見抜く慧眼は何処から来たものなのか、余程苦労をした経験があるのだろうか?今後の中小企業のあり方を示唆する説得力には敬服した。
 初めてこういうようなセミナーを受けたが、塾長の薬師寺さん始め秋山さん、伊東課長、センターで出会った方々すべてお人柄が良く、嫌味のあるような人に出会わなかった。何か第二の故郷のような感じがしてきた、受講生の人達も皆印象に残るような素晴らしい方たちでこれを縁にどんな将来が待ってるか楽しみになってきた。再会が楽しみです、皆さんに有難うと頭を下げたい。
 帰りに行きつけの飲み屋によって修了書を見せたら、歳をとっても勉強なさるんですねー、と言われた。人間死ぬまで勉強だよと殊勝なことを言って、本当は恥ずかしかった。酒を飲むと直ぐ馬鹿になる、いや飲まなくても馬鹿なのだ。
 

開発商品のプレゼンテーション

 東京デザイン創造塾で今日、参加企業が新商品のプレゼンテーションが行われる。説明にパワーポイントを使うように指示されたが私はパワーポイントを使ったことが無い、栗田先生に手助けしてもらって作るしかない。ウインドウズの基礎から勉強したい、だけど時間が無い。昨日は日にちを間違えてデザイン創造塾のカレンダー通りに行ってしまった。間違えたお蔭で予定をきめていたので余分な時間が出来た、伊東課長や秋山さん、丸善企画の松尾さん等と忌憚無い会話が持ててかえってよかった。
 帰りに区役所産業振興課にも寄れた。商工相談員の佐々木先生とも話ができた、先生はギフト・ショーにお見え頂いたのに忙しくまともに挨拶も出来なかった、産業振興課によって10月8日、9日のあだちものづくりフェスタの打ち合わせも工業係の切石さんとできた、浅見係長とも地域産業の将来についてもじっくり話ができ、私の気づかなかったことなど示唆されますます元気の元(エネルギー)を貰った、予定がくるっても何一つ不都合が無く返って良いことになる時もある。
 途中携帯に電話が入り「焚経香」のサンプルを持って社長が明日新潟に飛ぶのでオリジナルを作って欲しいと、新しい取引先から連絡が入り、帰ってから版を作った。この会社は当社の商品に大変な情熱を持ってくれている、精魂をこめて対応したい。お互い発展することを念じている。自分の商品に惚れ込んで貰うことは製造者冥利に尽きる、これだからものづくりはやめられない。

印刷と言えば

先生が印刷したもの
印刷と言うと大概の人は紙に印刷したものを連想する。
ところが私たちの身の回りにある物の大部分のものに印刷が施されている。例えばパソコンのキーボードのキートップにアルファベットや仮名、記号が記されているがどうやって印刷するのか知ろうとする人はあまり多くはない。時計の文字盤には精細な文字が印刷されている、どうしてあんな小さな文字が印刷できるのだろうかと不思議に思う人も少ない。
 印刷が施されているか無いかで商品価値が大きく左右されている現実があるのに気づいていない。写真にあるカッターに皆勤賞と印刷されていますが、これは8月に足立区内の先生が当社にパッド印刷の研修にきた時、自分で作ったデータで自分で版を作り自分で「なんでもくんANG−2」で印刷したものです。簡単に凹凸があるのに綺麗に印刷が出来ることに驚き、感動していた。カッター一つでも皆勤賞と印刷されているのと無いのとでは全く違うものに変身します。貰った生徒は記念品として大事に扱うことでしょう、言葉だけで皆勤賞といわれても買ってきたカッターと差別が出来なくおそらく忘れ去られてしまうでしょう。
 印刷があるかないかでこれだけ商品の付加価値が違うものになる、それを簡単にプロのように印刷が出来てしまう「なんでもくん」の価値を知る人が少しづつではあるが増えている。
 今日は午前中和歌山県の会社とスリッパメーカー2社が「なんでもくん」の体験に来る、かち合ってしまうので対応が大変です。自分の都合を繰り合せて見えるので断れない、短時間で納得していただく要領を身につけなくてはならない。

利益競争では負けても知恵比べでは負けるな

 株価が上昇し続けている。大企業は業績が良く景気が上昇する兆しのように言われているが我々のような中小零細企業には一向に良い兆しが現れない。構造変化に対応しきれていないのが原因だと思うが、仕事をし続けられていることをよしとするしかない。大企業の下請け仕事が全く無くなったわけではないが、仕事を請けるためにはかなり厳しい審査があるようです。それに対応するには機材人材にかなり投資も必要のようです。大企業は品質、コスト競争に負けまいと下請け企業にも厳しい要求をしてくる。投下した資本を償却するまで仕事を保障してくれるとは限らず、景気が上向いてきている今必要性があるからだけのことだと思うのだが、継続した仕事が欲しい下請け企業は努力を強いられる。
 「未来クラブ」の副会長と昨夜話しをしていたときに感じたことですが、大企業の仕事だからといって永続するわけでないので、私はその設備を増強すると共に知恵を働かして自社ブランドを確立できるものを開発しておくべきだと思った。あの天下のSですら、自社の業績が悪くなり方向転換を余儀されなくなった時は昨日までこうだと言っていた事がプツンと切れて後は何の音沙汰もなくなってしまう、昨年私はその事実を味わった。振り上げた拳の持って行き所が無くなってしまった記憶を今でも鮮明に持っている。良い勉強をさせて貰ったと理解しているが悔しい思いで一杯です。それをバネにして「なんでもくんANG−U」の開発を構想している。
 名の通った大企業の仕事だとツイ張り切ってしまう、我々もブランドに弱い側面を持っている、仕事が欲しいと尚更である。過去に何度も苦渋を味わっているので軽々に事を運ぶことを戒めている。あの有名なMの下請けで会社を駄目にした企業も沢山ある。今度本当に景気が上向き、仕事が入ってきたときが一番注意しなければならない。
 私は今一番力を入れているのは地域経済を如何にに確立できるかと言う所にある。異業種交流会で知恵を出し合って商品開発をし我々の意思で動かせる事業体を築き上げたい。
 

道路が空いていた

 連続して連休があったせいか台風を意識してか道路が空いていた。午前中は風が強く交通安全のテントが風にあおられ危ないというより寒く1時間くらいで引き上げた。その後昨日は東大近くにある本郷の私の家の菩提寺に墓参りに行った、例年車が混雑し時間がかかったが今年は渋滞もなくスムースに寺に着いた。家内の姉妹は7人誰も欠けていない、私の兄弟は7人の内5人他界している。1日置いた墓参りだがその差があまりにも大きい、二人だけの墓参りで少し寂しかった。寺も例年になく空いていて他に人がいなく暇な住職に捉まってしまった、つい交通安全のテントの話しをしたら「丸山さんあのテントはどういう意味があるのですか?」と聞かれ、あらためて聞かれると返事に困ってしまった。「腰の曲がったおばあさんと何処かの奥さんが茶を飲みながら話しをしていた、あれなんか仕事があるのですか?本郷では安全協会の会長が5分ほど車を止めていた婦警に捕まってしまって違反切符を切られたと言う、安協の会長だといっても通用しないので頭にきて町会が安協を脱退すると近所の数町会も一斉にやめてしまった、それが大きな問題になって大事になった」と、警察も困って収拾するのに大変だったと聞かされた。警察行政に協力し何かの場合お目こぼしに預かろうと言うさもしい気持ちが情けない、このような人にゴールドカードをあげてはいけない、交通安全は私たちの仕事や生活に関わる重要な要件で命に関わる問題だという認識を再確認するためのもので全く意味のないものではないと思っている。
 色んな団体に属するという事を「お金にもならないのに?」と言う人がいる(我が家の家内?)これは人の為と言うよりこの世で自分がやっている、生きているという事の再確認のためだと思っている。中には名誉だとかその立場を利用するため参加している人がいるが、端から見て直ぐ分かる、愚かしいこと思う。
 

ハリケーン「リタ」がまたまた米国本土を襲う・・どうなってんの?

 私は足立区の環境委員を委嘱されている、地球環境問題部会に属している。地球温暖化を特に問題視して活動している。
 CO2を一番多く排出していると思われるアメリカは京都議定書を批准していない。
このところのハリケーンの異常とも思える発生の仕方は地球温暖化と因果関係があるのではないかと論じられている。もしそうだとしたらそのつけが?そんなことを言ったら被災者に気の毒だがイラク問題も重要かもしれないが地球レベルの問題にアメリカも真剣に考える必要性があるのではないかしら。
 タイフーンで毎年慣らされている日本の対策は素晴らしいものがある、今年も各地でそれなりの被害があり被災者には痛ましい被害が出てお気の毒ではありますが、以前の状況だったらもっと被害が大きかっただろうと思う、事後の対応はかなり改善されている。税金の使いどころをお互い研究しあう必要があると思う。アメリカの被災者のスケールの大きさは日本では考えられない程で対策の遅れを感じさせる。戦争ばかりをやっている場合ではないと思う。
 今日は秋の交通安全運動で2時間ほどお付き合いをしなければならない、毎回無駄な時間を費やすようで嫌だなと思うが、仕事仕事と追いまくられているときにふと立ち止まさせてくれている。近所のオバハンやおじさん?と(私がおじさんそのものだが、)日常とは違う会話が出来新鮮さを感じることがある。この運動の成果か知らないが交通事故死は以前から比べると激減している。私も免許はゴールドカードになっている、今度書き換えるときは70歳になっているかと思うと嫌になるが、5年間も書き換えに行かなくてよいのは気分が良い。免許証の年取った指名手配者のような写真を撮られなくてよい、今度撮られるときはもっと酷いことになるだろうと思うと気が重いがあの写真は今の技術で何とかならないだろうか?
 

青天の霹靂・・・「応援してください」と言われた・・・5

 墨田区に再来年新しい高校が出来るそうです、その高校から「応援してください」とメールが入った、晴天の霹靂、まさに吃驚した。どのような経路でこのメールが届いたのだろうか、人の紹介かしら?ホームページを見てかしら?このブログを読んでかしら?応援するのはやぶさかではないが、本当だろうか?若い人達にものづくりの面白さを伝えたい気持ちは前々からあるので是非応援したい。しかし私のような零細企業の人間を本当に良く調べてから来てくれたのなら良いが、単にあちこちに当たってその中からそれなりの者を選ぼうとしているかも知れない。とりあえず応諾の返事は出しておこう、声を掛けてくれただけでも好しとしよう。
 今日は会社に出て請けている仕事を出社できる者だけでやらなければならない、こう連休が続くと零細企業は適わない、稼ぐ時間と客を失うのが一番怖い。納期を守ってやらなければ相手が困る。このところ数量の多いものが集中している、一時のために社員は増やせないココが下請け仕事の辛い所なのです。

くもの巣が物語るものはなに?

 あだち異業種交流会「未来クラブ」の定例会が昨日綾瀬プルミエであった、新入会員もあり、あだち祭り、産業展2005、異業種フォーラム2006等今年度のイベントについて報告、議論が楽しく展開し充実した時間を費やした。参加者の意識がますます高揚していくようで嬉しい。新入会員の芳賀さんは7月7日の「東久邇宮記念賞」の受賞に足立区から3名出席した時同行した方でその時「未来クラブ」を紹介したのが今回の入会につながった。色んな方面で活躍されている方でモチベーション充分の会員が増えてまた未来クラブの厚みが増した感じがする。
 デザイン創造塾を早々に切り上げ「未来クラブ」メンバーのアクセサリーのミユキさんに立ち寄った、行くたびに感じるのだが社員も増え仕事量が増しているのが窺える。充実した雰囲気が伝わってくる。弟さんが「なんでもくん」に関心があり説明させてもらったが、レーザー彫刻と印刷が加わったらまたまた新しい商品が開発されると思う。
 話している内アット言うまに時間が経ち定例会の時間が迫り退出した。自分の駐車場に車を置きタクシーでプルミエに行ったが未だ20分時間があるので、小っ腹が空いていたのでいつも飲み会をする赤兵衛に隣接する中華屋でラーメンをすすった。その時奥に小部屋があるようなので聞いたら17,8名が座れる広さだというのでもしかしたら今日借りるかもと伝えておいた。
 喧騒な赤兵衛の酒席より静かな小部屋の方がよいだろうと結局昨日はその中華屋で飲み会をすることになった。テーブルが三つ並んでいたがなんとなく最近使っていないような雰囲気ではあったが、誰かがテーブルとテーブルの間にくもの巣が張っているのを見つけた。毎日掃除をすることが無いのだろう。老夫婦だけで切り回しているところに大人数の客が来たので娘夫婦が急遽手伝いに来、大童で対応しているのが良く見える、久しぶりの賑わいでバタバタ対応しているさまがなんとなく微笑ましい。赤兵衛が出来る前はきっと繁盛していたのに違いない。出てくる料理も決して不味くはない、ハリッキって作っている老シェフが痛ましい感じがした、常磐新線が開通し、来る時に乗ったタクシーの運ちゃんが言っていたが綾瀬の乗降客が3分の2くらいに減ったのではないかと。この店の客が減ることはあっても増えることはおそらく無いだろう、時代は無情に過ぎて行く。
プロフィール

パッド印刷の伝道師

なんでも印刷日記
今パッド印刷に革命が起ころうとしております。
私のパッド印刷機は「なんでもくん」と言います。
形のあるものでしたら何でも印刷できるからです。
誰でも何処でも素人がまるで印刷職人のようになれる。
ある人は曲面の魔術師とも称しております。
興味のある方は安心堂の丸山に連絡下さい。

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